2021年8月

【卒業生バトン(社会福祉学科)】第一走:内田 陽介さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 社会福祉学科第一走は、有限会社ひまわりに勤務されている、内田 陽介さんです!

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 内田 陽介(社会福祉学部 社会福祉学科 2001年度卒)
 有限会社ひまわり

 ~仕事風景の写真~

 山口県立大学の社会福祉学部を卒業し、早いもので来年で20年になります。
 高校生の頃に担任の先生に社会福祉学部の受験を勧められ、大きな目標もないままに入学し、社会福祉の勉強を行ってきました。大学時代は、勉強以上に、軽音楽部に所属しバンド活動に取り組んだことの方が思い出として残っているように思います。
 卒業後は訪問入浴と訪問介護の事業所で、介護員を経てサービス提供責任者として8年、在宅介護支援センターの相談員として1年勤めた後、現在の事業所に移り、ケアマネジャーとして就職し、現在10年目となりました。
 介護保険の業務は3年に1度、制度の改正が行われ、その度に報酬の増減、サービスの制限や緩和といった変更があり、正直制度に振り回されながら働いています。特に近年はどちらかと言えばネガティブな制度の変更が多く、制度の意味や自身の仕事の意味も見失いそうなことも多々ある状況です。
 卒業後10数年経ってからの気づきですが、社会福祉学部での学びの中核は、ソーシャルワーカーとしての価値感ではないかと思っています。その価値が軸となり、制度や事業所の方針などに流されず、利用者本位の支援を行っていくことを続けられるのではないかと思っています。
 振り返ってみると、個人的にも社会福祉学部での学びの中で知らず知らず軸が育っていたように思います。今後も軸を持った県立大を巣立ったソーシャルワーカーが各地で活躍することを期待しています。

2021.08.20

「阿武町こどもミライプロジェクト」の取組みとして阿武町の小中学生が本学を訪問しました

 8月10日に阿武町次世代リーダー育成企画「阿武町こどもミライプロジェクト」(実施主体:阿武町教育委員会)の取組として、阿武町の小中学生7名が本学を訪問しました。
 阿武町出身の文化創造学科3年中村龍人さんと社会福祉学科2年の後根愛さん、そして2人の協力者として文化創造学科3年の尾崎巳琴さんが先輩大学生として、小中学生の1日限定の大学生生活をサポートしました。



 プログラム前半は自己紹介から始まり、その後、栄養学科の今村主税准教授による「エシカル消費ってなぁに?-消費の力で社会を変える-」をテーマに模擬講義が行われました。



 後半はキャンパスツアーとして、様々な教室やテラス、図書館などを見学しました。撮影スタジオやアトリエなど、大学ならではの施設や設備に小中学生のみなさんは興味津々の様子でした。参加した小中学生からは、「大学は、自由に好きな授業ができること、勉強時間は90分であること、余った時間があるときは、サークル活動やアルバイト、趣味の時間に使えることを発見しました」「今度は、大学生として来たいです」といった声が聞かれました。



2021.08.20

「文化創造学科・基礎演習Ⅰ・第4モジュール」演習成果のご紹介

文化創造学科の夏学期科目「基礎演習Ⅰ」にて取り組んだ、「キャンパスガイドブック」の作品を展示しています。



新キャンパスを中心に、大学生がおすすめしたいスポットが、写真+コメント付きで紹介されています。「こんな所があったのか」「そういう視点で観たら面白い」といった意外なスポットが発見できるかも! 作品は受講生による相互評価で選出された計24作品を、2号館の2階、3階、4階、のそれぞれエレベーター付近にて展示しておりますので、ぜひご覧ください。
※展示期間:8月31日(火)まで

【卒業生バトン(文化創造学科)】第一走:甲斐 馨太さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 文化創造学科第一走は、西臼杵広域行政事務組合消防本部に勤務されている、甲斐 馨太さんです!

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 甲斐 馨太(国際文化学部 文化創造学科 2010年度卒)
 西臼杵広域行政事務組合消防本部

 ~仕事風景の写真~

 平成19年4月、国際文化学部文化創造学科に「第1期生」として入学しました。
 宮崎県から初めて訪れる山口県の学校へと入学し、期待と不安でいっぱいだった18歳の春を今でも鮮明に覚えています。
 学校生活では、高校の国語科の教員免許を取得するための勉学を中心に、野球部での活動、アルバイトに明け暮れた毎日でした。無事に教員免許を取得することができ、地元の学校で2年間講師として勤務しましたが、4年ぶりに地元で生活するうちに、どうしても「地元に残って仕事がしたい!」という想いが高まり、現在は平成27年から新設された地元の消防署で消防士として勤務しています。
 卒業して10年、33歳となりましたが、学科や部活動の友人とは今でも連絡を取り合ったり、数年に一度集まったりして、友好を深めています。また、文化創造学科のイベントにはほぼ毎年参加させていただいており、卒業以来1年に一度は必ず山口を訪れているためか、今でも山口県立大学をとても身近に感じています。
 コロナ渦で越県の移動ができず、昨年から大学を訪れることができていないのをとても寂しく感じていますが、またいつものように大学で先生方とお話しできる日を楽しみにしています。
 次は1学年下の後輩にバトンを托したいと思います。次回を楽しみにお待ち下さい。


1年生の時の水無月祭の運動会での1コマです。目立ちたがり屋の私は、同じく目立ちたがり屋の関西出身のO君と一緒に、仮装して開会式から参加しました。今となれば面白いやら、恥ずかしいやら、、、いい思い出です。笑
※ピンクが私です。

【卒業生バトン(看護学科)】第一走:細田 捺美さん

 今月から、ついにはじまる新企画!その名も"卒業生バトン"。各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画です!!
 看護学科第一走は、広島市民病院に勤務されている、細田 捺美さんです!

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 細田捺美(看護栄養学部 看護学科 2017年卒)
 広島市民病院勤務

 ~仕事風景の写真~

 看護の基礎から学べるカリキュラムや、臨床実習だけでなく学校内の演習環境や演習内容の充実に魅力を感じ、山口県立大学に入学しました。
 大学生活は、講義や実習だけでなく研究や課題、国家試験に向けて勉強しなければならないことがたくさんありました。特に、国家試験の勉強は大変でしたが、私は友達と先生の研究室を使わせてもらい勉強していました。お互いに励まし合ったり、休憩時間は思い切り楽しんだり、同じ学科の友達がいたからこそ頑張れたと思います。
 また、空いている時間でアルバイトをしたり、講義が終わった後はサークル活動を行うことで気分転換もはかることができ、私生活も充実していました。
 私はバスケットボールのマネージャー、そしてダンスサークルに所属していました。特にダンスサークルではダンスの構成を考えたり、大学祭に出演したことなど良い思い出になっています。

 ~大学祭での写真~

 山口県立大学を卒業してから現在、広島市民病院で働いています。入職してから循環器内科に配属となり、今年で4年目になりました。今まで指導を受けてきた側でしたが、後輩の指導をする機会も増えてきて、今年は看護研究に取り組んでいるところです。
 これからも山口県立大学で学んだことをいかしながら、看護師という仕事に誇りを持ち、頑張っていきたいと思います。
 先生方、お元気ですか。大学生活ではたくさんお世話になりました。ありがとうございます。また、いつか、大学へ会いにいきますね!