国際文化学科

令和7年度国際文化学部客員教授講義を開催しました。

令和7年10月21日(火)、前熊本県知事であり東京大学名誉教授の蒲島郁夫先生をお迎えし、令和7年度国際文化学部客員教授講義を開催しました。講義では、「不可能を可能に」をキーワードに、先生ご自身の半生を振り返りながら、夢に向かって挑戦し続けることの大切さを学生に語りかけられました。

特に、4期16年にわたり熊本県知事を務められた際のエピソードは、学生の関心を強く引きつけました。熊本地震や熊本豪雨災害への対応、県のイメージアップに貢献した「くまモン」誕生の裏側など、行政の現場で挑戦を重ねてこられたご経験についても、ユーモアを交えながらお話しいただきました。

令和7年度国際文化学部客員教授講義1
令和7年度国際文化学部客員教授講義2

参加した学生からは、「挑戦することの大切さを改めて実感した」「失敗を恐れずに行動する姿勢が、未来を切り開く力になると感じた」といった声が寄せられました。講義を通して、自分の進路や日常の小さな選択にも"挑戦する心"を持ちたいと語る学生が多く見られました。

また、蒲島先生は、令和7年11月3日付けで秋の叙勲「旭日大綬章」を受章されました。このたびのご受章に対し、深く敬意を表し、心よりお祝い申し上げます。

山口から世界へ!Go Go プログラムに本学学生が参加しました

9月13日(土)に開催された「海外留学・進学フェア2025 山口から世界へ Go Go プログラム」に、本学国際文化学科の学生が参加しました。

当日は、本学から交換留学でカナダ・スペイン・フィンランドへ渡った学生や、海外から本学に留学している学生が登壇。自身の体験をもとに、留学生活の魅力や学びについて全体へのプレゼンテーションや特設ブースでの発表を行い、実際に留学を経験した学生ならではのリアルな声を届けました。

山口から世界へ!GoGoプログラムの様子1
山口から世界へ!GoGoプログラムの様子2

「具体的な体験談を聞けて参考になった」

「現地での生活や授業の様子など、パンフレットでは分からない部分を知ることができた」

「自分も挑戦してみたいという気持ちが強くなった」

といった声が寄せられ、大変好評でした。

本学では、学生が安心して海外に挑戦できるよう、充実した交換留学制度を整えています。協定校への派遣や、現地での学びを単位として認定する仕組みなど、多様な支援体制を用意しています。

詳細や体験談については、以下のページをご覧ください。

2025.07.24

韓国・慶南大学校師範大学日本語教育学科と学術交流に関する覚書を締結しました

2025年7月4日(金)、山口県立大学北キャンパスにおいて、韓国・慶南大学校師範大学日本語教育科と本学国際文化学部との間で、学術交流に関する覚書の締結式が行われました。

この覚書は、日本語教育分野における教職員および学生の交流を促進し、将来の日本語教員を目指す学生の学びの場を広げることを目的としたものです。締結により、本学の日本語教員養成課程の学生が、慶南大学校において教育実習を行える体制が整いました。

締結式は、北キャンパス1号館5階スタッフコモンズにて執り行われ、慶南大学校師範大学日本語教育科 李在鉉学科長をはじめ、本学からは田中マキ子学長、西田光一国際文化学部長、岩中貴裕学科長らが出席しました。

覚書調印式の様子1
覚書調印式の様子2

また、同日午後には、覚書締結を記念して、特別講義「韓国における日本語教育事情」が開催されました。講師は李在鉉学科長が務め、本学の「日本語教育入門」履修学生を対象に、韓国における日本語教育の現状と今後の展望について、多角的な視点からご講演いただきました。

講義では、韓国の中学・高校・大学における日本語教育制度やカリキュラム、学習者の目的の変化、ICT・デジタル教材の導入状況などについて、具体的な事例とともに紹介されました。また、韓国における日本語教育の需要の高まりと、それに伴う課題や今後の方向性についても議論が交わされ、学生たちは熱心に耳を傾けていました。

特別講義の様子

今回の交流を契機に、両大学の連携がより深まり、学生たちの国際的な視野が一層広がることが期待されます。

国際文化学科2年生必修科目「プロジェクト演習Ⅰ」のPBLで選挙啓発動画を作成しました

国際文化学部 国際文化学科 2年生の必修科目「プロジェクト演習Ⅰ」では様々なプログラムに分かれ、学生たちが企業とのPBLやフィールドワークを通して実践的な学びを深めます。

株式会社ケイ・アール・ワイ・サービスステーション(総合広告代理店)とのDX-PBLグループでは、今年の参院選に向けて若年層の投票率UPを目指した選挙啓発動画を制作しました。

選挙啓発動画1
YouTubeにアップロードした動画のサムネイル画像

一見選挙に関する動画とは思えないような演出や、タイトルとサムネイルのインパクトで若い世代が動画をクリックしたくなるように考えられています。

また視聴を続けたくなるように、特に伝えたい部分を「選挙のさしすせそ」としてキャッチーにまとめ、リズミカルなBGMに合わせて紹介しています(選挙のさしすせそ部分のBGMは学生の自作です)。

【作成した学生のコメント】

選挙とギャルという、すぐには結びつかない2つの要素を合わせることで、エンタメとしても楽しめつつ、人々に選挙について興味を持ってもらいたいと思って制作しました。

大学生として選挙について考えた時、県外の実家に住民票があったり、当日用事があったりして投票にいけない学生が多いと感じました。不在者投票と期日前投票を推進することによってもっと多くの人が選挙に興味を持ち、投票しようという意志を持つのではないかと思い、この動画の中で説明をしようと考えました。この動画がたくさんの人に届いて選挙について少しでも理解している同世代の方が増えることを願っています!

選挙啓発動画2
制作についてのオンライン会議の様子
選挙啓発動画3
学内スタジオでの撮影の様子
選挙啓発動画4
編集の様子

動画は「第27回参議員通常選挙 特設サイト」内の「動画・チラシ」ページで紹介されています。

第19回山口県広告大賞において本学学生がグランプリ・準グランプリを受賞しました

第19回山口県広告大賞(山口県広告業協会主催)各受賞者が発表され、本学文化創造学科4年の田中凛花さんが学生の部グランプリを、国際文化学科3年の守岡 咲弥さんが準グランプリを獲得しました。

今年度の課題は「やまぐちの元気」。

グランプリを獲得した田中さんは、岩国シロヘビの館にいる、頭部にハートの模様を持ち恋愛を司る蛇と言われている「ラブちゃん」をモチーフにポスターを作成しました。「恋に落ちる瞬間」を」テーマにした作品、鮮やかな色彩や力強いタッチが見る人の印象に強く残ります。

準グランプリを獲得した守岡さんの作品には、瑠璃光寺五重塔や角島大橋といった山口の観光名所や、ふぐや瓦そばなどの名物がたくさん登場しています。「やばい」「うまい」「えぐい」「れべち」といった言葉の中に隠れている「やまぐち」にも注目です。

5月31日(金)には授賞式が行われ、6月6日(金)に受賞者による理事長・学長・事務局長報告が行われました。

授賞式の様子1
授賞式の様子
授賞式の様子2
授賞式の様子
理事長・学長・事務局長報告の様子
理事長・学長・事務局長報告の様子

田中さん、守岡さん、改めておめでとうございます!