国際文化学科

本学学生と水泳スペイン代表チームとの交流会が行われました

東京2020オリンピックの際にスペイン水泳選手のホストタウンとして山口が登録されたつながりから、世界水泳選手権2023福岡大会に向けた事前キャンプのために、山口市に来訪されていたスペイン競泳代表選手団30名と7月16日(日)に、本学学生との交流会を企画・実施することができました。

浴衣や習字体験、折り紙やけん玉などの日本の昔遊びを通して、交流を深めました。浴衣体験では、本学のKIMONOサークルの学生が浴衣選びをサポートして、サークルの講師の先生方とともに着付けを行いました。

浴衣選びの様子1
着付けの様子2
着付け後の様子1
着付け後の様子2

習字や日本の昔遊び体験では、栄養学科の課外活動の一つである「山口‐ナバラコラボ広場」の学生が企画・運営を行い、国際文化学科でスペイン語や英語等を学んでいる学生が通訳を行うことで、異文化交流を深めることができました。

昔遊び体験の様子1
昔遊び体験の様子2
習字体験の様子1
昔遊び体験の様子3

2時間という本当に短い時間ではありましたが、食事も一緒に取ることができ、友好関係を更に深めることができました。参加者たちはお互いに貴重な時間を過ごすことができた様子で、選手たちも学生たちも双方に名残惜しそうでしたが、最後はみんなでバスを見送りました。

集合写真
お見送りの様子

【卒業生バトン(国際文化学科)】第十三走:後藤 美由紀さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第十三走は、木村 有希さんよりバトンを受け取った、株式会社LabBaseに勤務されている後藤 美由紀さんです!

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 後藤 美由紀(国際文化学部 国際文化学科 2013年度卒)
 株式会社LabBase勤務

 ~【仕事風景】ポートレートモデルの作品~

 中国語を勉強したい!と進学した山口県立大学で過ごした4年間は、今も私のベースになっています。
 海外語学・文化研修への参加や、4年次にはチワン族自治区へも赴き、中国のあらゆる文化体験をさせていただきました。ご退任された馬先生のご指導のもと、スピーチコンテストに出場させていただいたのも貴重な経験です。
 その他にもスカイスポーツサークルに所属したり、アルバイトを3つ掛け持ちしたりと、やりたいことはとにかく片っ端から思う存分やった4年間でした。
 現在は、理系院生に特化した新卒採用サービスのカスタマーサクセスをしています。ご利用企業様の新卒採用成功を考えコンサルする毎日は、日本の未来を創っている!と思うととてもやりがいがあります。
 並行してwith lifeという屋号で、個人事業も行っています。就活生へのキャリアアドバイス、ゴルフウェアブランド立ち上げ、ポートレートモデルなど、相変わらずやりたいことに猪突猛進です。
 在学生の皆さんにはとにかく大学生活を楽しんで欲しいです!大学生活で経験するすべてのことが、皆さんの糧となり基礎となります。勉強も遊びも社会経験も、二度と戻ってこない時間を存分に満喫してください!



~【大学時代の思い出の写真】海外語学・文化研修にて中国の友人と(左側)~

【卒業生バトン(国際文化学科)】第十二走:木村 有希さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第十二走は、林 美沙妃さんよりバトンを受け取った、株式会社 星野リゾート・マネジメントに勤務されている木村 有希さんです!

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 木村 有希(国際文化学部 国際文化学科 2013年度卒)
 株式会社 星野リゾート・マネジメント勤務

 ~職場での様子~

 私が山口県立大学を選んだのは、「地域に根ざした環境で自身が興味のある国際文化について、より実践的な学びができる」と思ったことがきっかけです。
 大学時代には韓国社会論研究室で学びを深めました。韓国への語学研修やスタディツアー、山口県立大学での留学生との交流を通して、異文化の面白さに自然とのめりこんでいきました。韓国語能力試験等を受けて語学力を測りつつ、語学検定以外には、国際交流を通じて興味を持った日本語教員免許も取得しました。
 現在は旅館で語学力を活かして顧客対応のかたわら、組織のマネジメント業務も担っています。そんな今も、大学時代の経験が活きていると感じる場面は多々あります。特にゼミ活動における様々な世代との出会いや経験が私にとって大きな意味を持ち、今の自分の礎を築いたといえると思っています。
 思い出深いのは、地域の皆さまにゼミ活動についてのアンケートを依頼し、その調査結果を紀要論文として作成した事です。とても大変でしたが、周りを巻き込みながら一丸となりひとつの目標を達成した経験は、現在チームビルディングを行う上でも役立っています。
 将来を不安に思う学生の皆さんも多いと思いますが、まずは今目の前の事に全力で取り組んでみてください。その時は分からなくても、その経験が未来に繋がって、自分のために活きる時が必ずくるはずです!


