令和6年度PBL実践報告会を開催しました。

2025.02.28

大学リーグやまぐち主催「令和6年度PBL実践報告会」の開催

令和7年2月18日(火)、本学において、大学リーグやまぐち主催の「令和6年度PBL実践報告会~学生たちが「見つける×つなぐ」地域の魅力~」が開催されました。

当日は、会場とオンライン参加を合わせて約120人の方にご参加いただき、県内7大学(至誠館大学、周南公立大学、東亜大学、梅光学院大学、山口大学、山口学芸大学、山口県立大学)による発表が行われました。

「令和6年度PBL実践報告会」チラシ
  • 【各大学の発表テーマ】
  • ①至誠館大学: 萩市越ケ浜の地域資源の再発見および磨き上げに向けた取組
  • ②周南公立大学: 周南市の活性化のためにできること
  • ③東亜大学: 健康増進プロジェクト2024
  • ④梅光学院大学: 山口県で一番愛される存在に~ノゴローの認知度向上~
  • ⑤山口大学: CHANGEABLUE PROJECT(チェンジャブルー・プロジェクト)
  • ⑥山口学芸大学: 地域のイベントに大学生が参加する意義
  • ⑦山口県立大学: 美川ムーバレーの集客を考える
「令和6年度PBL実践報告会」の様子1

報告会では、県内の学生たちが企業や自治体等と連携して、企業や地域の課題解決に向けた方策の検討、フィールドワーク等を重ねてきたプロセス、そこから生まれた新たな提案・価値といった成果、今後の課題などについて発表しました。

発表後には、参加者から感想や質問が出され、学生が質問に丁寧に回答しました。

「令和6年度PBL実践報告会」の様子2

山口県立大学からは、岩国市美川町にあるテーマパーク「地底王国 美川ムーバレーの集客を考える」というテーマで、国際文化学部文化創造学科3年生の6人が発表しました。

「令和6年度PBL実践報告会」の様子3

このプロジェクトは2021年度から進めており、背景として、ここ数年、来場者数が横ばいとなっていた状況に加え、コロナ禍により集客の低迷が課題となっていました。今年度は、美川ムーバレーを管理・運営する美川開発株式会社のスタッフと学生の共創により、特にファミリー層の集客に向けてのアイデアを具体化して美川ムーバレーの魅力を伝えることを目的として取り組みました。発表では、この成果として、①学生目線のアンケート調査や企画提案・制作などを実施したこと、②コラボグッズの制作・販売、キャッチコピーの提案・活用、オフィシャルパンフレットを制作・実用化したこと、③課題抽出と社会実装を試みた活動ができたこと、④今年度の美川ムーバレーの収益が過去最高になったことなどの説明がありました。

「令和6年度PBL実践報告会」の様子4-1
「令和6年度PBL実践報告会」の様子4-2
「令和6年度PBL実践報告会」の様子4-3
「令和6年度PBL実践報告会」の様子4-4
「令和6年度PBL実践報告会」の様子4-5

また、今年度は学生による発表のほか、各大学が取り組んだPBL事例や大学リーグやまぐちが取り組んでいるPBL事業を紹介したポスター展示も実施しました。

参加者や学生は、発表会の前後に各大学が取り組んできたPBLの成果を紹介したポスターを熱心に見入っていました。

「令和6年度PBL実践報告会」の様子5
  • 【お問い合わせ先】
  • 山口県立大学 地域共生センター
  • 〒753-0021 山口市桜畠6丁目2-1
  • TEL: 083-929-6611 FAX: 083-929-6632