国際文化学科

令和7年度 最終講義を実施しました

今年度も、本学では長年にわたり教育・研究に尽力されてきた教員による最終講義が行われました。

当日は学生・教職員に加え、遠方から駆けつけた卒業生やオンライン参加の方々も多く、これまでの歩みを振り返るとともに、未来への思いを共有する温かな時間となりました。

本記事では、そのうちお二人の最終講義の様子をご紹介します。

国際文化学科 岩野雅子教授 最終講義
「写真で綴る異文化交流の旅:国際文化学をつくる」

岩野教授は、本学の前身である山口女子大学の時代から長きにわたり教育・研究に携わり、異文化理解・国際理解教育の分野で多大な貢献をされてきました。

講義では、国際文化学領域の学会活動支援や、世界各地で学生とともに行ってきたフィールドワークの歩みを、写真とともに振り返りながら、ご自身の研究の原点や国際文化学の歩みについて語られました。

これまで訪れた地域は多岐にわたり、その一つ一つの経験が学生にとってもかけがえのない学びとなってきました。今年度も学生とともにアメリカ・ハワイを訪れるなど、最終講義の年においてもなお、現地に足を運び続けてこられた姿は、参加者に深い印象を残しました。

会場には多くの卒業生の姿も見られ、在学時の思い出や学びの意義を改めて確かめ合う、心温まる時間となりました。また、海外から駆けつけた卒業生の姿もあり、国境を越えてつながる学びの広がりが感じられる場面となりました。

岩野雅子教授 最終講義の様子1
岩野雅子教授 最終講義の様子2

栄養学科 人見英里教授 最終講義
「学生と共に歩んだ30年 ー 研究・教育・課外活動を振り返って ー」

栄養学科において長年教育・研究に尽力されてきた人見教授は、地域食材の機能性に関する研究を、多くの学生とともに積み重ねてこられました。

岩国れんこんや長門ゆずきちといった地域の特産物に加え、今年度は、山口県からの受託で、夏に捕れたイノシシを食資源として活かすための基礎研究にも取り組むなど、その研究テーマは多岐にわたります。講義では、こうした実践的な学びの歩みを振り返りながら、学生とともに築いてきた研究・教育の軌跡が丁寧に紹介されました。

また、学生の課外活動や地域活動の推進にも尽力され、本学生活協同組合の初代理事長を務めるなど、学生生活を支える取組にも大きく貢献されました。

これまでに巣立った卒業生の中には、管理栄養士として各分野で活躍している方も多く、本学の教育の歩みが感じられる内容となりました。会場では卒業生や在学生が言葉を交わし合い、学びのつながりの大切さを改めて感じるひとときとなりました。

人見英里教授 最終講義の様子1
人見英里教授 最終講義の様子2

おわりに

最終講義は、これまでの歩みを振り返るとともに、次の世代へ思いをつなぐ大切な節目です。今年度も、多くの方々が集い、それぞれの学びや記憶を胸に刻む貴重な時間となりました。

長年にわたり本学の教育・研究にご尽力くださった先生方に、心より感謝申し上げます。

そして、ご参加くださったみなさま、誠にありがとうございました。

令和7年度国際文化学部客員教授講義を開催しました。

令和7年10月21日(火)、前熊本県知事であり東京大学名誉教授の蒲島郁夫先生をお迎えし、令和7年度国際文化学部客員教授講義を開催しました。講義では、「不可能を可能に」をキーワードに、先生ご自身の半生を振り返りながら、夢に向かって挑戦し続けることの大切さを学生に語りかけられました。

特に、4期16年にわたり熊本県知事を務められた際のエピソードは、学生の関心を強く引きつけました。熊本地震や熊本豪雨災害への対応、県のイメージアップに貢献した「くまモン」誕生の裏側など、行政の現場で挑戦を重ねてこられたご経験についても、ユーモアを交えながらお話しいただきました。

令和7年度国際文化学部客員教授講義1
令和7年度国際文化学部客員教授講義2

参加した学生からは、「挑戦することの大切さを改めて実感した」「失敗を恐れずに行動する姿勢が、未来を切り開く力になると感じた」といった声が寄せられました。講義を通して、自分の進路や日常の小さな選択にも"挑戦する心"を持ちたいと語る学生が多く見られました。

