令和6年 山口県立大学・山口市サテライトカレッジ②を開催しました。

令和6年10月30日(水) 徳地地域交流センターにて、山口市サテライトカレッジ 第2回目を開催しました。

今回の講座は、

「失明につながる病気を早めに発見するポイント ~こんな時は受診すべき? しばらく様子を見ていいの?~ 」 というテーマで、山口県立大学 看護栄養学部 栄養学科 德田 和央 教授が、受講者11名に対し講義を行いました。

山口県立大学 看護栄養学部 栄養学科 德田 和央 教授

視力の低下など、年齢を重ねると目の変化を感じることが多くなります。しかし単なる老眼と考えて放置しておくと他の目の病気にかかっていることに気づかず、症状が進行してしまうことがあります。講座では、失明リスクのある「白内障」「緑内障」「加齢黄斑変性」について学びました。

山口市サテライトカレッジ 第2回の様子1

目には、かゆい・痛い・見えにくい・何か黒い物が飛んで見えるなど様々な症状が現れることがあります。どのような症状が現れると失明につながる病気の可能性があるのか、どのタイミングで受診したらよいのか、しばらく様子を見てもよいのかなど、具体的な例を挙げて説明がありました。

山口市サテライトカレッジ 第2回の様子2

元気に健康な生活を送るには、病気の早期発見が不可欠です。目も例外ではありません。早く異常に気づき適切な治療を受ければ、病気を治したり、進行を遅らせたりすることができます。

そこで、物が歪んで見え、視野が欠ける「加齢黄斑変性」をチェックするシートを用いて、目に異常がないか各自チェックをしました。

山口市サテライトカレッジ 第2回の様子3

講座終了後には、目の悩みや、使っている目薬などについて多数の質問がありました。日頃感じていた疑問が解決でき、納得した様子がうかがえました。

山口市サテライトカレッジ 第2回の様子4
山口市サテライトカレッジ 第2回の様子5
  • 受講者のアンケートでは、
  • 「眼科を受診してみようと思いました。」
  • 「正しい点眼法がわかった。」
  • 「見え方の異常に早く気づくように心がけたい。」
  • 「目の健康によい栄養素のことが聞けて良かった。」
  • 「眼科に通院していますが、色々と勉強になりました。」
  • などの声が寄せられました。

「人は情報の8割以上を視覚から得ている」と言われるように、私たちは日常生活の多くの情報を目から得ています。目が健康であれば、いつまでも美しい風景や花などを見ることができ、心豊かになります。

豊かな人生を送るためにも、目の健康を保ちましょう。