お弁当の日プロジェクト

看護栄養学部 栄養学科 園田純子准教授が「令和7年度 栄養士・管理栄養士の養成施設に勤務する教員のための会長顕彰」を受賞しました

この度、山口県立大学 看護栄養学部 栄養学科の 園田純子准教授 が、「令和7年度 栄養士・管理栄養士の養成施設に勤務する教員のための会長顕彰」を受賞されました。本顕彰は、栄養士・管理栄養士の育成に携わる教員の中でも、特に顕著な功績を挙げた方に贈られるものです。

園田准教授は着任以来、調理学の専門性を生かしながら、栄養学科の教職課程の推進役を担ってこられました。これまで多くの学生を県内外の栄養教諭・高等学校家庭科教員として送り出し、人材育成に大きく貢献されています。

また、学生の学びをさらに深める取り組みとして、学科内食育系課外活動「お弁当の日プロジェクト」で指導者を務め、学生の食意識向上に寄与するとともに、地域の方々を対象とした食育ワークショップを企画・開催されてきました。これらの活動は地域からも高い評価を受けており、大学と地域をつなぐ食育の実践として大きな成果を挙げています。

研究活動においても、調理学に関する豊富な知見を最大限に活用し、食文化の継承や地域食材を活用した商品開発など地域が抱える課題の解決に向けた取り組みを積極的に展開されています。近年多発する自然災害を背景に、食品の備蓄方法や災害時の調理方法を一般市民に分かりやすく普及する研究にも取り組んでこられました。こうした成果は『備蓄品の活用レシピ』や『災害時の食事お助けBOOK』としてまとめられ、広く配布されています。

▶『備蓄品の活用レシピ』や『災害時の食事お助けBOOK』については コチラ

今回の受賞を学長・理事長に報告した際には、学長・理事長との記念撮影も行われました。

園田准教授、このたびのご受賞、誠におめでとうございます。

園田純子准教授 受賞の様子1

山口県立大学は今後も、学生一人ひとりの学びと成長を支えながら、地域の健康と食を支える管理栄養士の育成に力を注いでまいります。

お弁当の日プロジェクト企画「食育ワークショップ」を開催しました!

11月17日(日)、栄養学科のお弁当の日プロジェクト企画の食育ワークショップを開催しました。

今回のテーマは「みそ」。『食べてミソ!学んでミソ!みそ教室』と題し、講師にMidukitchen合同会社の代表などを務める影山みづきさんをお迎えして1日ワークショップを行いました。

『食べてミソ!学んでミソ!みそ教室』の様子1
『食べてミソ!学んでミソ!みそ教室』の様子2

午前の部では、影山さんによるみそを使った料理教室を行いました。

  • ~献立~
  • 重ね煮豚汁
  • なすの肉味噌のせ
  • 鯖のはちみつ味噌煮
  • ブロッコリーのはちみつ味噌マヨ和え
『食べてミソ!学んでミソ!みそ教室』の様子3

鍋に野菜を層にして重ね、水をほとんど加えず蒸し煮にすることで野菜の甘みを引き出す「重ね煮」では、本来塩を少量加えるところを味噌で代用しました。他にもいろんな料理に使える簡単万能調味料「はちみつ味噌」のレシピをご紹介いただいたり、食材を50℃洗いしたりなど、料理の豆知識を交えた説明を行っていただきました。

