教育

2024.02.26

令和5年度PBL実践報告会を開催しました。

令和6年2月20日(火)、本学において、大学リーグやまぐち主催の「令和5年度PBL実践報告会~学生による新たな価値の創造~」が開催されました。

当日は、会場・オンライン(Zoom)参加を合わせて約130人の方にご参加いただき、県内7大学(至誠館大学、周南公立大学、東亜大学、梅光学院大学、山口大学、山口学芸大学、山口県立大学)による発表が行われました。

  1. ①至誠館大学: 萩市越ケ浜における地域資源などを活用した観光施策の展開
  2. ②周南公立大学: 働く場としての周南の魅力再発見と今後の展望について
  3. ③東亜大学: 健康増進プロジェクト
  4. ④梅光学院大学:みんな集まれプロジェクト

    ~地域に愛されるゲームセンターを目指して~

  5. ⑤山口大学: 大学生と山口市中心商店街をつなぐ

    ~新しい居場所「hOur Place」の創出~

  6. ⑥山口学芸大学: 名田島地区まちづくりアンケートの集計と考察
  7. ⑦山口県立大学: まちの「体験価値」を向上させるプロジェクト

    ~阿武&下松、二地域での取り組みから~

報告会では、県内の学生たちが企業や自治体等と連携して、企業や地域の課題解決に向けた方策の検討、フィールドワーク等を重ねてきたプロセス、そこから生まれた新たな提案・価値といった成果、今後の課題などについて発表しました。

大学リーグやまぐち主催「令和5年度PBL実践報告会~学生による新たな価値の創造~」の様子1

本学からは、下松市と阿武町と連携して取り組んだ「まちの『体験価値』を向上させるプロジェクト~阿武&下松、二地域での取り組みから~」というテーマで、国際文化学部文化創造学科3年生の2人が発表しました。

全国住みよさランキング上位都市の魅力を若い世代にも広めたい下松市と、キャンプ場を活かした平日の宿泊研修プランを創出したい阿武町。異なる二地域における「体験価値」を向上させる試みを各々の地域特性を踏まえながら同時進行させるPBLを実施した多忙な1年を振り返り、フィールドでリアルな体験をしたことの意義や同時にPBLを実施してみて気づいたことなどを説明しました。

大学リーグやまぐち主催「令和5年度PBL実践報告会~学生による新たな価値の創造~」の様子2

発表後、PBL協力パートナーである下松市の担当者の方から、「今年度は『ショクバカンス』というテーマで単身赴任者向けの『笠戸ヒラメさばき』という企画に取り組んでいただいた。学生さんには何度も現地に足を運んでもらい、若者目線でのアクティビティの発掘に一生懸命取り組んでいただき感謝している。今後も単身赴任者を起点とした交流人口や関係人口の増加に、若者視点を取り入れて取り組みたい。」とのコメントをいただきました。

報告会終了後は、参加者からは、「どの発表も個性的かつ効果的でよい取組だった。」「若者の視点で行政にはできない街づくりやアイデアの実践に期待する。」「地域課題に取り組む学生の方々の発表を聞いて、地域活性化を考える良い機会になった。」などの感想が寄せられ、本報告会は盛会のうちに終えることができました。

2023.04.26

学生用ベンチ贈呈式を行いました

4月20日(木)、厚生棟前にて、山口ロータリークラブから寄贈いただいた学生用ベンチ贈呈式を行いました。

このベンチは、青少年奉仕事業の一環として本学に寄贈いただいたものです。式では、「このベンチが学生が将来の夢などを語り合うささやかなステージになれば幸せです」と山口ロータリークラブの作間会長から挨拶がありました。

贈呈式の様子1

贈呈式の様子2

寄贈いただいたベンチは、厚生棟前に設置いたしました。「学生の憩いの場」として、大切に活用させていただきます。

贈呈式の様子3

2022.12.12

全1年生必修科目として、「やまぐち未来デザインプロジェクト」が進行中です

 「これからの人口減少社会をどうデザインすべきか?」をテーマに、今年度から、全1年生必修科目として、「やまぐち未来デザインプロジェクト」を開始しました。前期には、地域社会の課題やその背景について多角的な視点から理解したり、学部学科別の特徴を踏まえてアカデミックスキルを身に付ける学習を行ったりしました。

 いよいよ後期は、前期に身に付けた多様な知識を集約しつつ、地域社会を持続可能な形で発展させるための新しいアイデアを創発する段階です。「DX」「交流」「健康」「サードプレイス」の中テーマを設けて、64の学部学科混成チームが活動しています。11月16日の授業では、学生たちのアイデアを外部の視点で点検・評価していただくために、山口市役所の各部署から11名の職員さんにご参加いただいて、有益なアドバイスをいただきました。

 これから、アイデアを修正し、発信するためのポスター制作に入ります。

授業の様子の写真1
授業の様子の写真2
授業の様子の写真3
授業の様子の写真4
授業の様子の写真5
授業の様子の写真6

2022.03.23

本学の副専攻「環境システム」の受講生が、企業のエシカルな取り組みを取材し、パンフレットを作成しました!

 本学の副専攻「環境システム」の「環境実践専門実習」の受講生が、企業のエシカルな取り組みを取材し、学生の目線で記事を書いた、「学生レポ」が完成しました。
 これは、山口市が実施する国の気候危機対策「COOL CHOICE」の普及啓発活動の一環で作成され、コロナ禍で企業の現場を取材できる時間が限られるなかで、学生たちが主体的に取材を進めました。
 このパンフレットは、市民のみなさまが企業の「COOL CHOICE」の取り組みやその経営者の想いを知り、脱炭素社会に向けた動きが身近なところから始まっていること、一般市民のみなさまにもできることがたくさんあるということを知っていただきたいという熱い思いが込められたパンフレットになっています。
 パンフレットは、今後山口市内の地域交流センター等や、環境関連のイベントの際に配布を予定されているとのことで、山口市のHP等への掲載も現在準備が進められているようです。



PBL成果報告会・シーズ発表会を開催しました

2月13日(木)、本学にて「PBL(課題解決型学習)成果発表会」並びに「シーズ発表会」が開催されました。

PBL成果発表会では、山口県内の大学と企業・関係団体等からそれぞれPBLの取り組みについて発表が行われ、本学からは株式会社アデリー様と「お菓子のオマケ」のデザインに取り組んだ学生が発表を行いました。このPBLの活動を通して、学生たちは思考力や行動力を磨き、社会に出るために必要な力を身に着けることができたようです。

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続いて、山口県内の大学が取り組む地域貢献活動について事例を紹介する「シーズ発表会」では、各大学の取り組みがパネル形式で分かりやすく紹介され、会場周辺では企業や関係団体・大学関係者との交流が活発に行われていました。

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