2022年11月

【卒業生バトン(看護学科)】第七走:餌原 爽さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 看護学科第七走は、竹岡 奈々さんよりバトンを受け取った一般財団法人 永頼会 松山市民病院にて看護師として勤務されている、餌原 爽さんです!

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 餌原 爽(看護栄養学部 看護学科 2017年度卒)
 一般財団法人 永頼会 松山市民病院勤務


~【仕事中の様子】手術前に手洗いをしているところ~

 私は夏のオープンキャンパスに参加した際、親身に相談に乗ってくださった先生や先輩方の存在や大学のアットホームな雰囲気に惹かれ、入学を望みました。
 大学時代、実習では患者様に沿ったニーズを考え、入院中もその人らしく生活を送ることができるよう、実習先の看護師の方々や先生方にご指導頂きながらケアを考え、実践に励みました。実習を通して看護の難しさを知るとともに、受け持ち患者様から「あなたがいてくれてよかった」と言っていただけたことは今でも自身を支える言葉となっています。
 現在は地元に戻り、市内の総合病院で手術室看護師をしています。病棟とは違い患者様との関わりは短期間ではありますが、少しでも不安を取り除き、安心感を与えられるような看護師であれるように心懸けています。手術の進行や、状況変化に合わせた臨機応変で迅速な対応が必要なため、常に緊張感があり精神的にも体力的にも大変ではありますが、無事に手術を終えて回復に向かう患者様の経過を知ることができた時はやりがいを感じています。
 今も看護師を続けられているのは大学時代に看護の魅力を教えてくださった先生方や、今も何かあった時に相談に乗ってくれる大学時代の友人たちのおかげです。出会えてよかったです!


~【大学時代の思い出の写真】卒業旅行にハワイに行った写真~

【卒業生バトン(国際文化学科)】第十一走:林 美沙妃さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第十一走は、平井 佐和子さんよりバトンを受け取った、株式会社ナカスカコーポレーションに勤務されている林 美沙妃さんです!

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 林 美沙妃(国際文化学部 国際文化学科 2013年度卒)
 株式会社ナカスカコーポレーション勤務


~仕事中の様子~

 島根県の高校を卒業後、外国語やさまざまな国の文化を学びたいという思いで大分県の短大に入学しました。
 そこで韓国語や韓国の文化の魅力に惹かれ、もっと専門的に勉強したいという思いと、日本語教師の職業にも興味があったので、韓国語コースがあり、日本語教師になるための授業のある県大に編入しました。
 県大では、日本語教師の資格取得と、韓国釜山への語学留学などを通し、韓国語の勉強に励みました。また、県大にフィンランドから留学に来ている学生の日本語チューターを行うなど、留学生に日本語を教えたり、留学生との交流を図りました。
 そんな中で、日本語を教える難しさを痛感し、また、日本語や日本の文化について改めて考えたときに、自分自身、日本人でありながら外国人に伝えられるような日本文化の知識がないことに気づきました。
 そこで、わかりやすく日本の文化である「着物」について、知りたい、そして多くの人たちに着物の文化を伝え広めていきたい、と感じ着物屋さんに就職しました。
 自分の好きなこと、興味のあることを大学でしっかりと見つけることは、とても重要です。「なりたい自分」を見つけられるように、在学中に少しでも興味のある授業をたくさん受けることをおすすめします!


~【大学時代の思い出の写真】大学時代、ゼミのみんなで「すぴこん」に出場し韓国語でスピーチを行い、優秀賞を取ったときの写真(後列一番左)~

第2回山口市サテライトカレッジを開催しました

 令和4年10月25日(火)山口市徳地山村開発センターにて、第2回山口市サテライトカレッジを開催しました。
 今回は「認知症なんてこわくない!」と題して、社会福祉学科の横山正博教授が、受講生16名に対して講義を行いました。

講座の様子の写真

 認知症とは、脳の病気や障害など様々な原因により認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。
 講義では、認知症の行動(徘徊、暴力・暴言)や心理症状(抑うつ、妄想)に触れた後、「認知症によるもの忘れ」と「加齢によるもの忘れ」の違いなど、具体的な内容について、受講者の方と会話を交えながら詳しく解説されました。また、認知症の方が安心・安全に生活できるために家族ができることや地域のケアシステムの紹介もありました。
 受講者からは「自分の行動や考えに不安を感じていたので、参考になりました」「認知症の方の気持ちが理解できました」との声も寄せられ、多くの方がほっこりとした温かい表情で会場をあとにされました。