参加者は、工程一つひとつの意味や効果について、メモを取るなどしながら真剣に聞いていました。

『食べてミソ!学んでミソ!みそ教室』の様子4
『食べてミソ!学んでミソ!みそ教室』の様子5

説明の後はグループに分かれて実践。グループで役割を決めながら、手際よく調理を行いました。

影山さんのアドバイスを受けながら、上手に見た目もきれいに作ることができました。

『食べてミソ!学んでミソ!みそ教室』の様子6
『食べてミソ!学んでミソ!みそ教室』の様子7
『食べてミソ!学んでミソ!みそ教室』の様子8

出来上がった料理は、みんなで美味しくいただきました。

『食べてミソ!学んでミソ!みそ教室』の様子9
『食べてミソ!学んでミソ!みそ教室』の様子10
『食べてミソ!学んでミソ!みそ教室』の様子11

栄養学科 調理学研究室主催「はじめよう!もしもに備えるローリングストック~備蓄品を使った料理教室~」を開催しました

9月16日(土)、看護栄養学部 栄養学科 調理学研究室主催「はじめよう!もしもに備えるローリングストック※~備蓄品を使った料理教室~」を開催しました。

料理教室には、20名の参加があり、「ポリ袋で炊くご飯」や「大豆ミートを使ったキーマカレー」「春雨サラダ」など、買い置きの食品のみで作れ、災害時にも役立つ調理実習を行いました。

今回は、生活協同組合コープやまぐちに協賛いただき、料理教室で活用した商品やレシピは、コープやまぐちの店舗にて9月末まで展示されています。

※ 非常食を日常的に使用し、 常に家庭に新しい非常食を備蓄すること。

料理教室の様子1
料理教室の様子2
料理教室の様子3
料理教室の様子4
料理教室の様子5
料理教室の様子7
展示されている様子

お弁当の日プロジェクト「料理教室 ~地産地消deクッキング~」

 11月30日に栄養学科の課外活動、お弁当の日プロジェクトにて「料理教室 ~地産地消deクッキング~」を開催しました。

 本学で実施している「お弁当の日プロジェクト」は、大学生や地域の人たちを対象に、毎年、料理教室を取り入れた食育ワークショップを企画・開催していましたが、近年は、コロナ禍により食育ワークショップを実施することができませんでした。 そんな中でも学生たちは、宮野地区食生活改善推進員や山口市健康増進課など様々な方々のご協力もあり、レシピ集をパンフレットや動画で公開するなど、自分たちができる活動を行ってきました。

 今回は学内者を対象に、約3年ぶりの料理教室開催となり、3年生にとっては初めて自分たちで運営するイベントとなりました。

調理する様子の写真1
調理する様子の写真3
調理する様子の写真3
調理する様子の写真4
調理する様子の写真4

 メニューは、山口県の食材を使って作れる地産地消レシピをもとに、炊き込みご飯やハンバーグなどの定番メニューが5品。食材は岩国れんこんや、はなっこりーなど山口県産ものを使い、またお米は本学がある宮野地区のものが使われています。
 今回の料理教室ではまず最初に、3年生が撮影したレシピ動画を参加者が視聴した後、実際に調理に取り掛かります。事前に料理をする映像を見ることができるので、イメージしやすく自宅でも挑戦できるよう工夫がされていました。

動画を見る写真
盛り付けの写真
集合写真

栄養学科「お弁当の日プロジェクト」の学生が第16回女性いきいき大賞「コープやまぐち奨励賞・学生の部」を受賞しました

 コープやまぐちが主催する「第16回女性いきいき大賞」において、栄養学科の課外活動の一つ「お弁当の日プロジェクト」が「コープやまぐち奨励賞・学生の部」を受賞しました。
 3月3日(木)には、表彰式が開催され、「お弁当の日プロジェクト」のチームの学生・教員が出席しました。
また、3月8日(火)、学生・教員による受賞報告会が行われました。

 「お弁当の日プロジェクト」は、大学生を中心とした若者を対象に、食意識の向上と食生活の改善を目指す食育活動の実践を目的とし、活動をしています。
 新型コロナウイルス感染症の影響から、定期的に開催されていた「お弁当の日」やワークショップが中止になる中、自分たちができる活動を模索し、昨年、動画付きのパンフレット「一切合切常備菜 ~お弁当にもいれなさい!~ レシピ集」を作成しました。作成したパンフレットを使用しながら、レシピを教えていただいた、宮野地区食生活改善推進員の方々に、「SNSを活用した料理教室」を提案する会を開催するなど、活動を続けてきました。
 今年度は、お弁当の日プロジェクトと、山口市食生活改善推進協議会、山口市健康増進課で取り組んだレシピ集「かんたんおいしいお役立ちレシピ」の作成に取り組んでいます。