【卒業生バトン(国際文化学科)】第十走:平井 佐和子さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第十走は、門野 淳記さんよりバトンを受け取った、特定非営利活動法人市民活動さぽーとねっとに勤務されている平井 佐和子さんです!

*********************************************

 平井 佐和子(国際文化学部 国際文化学科 2013年度卒)
 特定非営利活動法人市民活動さぽーとねっと勤務


~山口市産業交流拠点施設内『アカデミーハウス』一期生21人での共同生活を終えて~

 鳥取県の高校を卒業後、大分県の短大に入学し、まちおこしのイベントに携わるなど地域活動に力を入れていた私は、卒業後の進路として、県大が地域に密着した大学であることを知り、編入学することを決めました。
 県大では、地域でのフィールドワークを通してさまざまな人と関わる機会をいただきました。元々人とのコミュニケーションに苦手意識を持っていた私は、フィールドワーク先での人との関わり方に悩み、活動に対するモチベーションが上げられない時期がありました。
 そんな時、ゼミの教授から「何をしている時が一番幸せ?」と尋ねられました。「スポーツです」と答えると、それならここに行ってみるといい!と、防府市富海で活動するビーチサッカーチームを紹介されました。単なるスポーツチームとしての魅力に留まらず、それを取り巻く地域の人たちに魅力を感じた私は、富海に何度も足を運ぶうちに、卒業後もこの地域のために自分にできることをやりたいと思うようになりました。
 その時のご縁もあって現在の職場に就職した私は、防府市市民活動支援センターの職員として、防府の課題解決に向けた活動のサポートを行いながら、仕事の他にも『公益社団法人防府青年会議所』、『やまぐち若者MY PROJECT』、『アカデミーハウス』など、人とのつながりを大切にしながらさまざまな活動に取り組んでいます。
 今の私があるのは、さまざまな人と関わる中で自分自身と向き合う機会をいただき、"人は人でしか磨かれない"という価値観を得ることのできた大学時代があったからです。


~【大学時代の思い出の写真】熱を入れて取り組んだ防府市富海でのフィールドワーク~