令和4年度PBL実践報告会を開催しました

2023.02.28

 令和5年2月16日(木)、本学において、大学リーグやまぐち主催の「令和4年度PBL実践報告会~学生による新たな価値の創造~」が開催されました。
 当日は、会場・Zoom参加を合わせて130人を超える方にご参加いただき、県内7大学(至誠館大学、周南公立大学、東亜大学、梅光学院大学、山口大学、山口学芸大学、山口県立大学)による発表が行われました。
 報告会では、県内の学生たちが企業や地方公共団体等と連携して、地域の課題解決に向けた方策の検討、自己学習、ディスカッション、フィールドワーク等を重ねてきたプロセスや、そこから生まれた新たな提案・価値といった成果について発表を行いました。

発表の写真

 本学からは、美川開発株式会社様と連携して取り組んだ「美川ムーバレーの集客を考える」というテーマで、国際文化学部 文化創造学科 メディアデザイン研究室の6名が発表を行いました。
 美川ムーバレーは、岩国市北東部の中国山地の山間に位置する「超古代文明」をテーマとした冒険テーマパークです。近年はコロナ感染の影響もあり、来場者が減少してきており、「若者の認知度を高めることやファミリー層を想定した企画・提案を行うことで、美川ムーバレーの集客につながるのでは?」という観点から、①岩国市美川町での交流活動をアピールするWebサイト動画の制作、②親子で楽しめるワークショップの開催、③若者にも関心が高まっているサウナの導入、④天然石のキャラクターを用いた販促ポップの制作や展示など、施設の魅力を伝えるための取組を紹介しました。

発表の写真

 発表後、PBL協力パートナーである美川開発株式会社の担当者の方からは、「美川ムーバレーの集客の約6割は広島県からでしたが、コロナ感染の影響により集客が低迷しています。今まであまり地元に対して、アピール・アプローチしていなかった分を学生の皆さんと一緒に取り組めたことが良かったですし、若い方の意見が新しい刺激となりました」とのコメントをいただきました。
 参加者からも、「地元の学生の取り組みがよくわかり、PBLへの興味・関心が高まった」などの感想が寄せられ、本報告会は盛会のうちに終えることができました。