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第2回宇部市サテライトカレッジを開催しました
令和3年10月17日(日)宇部市立図書館にて、第2回宇部市サテライトカレッジを開催しました。 今回は「酔っ払いのうた-杜甫・李頎、時間があれば李白-」と題して、国際文化学科の川口喜治教授が、受講生19名に対して講義を行いました。

旧中国の伝統的な知識人にとって、酒は、詩文・書道・琴とともに必須のたしなみで、友人との別れの場にはつきものとされていたそうです。現代のように遠くにいてもすぐに会える状況でない時代に、お酒を酌み交わすことで、別れの時間を楽しく、そして大切にしていたことが伝わります。 講義では、唐代の詩人「杜甫」が八人の酒豪について描いた詩や、お酒好きで書道家の「張旭」について描いた「李頎」の詩が解説されました。

受講者からは、「詩の中で大酒飲みのことを『長鯨の百川吸うが如し』と鯨で表現していることもおもしろいと思った」「今まで唐詩に関心を持ったことがなかったが、今回のお話でとても親近感がわき、唐代の人や歴史にも興味が持てるようになった」との声が寄せられました。
講師のユーモアに溢れた言葉の表現やわかりやすい解説で、受講者の皆さんは講義を満喫されたご様子でした。
【卒業生バトン(文化創造学科)】第二走:國武 里枝さん
文化創造学科第二走は、甲斐 馨太さんよりバトンを受け取った学校法人永島学園 出雲西高等学校にて、国語教師として勤務されている、國武 里枝さんです!
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國武 里枝(国際文化学部 文化創造学科 2011年度卒)
学校法人永島学園 出雲西高等学校勤務
平成20年4月、友人が一人もいない山口県での生活がスタートしました。心細かったですが、声を掛けてくれた同じ学科の友人や先輩に助けられたことを、今も覚えています。
文化創造学科で過ごした日々は、個性的な2期生たちや先輩に圧倒されてばかりでした。「教員免許の取得」という目標はあったものの、特段何かに力を入れて取り組んでいなかった私にとって、周囲の「私はこうなりたい」という強い意志が感じられる姿勢や、それを裏付ける行動力には驚かされました。しかし、それが「私も頑張らなければ」という原動力になっていたように思います。特に加藤ゼミの皆(先輩方や加藤先生含)の突き抜けたキャラクターに、私の凝り固まった頭を柔軟にしてもらいました。研究する作家について自分の恋人のように語る人や、作品の良さ・面白さについて熱く語る人...論点がズレることもありましたが、ゼミで論文について語り合う時間は、たいへん充実した時間でした。尾道への小旅行も良い思い出です。
幼い頃から夢だった教師となり、10年が経とうとしています。日々変化する社会に、教育現場もあらゆる面で変革が求められています。夢や楽しいことに敏感な仲間たちと過ごした文化創造学科の日々と同じように、私自身も学び成長することを楽しみたいと思います。また、山口でお会いできることを楽しみにしています。
第3走はご縁の国しまねで偶然お会いした、文化創造学科卒業生です!出会いに感謝!
【卒業生バトン(看護学科)】第三走:中村 彩香さん
看護学科第三走は、畠中 夢美さんよりバトンを受け取った山口大学医学部附属病院に勤務されている、中村 彩香さんです!
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中村 彩香(看護栄養学部 看護学科 2017年度卒)
山口大学医学部附属病院勤務

両親の勧めもあり、高校一年生の時から山口県立大学への憧れがありました。オープンキャンパスに参加した際にも優しくお話ししてくださる先輩や先生、大学の良い雰囲気に惹かれ入学しました。
大学時代は弓道部と女子バレーボール部(マネージャー)に所属し、加えてアルバイトもしていたのでいろんなコミュニティから大好きな友達、仲間が増えました!
現在は大学病院のICUで働いていますが、悔し泣きも笑いもたくさん経験しました。大学の実習の時と同じ疾患を持つ患者さんを見る度に、実習の時の至らない自分を思い出します。先生が必死に教えてくださったことの本当の意味が今やっと理解できたりすることもあります。患者さんへの思いやりや、今の自分にできる精一杯のことをすること、この部分は大学時代に学び、今の自分にも活かされていると思っています。
私は大学時代の友人、先輩、後輩、先生が本当に大好きです、幸せな時間をありがとうございました!山口県立大学への進学を迷っているみなさんは、本当に素敵な大学なので迷わず選んで欲しいです。

