課外活動

食育戦隊ゴハンジャー コロナだからといってじっとしていられない!stay home グランプリ

 栄養学科の課外活動の一つである「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。


各メンバーが自宅からZoomを繋ぎ、みんなで1つのデザインを作成しました。

 今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年同様の活動を実施することができない状況ですが、オンラインで活動が継続されました。そうした中で、今できることは何かと考え、新たな取り組みとして「stay home グランプリ」が行われました。今後、例年通りの活動再開となった際により良い食育活動を子供たちに届けることができるよう、これまでのチームの活動や教材を見直しながら、新しい食育教材を考案して、作成することが目的です。

 メンバーを6つの班に分け、毎週水曜日に話し合いを重ねました。最終的に教材の発表会及び意見交換会が開催され、後期の教材作成に向けてメンバー全員で共有しました。


実際にZoomを使用して活動している様子です。

 それぞれの班からは、「食べ物の豆知識が身に付くかるた」「野菜の栽培から収穫までを表したボードゲーム」「活動の際に着用するエプロン型の衣装」などが考案されました。


グランプリに輝いた班の表彰式の様子です。

 その中でグランプリに輝いたのは、カレーライスができるまでの過程をすごろくで疑似体験できる「カレーライスごろく」です。これは、子供たちに食事ができるまでにかかわる人への感謝の気持ちを持って欲しい、料理や買い物をしてみたいと思って欲しいという思いを込めて作成されました。

 後期は、新しく考案した教材の試作を重ね、今後、子供たちへの食育活動で使用される予定です。

食育戦隊ゴハンジャー コープやまぐち キッズもぐもぐチャレンジ 「たこたこはっけんたい さがせ!たこすけのひみつ☆」

 栄養学科の課外活動の一つ「食育戦隊ゴハンジャー」は、地域の子どもたちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

 8月26日(月)に、コープここと いずみ店で、コープやまぐち キッズもぐもぐチャレンジ 「たこたこはっけんたい さがせ!たこすけのひみつ☆」を開催しました。

 まず、ゴハンジャーとたこすけが登場し、「自己紹介」と「フラフープくぐり」というゲームを行い、子供たちの緊張をほぐしました。

 次に、「たこ」の流通についてたこすけとゴハンジャーが説明し、水産バイヤー(コープやまぐち)の方に、塩もみや茹でる工程など、実際にたこが食べられるようになるまでの過程を見せていただきました。茹で上がったたこを使い、たこ飯を作りました。


 その後、スーパーマーケットで、働いている人の仕事内容等を教えていただきながら、お昼ご飯の買い物をしました。

 買い物で買った食材を用いて具沢山お味噌汁の調理や、みかんゼリーのトッピングを行いました。

 たこ飯が炊けていることを確認した後、みんなで作ったご飯を美味しく食べました。

 昼食後は1日のふりかえりを行いました。

 今回の活動を通して、参加した子供たちが、食事をするまでには沢山の人が関わっていることや、食材の命を頂いていることを知り、食に興味・関心を示すきっかけとなることが期待できます。

食べもののひみつ大発見!ゴハンジャーとわくわくスタンプラリー☆

 栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

 5月19日(日)に、山口県児童センターに遊びに来た幼児~小学2年生までを対象とした食育活動「食べもののひみつ大発見!ゴハンジャーとわくわくスタンプラリー☆」を企画し、4つの食べ物クイズを行いました。

受付

 受付で1つ1つのクイズごとにスタンプを押してもらえるスタンプラリーカードを渡しました。

触って当てようクイズ

 中身が見えないように工夫した「はてなボックス」を使って食べ物に触ってもらい、何が入っているのかを当ててもらいました。

断面当てクイズ

 普段見ない角度から切った食べ物の写真を見て、何の食べ物か当ててもらいました。

 

いつの食べもの?ゲーム

 自分が好きな食べ物のカードを選んで釣り竿で釣り、その食べ物の旬の季節を答えてもらいました。

においで当てようクイズ

 すりおろしたり刻んだり潰したりした食べ物のにおいを嗅いで、何の食べ物かを答えてもらいました。

ゴール

 受付でもらったスタンプラリーカードのスタンプが集まったら最後のゴールに行き、「たべものマスター」に認定しました。子供たちが嬉しそうに「たべものマスター」の認定証を持って帰る姿をみて微笑ましくなり、食べ物への興味・関心をもってもらうきっかけになれば嬉しいと思いました。これからも"地域の子供たちに愛されるゴハンジャー"を目指して、様々な企画を考えていきたいです。

2019.05.09

椹野川河口干潟再生活動2019に地域共生演習a履修生が参加しました

 2019年4月20日(土)、「地域共生演習a」の履修生15人が椹野川河口干潟再生活動(椹野川流域連携促進協議会・山口県漁業協同組合吉佐支店山口支所主催)に参加しました。この干潟再生活動に参加するのは、今年で3年目になります。

 午前中は旧山口県漁業協同組合吉佐支店山口支所で、椹野川の恵みを味わう試食会と募金活動の手伝いを実施しました。このイベントは本学だけでなく、水産大学校、山口大学および協賛企業や一般参加者も協力しての活動です。履修生たちは、3グループに分かれて、あさり汁の配布、山菜の天ぷら作り、受付と鮎飯の販売のお手伝いをしました。


あさり汁の配布のお手伝い

 午後は、本学の先輩でもある県職員の方のご指導の下、あさり再生活動として、被覆網の整理・交換、参加者に配布するあさりを取るための潮干狩りが行われました。緑色になっているのは、使用済みの藻のついた被覆網です。これを新しいものに交換します。


被覆網を交換する意味を勉強する

 ここ山口湾は、現在では生息地が激減したため、絶滅危惧Ⅰ類とされているカブトガニも生息している珍しい地域の一つであり、実際にカブトガニに触ることもできました。


カブトガニを見る学生たち


カブトガニ

 被覆網の交換は、他のチームが耕耘した干潟の上に、四人一組となって網をかぶせ、周囲を鉄の杭で止める作業です。


耕耘された上に網を張る


杭は足で踏んで埋め込む

 被覆網の交換終了後は、参加者に配布するためのアサリ取りをしました。あさりの保護のため、3センチ以下のアサリを取らないよう、配布された「アサリカード」と見比べながらの作業です。4月に例年よりも寒い日々が続いたせいか、なかなか大きいアサリは見つかりません。全員で必死にアサリを掘り、なんとかバケツ一杯のアサリを収穫しました。



 最後に全員で記念撮影を行い、無事1日の作業を終了しました。お土産にアサリもいただきました。