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2021.12.09

「メイク講座」と「就活マナー講座」が行われました

 12月8日(水)、学部3年生と大学院1年生の希望者を対象とした「メイク講座」と「就活マナー講座」が行われました。
 「メイク講座」では、面接で大切なことや、スキンケアの大切さなどをお話いただきました。 また、受講生の中から1名、代表でメイクをしていただき、実際にメイクする際の注意事項などを実践の中で教えていただきました。



 最後には、受講生が自分でメイクするときの疑問などを質問し、受講生1人ひとりにワンポイントアドバイスをしていただきました。
 「就活マナー講座」では、マナーの重要性やシチュエーション別の基本のマナーを教えて頂きました。また、就活のときだけでなく、電話でのコミュニケーションなど、社会人になった際にも大切なビジネスマナーについてもお話いただきました。


2021.12.09

第1回「YPU Library Calendar」フォトコンテスト表彰式が開催されました

 11月30日(火)、第1回「YPU Library Calendar」フォトコンテスト表彰式が開催されました。
 「図書と、その風景」というフォトコンテストのテーマに沿って、応募総数25作品の中から、審査の結果、最優秀賞1名、優秀賞2名、入選3名が選ばれました。
 選ばれた、計6作品は、「2022 YPU Library Calendar」に掲載されます。
 入賞作品含むすべての応募作品は、現在、山口県立大学図書館1階に展示しています。

入賞者のみなさまには副賞として、入賞したご自身の写真が入った2022年カレンダーなどがプレゼントされました。


【卒業生バトン(文化創造学科)】第三走:稲留 公平さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 文化創造学科第三走は、國武 里枝さんよりバトンを受け取った学校法人 長門高等学校にて、国語教師として勤務されている、稲留 公平さんです!

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 稲留 公平(国際文化学部 文化創造学科 2019年度卒)
 学校法人 長門高等学校勤務

 ~仕事風景の写真~

 生まれ育った地元を離れ、「両親の目が届かない県外で、自由に一人暮らしがしたい!」そんな軽い気持ちで高校生の時、大学選びを始め、山口県立大学に進学しました。
 教員になりたいという漠然とした思いだけはあったので、教員免許取得のために学外で行われる教育委員会主催の学校体験に参加したり、教職課程の生徒同士で模擬授業をしたりと、校内外の活動に積極的に取り組みました。
 また、学科の特性上、地域に出てフィールドワークをする機会が多く、地域に根ざすことや、限りある資源の有効活用などの視点から物事を捉えられるようになったのは現在の職場でも活かされていると思います。
 大学自体の規模は決して大きいとは言えないですが、そんな中でも個性溢れる友人・先輩・後輩そして何より先生方に様々な刺激を受けながら、あるいは、そんな個々人の違いを享受しながら過ごした4年間でした。少人数だからこそ、1人ひとりと関わる密度が濃い県立大学で、「世の中には色んな考えや才能を持った人がいるんだなぁ~」と当たり前のことを強く実感させられました。今でもこの感覚は大切にしていて、生徒1人ひとりと"きちんと"向き合う際の難しさでもあり、面白さでもあるような気がします。
 大学から通算すると山口での生活も今年で6年目を迎えます。まさか自分がここまで山口にいるとは思ってもみなかったですが、土地柄が合っているのか、出会いがそうさせているのか、不思議な縁を感じつつ、毎日なんとかではありますが、夢であった教員をさせて頂いてます。大学生の頃、グータラだった自分からは想像もできないでしょうが、頑張っています!迷惑をかけた先生・同輩安心してくださいっ!またいつかお会いできる日を心より楽しみにしております。
 第四走は、山口に生まれ、山口をこよなく愛する卒業生に登場していただきます。お楽しみに!


~フィールドワークで岩国市にある五橋の酒蔵を訪問した際に、日本酒の飲み比べをしてできあがっています(一番右)(H30撮影)~

2021.12.06

富海小中学校の小学生・中学生と本学留学生の交流会が行われました

 12月2日(木)富海小中学校にて、本学留学生の交流会が行われました。
 中学生(1,2年生)のみなさんは、防府と富海の魅力を海外の方々に紹介するために、グループ毎に英語で制作したオリジナルの広告動画を順番に発表されました。その動画を見た本学の留学生も「富海の一番好きな色や場所はどこですか?」など英語で質問したり、美しい映像に感動しながら評価したりし、交流を深めることができたようです。
 その後は、小学生(1,2,5年生)のみなさんと、「お手玉」や「福笑い」「羽子板」等の日本の伝統的な遊びをとおして交流を深めました。小学生(1,2,5年生)のみなさんから練習した英語で遊び方を教えてもらいながら遊ぶことができ、とても楽しんだ様子でした。




令和3年度 全学客員教授特別講義を開催しました

 11月11日(木)、令和3年度全学客員教授特別講義を開催しました。
 今回は「山口県立大学を哲学する~『学ぶ』をいかに『生きる』に繋げるか~」と題して、山口大学国際総合科学部 教授 小川仁志氏をコーディネーターに、山口県立大学同窓会桜圃会会長・名誉教授 福田百合子氏、山口県立大学卒業生の米重敏明氏、林真由氏をパネリストとして迎えました。
 今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、会場とZoomによるリモート講義が行われ、学生、教職員、同窓生の合計164名が受講しました。

 講義は、小川仁志氏の進行により、今回のテーマ「山口県立大学を哲学する」に基づき、「『学ぶ』ことは楽しいか」、「どうすれば『学び』を良い人生に繋げていけるか」など、様々な角度からディスカッションが行われました。

 3人のパネリストは、本学での学びや学生生活におけるエピソード、卒業後に改めて感じていることなどを交えながら、それぞれの思いについて語られました。

福田百合子氏:
「『学ぶ』ことは楽しいことである。『生きる』ということは考えることであり、考えることなくして自分自身を確認することはできない」
「大学では、精神を大事にすることや四季を感じること、感じたことを言葉にすることを学んだ。これからも一人ひとりが考えて、行動できる、表現できる人物が育っていく場所であって欲しい」

米重敏明氏:
「自分がどうありたいか、そのために何をやるべきか、事の本質を突き詰め全力で過ごすことで良い人生に繋げていけると思う」
「学生時代は机上だけでなく、感心のあることがあれば実際に現地へ出向いて学ぶことも経験し、その中で教わったことが今も仕事などに活かされている」

林真由氏:
「『学ぶ』ことで人生の選択肢を増やすことができ、自分にとって一番良い方法を選ぶ力が身に付く。『学ぶ』ことは良い人生に繋がると思う」
「大学でのゼミやフィールドワークで、多様な人と交流する中で様々なことを学ぶことができた。卒業後、それらの経験やエピソードを自分の言葉として話せることは、仕事にも活かされていると思う」

 最後に小川仁志氏から、「『学ぶ』ことは『生きる』ことであり、積極的に自分のやりたいことを選んで、成長していくことが良い人生に繋がっていく」「山口県立大学はこれからも健在で、イキイキとした人材を育てる場所であり続けることを期待する」というエールとともに、本講義の幕を閉じました。

 会場は時折笑い声があふれ、終始和やかな雰囲気で包まれていました。
 「学ぶ」ことでより良い人生にするための選択肢が増えること、「学ぶ」ことをより前向きに感じることのできる講義となりました。