~弓道部の合宿の様子(左から2人目)~
第1回 宇部市サテライトカレッジを開催しました
令和3年10月8日(金)宇部市立図書館にて、第1回宇部市サテライトカレッジを開催しました。
今回は、「『雨月物語』「吉備津の釜」を読む」と題して、文化創造学科の菱岡憲司准教授が受講生23名に対して講義を行いました。

『雨月物語』「吉備津の釜」は、江戸時代後期に上田秋成によって書かれた9篇の怪談が収録されている小説集の1つです。主人公の正太郎は、女遊びが激しく、結婚した後も他の女と駆け落ちしてしまう。夫に裏切られたことがショックで病に倒れ亡くなった妻は、怨霊となって夫を呪い続ける。
講義では、朗読とともに女性が軽視されていた時代背景や怨霊となっても呪い続ける嫉妬の深さについて、講師から解説がありました。

受講者の方からは「わかりやすい解説で物語の内容がよく理解できました」「時代背景がよくわかりました」との声が寄せられました。
今回の講座は、新型コロナウイルス感染症の影響で、延期となっていたこともあり、受講者の皆さんは、久しぶりの学びを満喫されたご様子でした。
2021.10.14
内閣官房 オリンピック・パラリンピック~世界のおもてなしプロジェクト~

2021年2月21日に、内閣官房主催の「オリンピック・パラリンピック~世界のおもてなしプロジェクト~」へ参加しました。
このイベントは、内閣府主催で開催され、東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に、各ホストタウンが相手国の歴史や気候風土、社会・文化の違いを踏まえた「食によるおもてなし」のあり方を探求し、食を通じて選手等に日本の各ホストタウンの食の素晴らしさを実感していただけるようにすること、ひいては地元住民が改めて地域の食の価値を発見出来るようにすることを目的として、実施されました。
全国から12の自治体が参加し、山口県立大学は、山口市、山口県の協力のもと、看護栄養学部栄養学科2年生11名、4年生1名が全国に向けて発信しました。
https://host-town.jp/cooking/archive
山口市は、スペイン水泳選手団のホストタウンです。イベントでは、地元山口産のGAP食材等を使用して、スペインの食文化を尊重した料理と、山口らしいおもてなし料理の2種類の料理を開発するという課題に取り組みました。
1つ目のスペインの食文化を尊重した料理では、「スペインプレートde山口」という料理を開発しました。この料理では、スペインのバルで広く食べられている『ピンチョス』と、2種類のパエリアをおにぎりにしてワンプレートに乗せました。ピンチョスは、GAP食材と山口県産食材をふんだんに使用し、たくさんのピンチョスから選んでいただけるように12品開発しました。パエリアは、山の幸を使用した赤色の山の幸のパエリアと、海の幸を使用した黄色の海の幸のパエリアの2種類とし、プレートに乗せる際にはおにぎりの形にし、上から見るとスペインの国旗に、横から見ると山口の山の形に見えるように工夫しました。


次に、山口らしいおもてなし料理では、「勝利の砲台~幸せのふく三昧~」という料理名でコース風に仕上げました。この料理でも、GAP食材と山口県産食材をふんだんに使用し、前菜、メイン料理、主食は選択できるように、2種類ずつつくりました。山口県ならではの食材として、ふく、長州鶏、はなっこりー、徳佐りんご、夏蜜柑の砂糖漬けを使用し、タイトル通り、贅沢な食材をふんだんに使用しました。低温調理法をもちいて素材のうま味を生かした料理に仕上げました。料理を開発するにあたって何度も試作を繰り返し、スペイン選手団の方たちに母国の料理と違和感なく食していただき、山口県の食のすばらしさも感じ取ってもらいたい、という思いで取組みました。
東京オリンピック・パラリンピックで普段以上の力が発揮できるように、という願いを込めて、24品の料理を創作しました。


当日は、オンラインでの発表でした。発表時間15分という短い時間でしたが、私たちが開発したたくさんの料理を綺麗に映せるように、また料理への思いをしっかり伝えられるように、工夫を凝らして発表を行いました。この料理をいつかスペイン選手団の方々に提供し、食べていただける日が来ることを願っています。

