【卒業生バトン(国際文化学科)】第七走:高橋 知里さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第七走は、北中 茉莉絵さんよりバトンを受け取った、高橋 知里さんです!
 高橋さんは、2020年6月から有給インターンシップのためアメリカへ渡り、現在アメリカ就労ビザの申請に挑戦中とのことです!

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 高橋 知里(国際文化学部 国際文化学科 2015年度卒)


~アメリカ、グランドキャニオンを訪れた際の写真~

「自分の人生は自分のもの」
 私が心からこう思えるようになったのは、山口県立大学での様々な学び`があったからです。
 入学前は「大学は4年で卒業するもの」と社会一般で信じられているように、私もそれが当たり前だと思っていました。しかし入学後、社会人経験の後に入学された方や地域の方が授業に参加される様子を見て、学びは年齢や時期に囚われることのない、とても自由なものだと気付きました。
 それからは県立大学を選んだ理由の1つであるTFTのサークル活動に勤しんだり、地域実習で単身ルワンダへ渡航する計画を立て実行したりと、心の赴くまま色々なことに挑戦をしました。3年時には休学し、日本語のティーチングアシスタントとしてアメリカの大学へ派遣していただきました。卒業する時は5年生でしたが、もう1年いたいと思うほど大学が好きでした。
 2020年の6月、海外で働いてみたいという思いから有給インターンシップのためアメリカへ渡りました。日系企業で日本語と英語を使い、抹茶の輸入に携わる業務に従事しました。インターンシップは終了しましたが、現在会社から機会をいただき就労ビザの申請に挑戦しています。
 昔は30歳までには結婚をして、安定した仕事をしているだろうと思っていました。しかし現在独身でキャリアもない、一般的な「大人」とは随分かけ離れたところにいます。ですが今の時代人生100年、そう考えるとまだ三分の一にも到達していません。休憩や遠回りをしても良いと思います。社会一般が考える幸せとはズレているかもしれませんが、自分が幸せでいられるような選択をこれからもしていきたいです。自分の人生は自分で切り開いていけば良い、そんな風に思わせてくれた県大と、県大で出会ったすべての方に感謝しています。


~大学時代に力を入れたTFTの活動~