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【卒業生バトン(国際文化学科)】第二走:垣元 瞳さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第二走は、橋本 英里さんよりバトンを受け取った広島県立御調高等学校にて英語教師として勤務されている、垣元 瞳さんです!

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 垣元 瞳(国際文化学部 国際文化学科 2015年度卒)
 広島県立御調高等学校勤務

 ~仕事風景の写真(2年前の入学式にて)~

 県大時代は、自分にとって苦手だったことに挑戦した4年間でした。得意ではなかった英語を勉強する為に、留学生との交流に参加したり、TOEICを何度も受けたり、交換留学へ行ったり、本を全く読まなかった私が毎週新書を読みプレゼンテーションを行ったりしました。大変なこともありましたが、私にとってはとても刺激的で忘れられない日々です。
 県大では、カナダの留学をはじめ言語はもちろん、国際政治や異文化理解、また山口の地域や文化についても深く学ぶことができました。グローバルで、そしてローカルな視点を持つことができたのは、県大で学んだからだと思います。留学後、域学共創という授業で、自分が身に付けた力と社会のニーズが合わさってこそ、社会で活躍できる人材になれるということを学びました。私が今働いている県立高校の現場は、それぞれの学校で生徒の学力も育てたい力も異なります。ただ、「英語を教える」というだけではなく、その場所の環境や生徒の状況に合わせて教師の役割は変わります。文化的背景や政治的背景なども含めて生徒に伝えていくことが、英語教師として大切なんだ、ということを県大で教わりました。
 国際文化学科のみんな、みんなの新しいことに挑戦していく姿、好きなことにまっすぐ打ち込む姿を見て、いつも元気をもらっています。進んだ道は違うけど、これからも世界中でみんなが元気で活躍していくことを心から願っています。また会いたいね!!


~カナダ留学中に友人と行った「ウインターカーニバル」にて(左から4人目)~

第3回 美祢市サテライトカレッジを開催しました

 令和3年9月18日(土)秋吉公民館にて、第3回美祢市サテライトカレッジを開催しました。

 今回は「古代の美祢-長門・周防国との関わりを中心に-」と題して、大学院 国際文化学研究科の渡辺滋准教授が、受講生21名に対して講義を行いました。



 美祢郡は、日本の古代国家を支える貴重資源が存在していた地域であり、奈良の東大寺大仏制作に長登銅山の銅が使われていたことや、平安時代に流通していた銭貨も美祢郡から供給されていたことなど、写真やレプリカを見ながらわかりやすく解説されました。





 受講者からは、仏像や銭貨以外で使われていた銅の需要についての質問や「美祢の歴史について興味がわきました」「専門的な内容をわかりやすく講義していただき、古代の山口県の文化、歴史、産業がよくわかり興味深かったです」との声が寄せられました。

【卒業生バトン(栄養学科)】第一走:村田 麻由美さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 栄養学科第一走は、山口博愛病院にて管理栄養士として勤務されている、村田 麻由美さんです!

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 村田 麻由美(看護栄養学部 栄養学科 2011年度卒)
 山口博愛病院


~美味しいと評判の給食です!調理員さんに感謝!!~

 食への関心が強かったことから管理栄養士という仕事に興味を持ち、地元の山口県立大学の栄養学科を受験しました。
 人と関わることが好きで、大学時代は同級生だけでなく先輩・後輩とも集まることが多かったです。特に栄養学科の同級生は仲が良く、楽しかった思い出がたくさんあります。所属していたバスケットボール部やアルバイトの仲間と今でも関わることが多く、大学時代の出会いは一生ものだと感じています。
 そんな大学時代での出会いを経て、現在は病院の管理栄養士として働いています。働くうえで日々感じることはコミュニケーションの大切さです。調理員や看護師など他職種との日々の信頼関係があってこそ、患者さんに美味しく安全な食事を提供できると思います。その信頼関係を築くために、大学時代のたくさんの人との出会いや経験が社会人になって活かせていると感じます。また、旅行やスポーツが好きで、趣味をきっかけに人との出会いも増え、その出会いから学ぶことも多く、趣味が仕事に良い影響を与えてくれています。特に旅先での食との出会いが栄養士としては大切な経験だと考えています。今は気軽に旅行できる環境ではありませんが、また友人と旅行できる日を心待ちにしながら、今を頑張りたいと思います。
 次のバトンは研究室つながりで出会った素敵な先輩に託します。


~バスケ部時代。卒業後も後輩たちの練習に参加させてもらっていました。~

第2回美祢市サテライトカレッジを開催しました

 令和3年9月11日(土)美東センターにて、第2回美祢市サテライトカレッジを開催しました。今回は「『平家物語』「先帝身投」を読む」と題して、大学院 国際文化学研究科の稲田秀雄教授が受講生20名に対して講義を行いました。



 『平家物語』「先帝身投」の章では、壇ノ浦の舟の上で平家の終わりを察知した平清盛の妻 二位殿(安徳天皇の祖母)がまだ幼い安徳天皇とともに海の底に心中する場面が描かれています。



 講義では、これからどこに連れて行かれるのかと尋ねる安徳天皇に対し「海の底にも都があります、極楽浄土へ連れて行きます」と涙をこらえながら慰める二位殿の姿や「海の底の極楽浄土とは?」などについて語られました。



 質疑応答の際には、天皇の所持する三種神器や敗戦後平家の生き延びた者についての質問があり、大変盛り上がりました。
 受講者からは「難しい本文をわかりやすく解説されていて良かった。もっと平家物語を学びたいと思います」との声が寄せられました。

【卒業生バトン(国際文化学科)】第一走:橋本 英里さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第一走は、日本生命保険相互会社に法人職域ファイナンシャルコーディネーターとして勤務されている、橋本 英里さんです!

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 橋本 英里(国際文化学部 国際文化学科 2014年度卒)
 日本生命保険相互会社

 ~仕事風景の写真~

 山口県立大学に行きたいと思った理由は、オープンキャンパスに行ったことがきっかけです。
 もともと国際関係に興味があったため地元の県立大学で学ぶことができるといいなと思い、オープンキャンパスに行きました。その際に、先輩方と話したことやペンギンの授業を受けたことでこの大学に行きたい!と思いました。
 在学中は、主に英語と中国語、国際文化、国際経済についての科目を選択しました。夏季休暇には中国に留学し、言語だけでなく文化も学ぶことができました。また、県大に来る留学生も多く、多様な文化を学ぶことができた4年間だったと思います。そのことは今の仕事にも活かされています。
 保険を通じて毎日多くの人と接するこの仕事は、相手の考えを決めつけることなく理解し、その方にとって最適な保険商品をご案内しなければなりません。県大で多種多様な文化、思想を尊重することを学べたのは私の力になっていると思います。
 サークルは、弓道部、TFT、きっずEnglishに所属していました。弓道部では、全国大会優勝などの結果を残すことができました。TFTでは、新興国の子どもたちへの食糧支援ボランティアの一環で全国フォーラムに参加し、実際に食糧支援活動を行いました。
 国際文化のみんな!進藤ゼミのみんな!サークルでともに活動していたみんな!元気ですか?キャンパスが新しくなって、私たちがいたころの県大の風景とは少し変わっているかもしれませんが、水無月祭での騎馬戦は今でも忘れられません!!このご時世ですが、みんながどこかで頑張っていると思うと私も頑張れます!いつかまた会えるその時までそれぞれの場所で県大生らしく過ごしましょう!!


~弓道部で夏休みに広島の瀬戸田という島に合宿に行った際の思い出の写真~