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2022.10.18

地域の方々とサッカー観戦で熱い一日を過ごしました! 【レノファ山口FC応援「キャンパス・ビューイング」】

 令和4年10月15日(土)、県大のキャンパスで地元宮野地域の方々と本学の学生・教職員が、サッカーチーム・レノファ山口FCの試合を応援する交流イベント「キャンパス・ビューイング」を開催しました。
 このイベントは、山口県立大学地域共生センターが運営する「地域交流スペースYucca(ユッカ)」の交流企画として、本学と包括的連携協定を締結するレノファ山口FC様のご協力をいただいて実現したもので、「YPUレノファ山口応援隊」を中心とする学生有志が集結して企画・運営されました。

吉村耕一地域共生センター長の写真
冒頭で開催の挨拶を行う吉村耕一地域共生センター長
レノファ山口FCの初田真也事業部長の写真
全面的にご協力いただいたレノファ山口FCの初田真也事業部長

 当日は35名の参加者があり、コロナの影響を勘案して声出し応援を自粛する中、レノ丸君の来場や、株式会社トクヤマ様から応援グッズである「竹クラーベ」をご提供いただき、スタジアムの応援さながらに徐々に盛り上がりをみせます。

学生の写真1
学生の写真2

 これまで一度も勝利したことがないV・ファーレン長崎との試合とあって、参加者が固唾を飲んで見守る中、前半戦でレノファ山口FCの田中渉選手が見事にゴールを決め、会場は一気に歓喜のムードに包まれました。

会場様子の写真1
会場様子の写真2
レノファ山口FCの小山文彦社長の写真1
レノファ山口FCの小山文彦社長の写真2

レノファ山口FCの小山文彦社長も会場に駆けつけてくださり、ハーフタイムには学生とトークセッションを行っていただきました。

会場の皆さんの熱い思いが長崎まで届いたかのように、レノファ山口FCがV・ファーレン長崎との試合で初勝利を収めることができ、温かい雰囲気の中、今回のイベントの幕を閉じることができました。

集合写真
勝利の喜びを噛みしめながらの記念撮影
学生有志集合写真
企画に、準備に、運営に頑張った学生たち

【卒業生バトン(栄養学科)】第九走:柳田 麻己子さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 栄養学科第九走は、片田 沙羅さんよりバトンを受け取った、社会医療法人緑泉会 米盛病院にて管理栄養士として勤務されている、柳田 麻己子さんです!

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 柳田 麻己子(看護栄養学部 栄養学科 2020年度卒)
 社会医療法人緑泉会 米盛病院勤務


~【仕事風景】毎日元気に笑顔で病棟に向かうようにしています!~

 小学生の頃から目指していた管理栄養士。親元を離れての初めての一人暮らし。不安はすぐに無くなり、学業・サークル活動・アルバイトと毎日忙しくも充実した4年間を過ごすことができました。
 専門研究・国家試験対策・就職活動では德田先生、内田先生をはじめとする諸先生方、学科の友人、サークルの仲間に支え励まして頂き、最後までやり遂げることができました。一生の出会いの場をくれた山口県立大学には感謝が尽きません。
 現在は地元鹿児島県の病院で、回復期の専任管理栄養士をしています。臨床検査値を用いた栄養評価、食事摂取量、発熱・倦怠感・排便・排尿量など健康状態の確認や栄養指導を通して患者様一人ひとりと向き合う時間はこの仕事のやりがいを感じます。また多職種カンファレンスでは栄養面以外の多角的な視点を学ぶことができ、貴重な時間です。
 これからも日々情報収集、勉強に励み、この資格に誇りを持って色々な悩みや疾患を抱える方の栄養管理に努めていきたいと思います。


~【大学時代の思い出の写真】よさこい部「奄美連合萩組」16代目の仲間と引退前最後の体育館練習の時の写真 (前列一番左 黒髪ボブの方)~

美祢市の病院で学生がアンケート調査を実施しました

 山口県立大学は美祢市と連携して「みね健幸百寿プロジェクト」を実施しています。
 プロジェクト2年目に当たる今年度は、新開発のタブレット入力型アンケートを使って健康に関するデータ収集を開始しました。
 9月27〜29日には看護学科3年生が、10月11〜13日には栄養学科4年生が、美祢市の病院(美祢市立病院、美東病院)に出向いてアンケート調査のサポートをしました。学生たちは、健康診断に来られた方に、調査の目的やタブレットの使い方について説明しました。
 こうして収集されたデータは、市民の皆様が住み慣れた地域で、いつまでも健康で長生きできるように、食事や行動パターンを変えて頂いたり、今後の医療行政の施策を立てるために使われる予定です。
 看護学科と栄養学科の学生には、地域の方々とふれあいながら健康支援についての学びを深める良い体験になったと思います。

看護学科学生の写真1当日の様子(看護学科学生)
看護学科学生の写真2当日の様子(看護学科学生)
栄養学科学生の写真1当日の様子(栄養学科学生)
栄養学科学生の写真2当日の様子(栄養学科学生)

第2回岩国市サテライトカレッジを開催しました

 令和4年9月24日(土)、岩国市民文化会館で第2回岩国市サテライトカレッジを開催しました。
 今回は「『平家物語』「那須与一」を読む」と題して、郷土文学資料センターの稲田秀雄教授が受講者52名に対して講義を行いました。
 「那須与一」は、平家物語の屋島合戦で、平家が舟に立てた扇の的に、矢を見事に命中させたことで知られています。
 講義では、与一がとても遠い位置から馬に乗って矢を放った時や、扇が射落とされた時の状況が大変美しかったこと等、物語の見どころや魅力について、詳しく解説されました。

講座の稲田先生の写真

 受講者の方からは、「古典というと苦手と思ったり、難しいと思っていたが、大変楽しく、興味深く解説していただき、おもしろかったです」「コロナ禍の中、外出の機会も減り、市外からの講師の話が聞けて良かった」との声が寄せられました。

受講生の写真

 会場には、「那須与一」に関連した資料の展示もあり、受講者の方は、興味深そうに資料を手に取られていました。平家物語に親しみ、さらに知識を深めることのできる1日となりました。

展示の写真

第1回岩国市サテライトカレッジを開催しました

 令和4年9月10日(土)、岩国市民文化会館で第1回岩国市サテライトカレッジを開催しました。
 今回は「『雨月物語』「菊花の約(ちぎり)」を読む」と題して、郷土文学資料センターの菱岡憲司准教授が受講者50名に対して講義を行いました。

講座の様子の写真1

「菊花の約」は、江戸時代中期の読本作品『雨月物語』に収録されている9篇の短篇のうち、現代でも人気の高い作品の1つです。
 講義では、女優 白石加代子氏の朗読とともに、主人公の丈部左門が、病に伏せた赤穴宗右衛門と出会い、介抱したことがきっかけで、義兄弟の契りを交わしたことや、体調が回復して、左門の元を離れることになった宗右衛門が、菊の節句(9月9日)に再会の約束を果たすために、魂となって会いに来るところなど、物語の魅力について解説されました。

講座の様子の写真2

 受講者の方は、熱心にメモを取られながら聴講され、講義終了後には、「初めて触れた物語で、大変心打たれました。先生の解説も非常にわかりやすかったです」「古文がこんなに楽しくおもしろいものだとわかり、今後も色々勉強していきたいという意欲がわきました」との声が寄せられました。

講座の様子の写真2

 会場には、「雨月物語」に関連した資料の展示もあり、受講者の方は、興味深そうに資料を手に取られていました。古典文学に親しみ、さらに知識を深めることのできる1日となりました。