国際文化学科の学生が山口県韓国語弁論大会で優秀賞を受賞しました


関連ワードで検索する

2022.12.05

 11月27日(日)に山口韓国青年商工会主催の山口県韓国語弁論大会が開催され、国際文化学科の学生3名が出場しました。そのうち、平田妃香さんが優秀賞を受賞しました。

 大会では、韓国の伝統衣装を身に着け、韓国旅行での経験や文化についての弁論を行い、3名にとって今後に活かすことのできる良い経験となったようです。

出場者3名の写真

出場した3名の学生の出場体験談は下記をご覧ください。

・平田妃香さん(国際文化学科・3年)
 私は初の韓国旅行について発表しました。会話体や体験談を入れた方が面白くなる、一つの文章を短くすれば覚えやすいなどのアドバイスをいただきながら原稿を完成させました。自分の感情に一番合う表現を調べながら作成したので勉強になりました。
 暗記していくうちに定着したので今後の韓国語学習に活かしていきたいです。
 先生方や留学生の方との練習では、濃音の発音が苦手なことや間違ったイントネーションで発音していたことに気づくことができました。
 また、早口で話してしまったり会話体で声色を変えられていなかったり間や感情表現がなかったり、課題もたくさん出てきました。授業中に何度も練習の機会をいただいたので、その日に向けて課題を克服していきました。そこでも目線やジェスチャーなどのアドバイスをいただきました。
 しかし、本番は緊張してジェスチャーをする余裕がありませんでした。声も少し震えましたが、頭が真っ白になることもなく課題だったことは上手くできたと思います。優秀賞をいただけて満足です。

・角明莉さん(国際文化学科・1年)
 原稿を書く段階から、どんなことを書こうか、とても迷いました。自分が言いたいことを上手く表現出来ないことにもどかしさを感じながらも、文章を完成させました。
 韓国語への翻訳は、先生に助けていただきながら完成し、そこから文章の暗記の練習をしていきました。日本語でさえも、文章の暗記はとても難しいことですが、外国語である韓国語では、更に難易度が高いことです。練習の中では、暗記に加え、発音やイントネーションも練習しました。韓国人の留学生に沢山アドバイスをしていただき、本番に臨みました。
 多くの人の前で弁論を行うのは緊張しましたが、自分の意見を聞いてもらえる良い機会になりました。弁論大会では、中学生から大人まで、幅広い年代の方々が工夫を凝らした弁論を行い、これからの韓国語学習に対するモチベーションにもなりました。

・徳永琳さん(国際文化学科・1年)
 今回の弁論大会で私は「私の好きな文化 君の好きな文化」というテーマで弁論を行いました。
まず、日本語の文章を考えるのにとても時間がかかりました。韓国に関連した自分の体験を思い出しながらその時自分はどう思ったのか、その体験を基に何を伝えたいのかをじっくり考えながら原稿を作成しました。
 また、原稿を覚えるのも苦労しました。原稿は日本語と韓国語両方の言語で作成したのですが、弁論は韓国語で行うのでひたすら韓国語を覚えました。自分が今まで聞いたことのない単語や発音が難しい単語がたくさんあったので覚えるのが大変でした。最初は自信がなかったのですが、韓国人留学生の方に発音をチェックしていただいたり、韓国語の授業で発表練習をさせていただいたりしたので徐々に自信がつき、本番ではあまり緊張しませんでした。
 結果は奨励賞でしたが、自分の練習した成果が出せたので良かったです。今回の弁論大会で学んだことを活かして今後も韓国語や韓国文化などの学びを深めていきたいです。