~【大学時代の思い出の写真】釜山大学での語学研修修了式の際、留学生代表で感想を発表した場面~

2022.12.05

国際文化学科の学生が山口県韓国語弁論大会で優秀賞を受賞しました

 11月27日(日)に山口韓国青年商工会主催の山口県韓国語弁論大会が開催され、国際文化学科の学生3名が出場しました。そのうち、平田妃香さんが優秀賞を受賞しました。

 大会では、韓国の伝統衣装を身に着け、韓国旅行での経験や文化についての弁論を行い、3名にとって今後に活かすことのできる良い経験となったようです。

出場者3名の写真

出場した3名の学生の出場体験談は下記をご覧ください。

・平田妃香さん(国際文化学科・3年)
 私は初の韓国旅行について発表しました。会話体や体験談を入れた方が面白くなる、一つの文章を短くすれば覚えやすいなどのアドバイスをいただきながら原稿を完成させました。自分の感情に一番合う表現を調べながら作成したので勉強になりました。
 暗記していくうちに定着したので今後の韓国語学習に活かしていきたいです。
 先生方や留学生の方との練習では、濃音の発音が苦手なことや間違ったイントネーションで発音していたことに気づくことができました。
 また、早口で話してしまったり会話体で声色を変えられていなかったり間や感情表現がなかったり、課題もたくさん出てきました。授業中に何度も練習の機会をいただいたので、その日に向けて課題を克服していきました。そこでも目線やジェスチャーなどのアドバイスをいただきました。
 しかし、本番は緊張してジェスチャーをする余裕がありませんでした。声も少し震えましたが、頭が真っ白になることもなく課題だったことは上手くできたと思います。優秀賞をいただけて満足です。

・角明莉さん(国際文化学科・1年)
 原稿を書く段階から、どんなことを書こうか、とても迷いました。自分が言いたいことを上手く表現出来ないことにもどかしさを感じながらも、文章を完成させました。
 韓国語への翻訳は、先生に助けていただきながら完成し、そこから文章の暗記の練習をしていきました。日本語でさえも、文章の暗記はとても難しいことですが、外国語である韓国語では、更に難易度が高いことです。練習の中では、暗記に加え、発音やイントネーションも練習しました。韓国人の留学生に沢山アドバイスをしていただき、本番に臨みました。
 多くの人の前で弁論を行うのは緊張しましたが、自分の意見を聞いてもらえる良い機会になりました。弁論大会では、中学生から大人まで、幅広い年代の方々が工夫を凝らした弁論を行い、これからの韓国語学習に対するモチベーションにもなりました。

・徳永琳さん(国際文化学科・1年)
 今回の弁論大会で私は「私の好きな文化 君の好きな文化」というテーマで弁論を行いました。
まず、日本語の文章を考えるのにとても時間がかかりました。韓国に関連した自分の体験を思い出しながらその時自分はどう思ったのか、その体験を基に何を伝えたいのかをじっくり考えながら原稿を作成しました。
 また、原稿を覚えるのも苦労しました。原稿は日本語と韓国語両方の言語で作成したのですが、弁論は韓国語で行うのでひたすら韓国語を覚えました。自分が今まで聞いたことのない単語や発音が難しい単語がたくさんあったので覚えるのが大変でした。最初は自信がなかったのですが、韓国人留学生の方に発音をチェックしていただいたり、韓国語の授業で発表練習をさせていただいたりしたので徐々に自信がつき、本番ではあまり緊張しませんでした。
 結果は奨励賞でしたが、自分の練習した成果が出せたので良かったです。今回の弁論大会で学んだことを活かして今後も韓国語や韓国文化などの学びを深めていきたいです。

【卒業生バトン(国際文化学科)】第十一走:林 美沙妃さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第十一走は、平井 佐和子さんよりバトンを受け取った、株式会社ナカスカコーポレーションに勤務されている林 美沙妃さんです!

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 林 美沙妃(国際文化学部 国際文化学科 2013年度卒)
 株式会社ナカスカコーポレーション勤務


~仕事中の様子~

 島根県の高校を卒業後、外国語やさまざまな国の文化を学びたいという思いで大分県の短大に入学しました。
 そこで韓国語や韓国の文化の魅力に惹かれ、もっと専門的に勉強したいという思いと、日本語教師の職業にも興味があったので、韓国語コースがあり、日本語教師になるための授業のある県大に編入しました。
 県大では、日本語教師の資格取得と、韓国釜山への語学留学などを通し、韓国語の勉強に励みました。また、県大にフィンランドから留学に来ている学生の日本語チューターを行うなど、留学生に日本語を教えたり、留学生との交流を図りました。
 そんな中で、日本語を教える難しさを痛感し、また、日本語や日本の文化について改めて考えたときに、自分自身、日本人でありながら外国人に伝えられるような日本文化の知識がないことに気づきました。
 そこで、わかりやすく日本の文化である「着物」について、知りたい、そして多くの人たちに着物の文化を伝え広めていきたい、と感じ着物屋さんに就職しました。
 自分の好きなこと、興味のあることを大学でしっかりと見つけることは、とても重要です。「なりたい自分」を見つけられるように、在学中に少しでも興味のある授業をたくさん受けることをおすすめします!


~【大学時代の思い出の写真】大学時代、ゼミのみんなで「すぴこん」に出場し韓国語でスピーチを行い、優秀賞を取ったときの写真(後列一番左)~