【卒業生バトン(国際文化学科)】第八走:原 千津香さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第八走は、高橋 知里さんよりバトンを受け取った、JICA海外協力隊として活動されている原 千津香さんです!

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 原 千津香(国際文化学部 国際文化学科 2015年度卒)
 JICA海外協力隊


~アフリカンプリントのガーナ服を着て~

 大学で学んだことはどれも刺激的でした。すでに知っていたり新しく学んだりしたばらばらの知識が色々なところで繋がり、その学びを地域に出て、国外に出て、頭だけではなく体に沁みこませることができた四年間でした。
 幼い頃から海外への憧れがあり、交換留学制度もある本学の国際文化学部を選びました。在学時は、スタディーツアー等で韓国や台湾を訪れ、スペインのナバラ州立大学へ約1年間交換留学をしました。その時の経験は今でも大いに生きています。
 卒業後はIT関係の会社に就職し、現在はJICA海外協力隊として、ガーナの女子高等学校で生徒にパソコンの使い方や日本文化・日本語などを教えたり、学校のICT環境改善に取り組んだりしています。
 大学の講義や留学経験は、一見自分とは関係のないように思える遠くのことが、本当は自分の身近で関係のある問題であるということに気づかせ社会の事柄に目を向けるきっかけになりました。国際協力がしたいと思うようになったのも、この大学で学んだからです。日本から遠く離れたアフリカのガーナでは様々な異文化に出会い、その背景を考えながら違いを楽しんで活動ができています。
 お世話になった先生方、職員の方々は数えきれません。みなさんに心から感謝します。楽しい同期や先輩、後輩のみんなと一緒にこの大学で学べて本当に良かったです。


~【大学時代の思い出の写真】春の山で山菜を採り天ぷらにしたゼミの一コマ~