また、蒲島先生は、令和7年11月3日付けで秋の叙勲「旭日大綬章」を受章されました。このたびのご受章に対し、深く敬意を表し、心よりお祝い申し上げます。

山口から世界へ!Go Go プログラムに本学学生が参加しました

9月13日(土)に開催された「海外留学・進学フェア2025 山口から世界へ Go Go プログラム」に、本学国際文化学科の学生が参加しました。

当日は、本学から交換留学でカナダ・スペイン・フィンランドへ渡った学生や、海外から本学に留学している学生が登壇。自身の体験をもとに、留学生活の魅力や学びについて全体へのプレゼンテーションや特設ブースでの発表を行い、実際に留学を経験した学生ならではのリアルな声を届けました。

山口から世界へ!GoGoプログラムの様子1
山口から世界へ!GoGoプログラムの様子2

「具体的な体験談を聞けて参考になった」

「現地での生活や授業の様子など、パンフレットでは分からない部分を知ることができた」

「自分も挑戦してみたいという気持ちが強くなった」

といった声が寄せられ、大変好評でした。

本学では、学生が安心して海外に挑戦できるよう、充実した交換留学制度を整えています。協定校への派遣や、現地での学びを単位として認定する仕組みなど、多様な支援体制を用意しています。

詳細や体験談については、以下のページをご覧ください。

2025.07.24

韓国・慶南大学校師範大学日本語教育学科と学術交流に関する覚書を締結しました

2025年7月4日(金)、山口県立大学北キャンパスにおいて、韓国・慶南大学校師範大学日本語教育科と本学国際文化学部との間で、学術交流に関する覚書の締結式が行われました。

この覚書は、日本語教育分野における教職員および学生の交流を促進し、将来の日本語教員を目指す学生の学びの場を広げることを目的としたものです。締結により、本学の日本語教員養成課程の学生が、慶南大学校において教育実習を行える体制が整いました。

締結式は、北キャンパス1号館5階スタッフコモンズにて執り行われ、慶南大学校師範大学日本語教育科 李在鉉学科長をはじめ、本学からは田中マキ子学長、西田光一国際文化学部長、岩中貴裕学科長らが出席しました。

覚書調印式の様子1
覚書調印式の様子2

また、同日午後には、覚書締結を記念して、特別講義「韓国における日本語教育事情」が開催されました。講師は李在鉉学科長が務め、本学の「日本語教育入門」履修学生を対象に、韓国における日本語教育の現状と今後の展望について、多角的な視点からご講演いただきました。

講義では、韓国の中学・高校・大学における日本語教育制度やカリキュラム、学習者の目的の変化、ICT・デジタル教材の導入状況などについて、具体的な事例とともに紹介されました。また、韓国における日本語教育の需要の高まりと、それに伴う課題や今後の方向性についても議論が交わされ、学生たちは熱心に耳を傾けていました。

特別講義の様子

今回の交流を契機に、両大学の連携がより深まり、学生たちの国際的な視野が一層広がることが期待されます。

国際文化学科2年生必修科目「プロジェクト演習Ⅰ」のPBLで選挙啓発動画を作成しました

国際文化学部 国際文化学科 2年生の必修科目「プロジェクト演習Ⅰ」では様々なプログラムに分かれ、学生たちが企業とのPBLやフィールドワークを通して実践的な学びを深めます。

株式会社ケイ・アール・ワイ・サービスステーション(総合広告代理店)とのDX-PBLグループでは、今年の参院選に向けて若年層の投票率UPを目指した選挙啓発動画を制作しました。

選挙啓発動画1
YouTubeにアップロードした動画のサムネイル画像

一見選挙に関する動画とは思えないような演出や、タイトルとサムネイルのインパクトで若い世代が動画をクリックしたくなるように考えられています。

また視聴を続けたくなるように、特に伝えたい部分を「選挙のさしすせそ」としてキャッチーにまとめ、リズミカルなBGMに合わせて紹介しています(選挙のさしすせそ部分のBGMは学生の自作です)。

【作成した学生のコメント】

選挙とギャルという、すぐには結びつかない2つの要素を合わせることで、エンタメとしても楽しめつつ、人々に選挙について興味を持ってもらいたいと思って制作しました。

大学生として選挙について考えた時、県外の実家に住民票があったり、当日用事があったりして投票にいけない学生が多いと感じました。不在者投票と期日前投票を推進することによってもっと多くの人が選挙に興味を持ち、投票しようという意志を持つのではないかと思い、この動画の中で説明をしようと考えました。この動画がたくさんの人に届いて選挙について少しでも理解している同世代の方が増えることを願っています!

選挙啓発動画2
制作についてのオンライン会議の様子
選挙啓発動画3
学内スタジオでの撮影の様子
選挙啓発動画4
編集の様子

動画は「第27回参議員通常選挙 特設サイト」内の「動画・チラシ」ページで紹介されています。