2022年3月

2022.03.29

~「柳井様ご夫妻(売店)」に感謝を込めて~

 令和4年2月22日(火)12時をもって、売店が閉店いたしました。閉店を知った卒業生や在学生、教職員、元教職員等様々な方が柳井様ご夫妻に会いに来られ、北キャンパスの売店のカウンターは、たくさんの花束や寄せ書きであふれていました。
 その後、3月17日(木)には、本学の学生・教職員を支え続けてくださった柳井様ご夫妻に対し、大学より感謝状・記念品の贈呈式を行いました。
 さらに、有志による記念品の贈呈が、柳井様ご夫妻が大学の中で1番長い時を過ごされた南キャンパスの旧売店前で行われました。
 50年という長きにわたる、本学への御尽力に深く感謝申し上げます。
 柳井様ご夫妻の今後益々の御多幸と御健勝をお祈りいたします。


~【2月22日(火)閉店日】カウンターには、まだまだたくさんの花束、お手紙であふれていました。~





2022.03.25

本学教員による令和3年度「みね健幸百寿プロジェクト」事業報告会

 2月28日(月)美祢市民会館にて、「令和3年度みね健幸百寿プロジェクト」事業報告会が開催され、本学の教員3名(理事長 前川剛志、看護学科 教授 曽根文夫、社会福祉学科准教授 角田憲治)が事業報告を行いました。
 美祢市では、令和3年度から地方創生推進交付金事業として「みね健幸百寿プロジェクト」が始まりました。このプロジェクトでは美祢市民の健康寿命を延伸するために、市民一人ひとりの行動変容を促す具体的な仕組みの構築を目的としています。
 本学は令和2年8月27日に美祢市と包括的連携協定を締結しています。令和3年度よりこのプロジェクトを受託研究として進めるために、本学では令和3年6月に「生活・健康・福祉をDXで考える研究会」が発足しました。この研究会では個人情報保護法のもとに、美祢市民の保健・医療・介護に関連するビッグデータの収集と分析を通じて、みね健幸百寿プロジェクトを支援するための検討を行います。
 令和3年度の取り組みでは、小中学生に対する「がん教育」の実施(6校)、健康に関する最新のアンケート調査内容(食事、身体活動、睡眠などに関する87の質問、15分程度で回答可能)について報告しました。報告を聞かれた市長、市職員、市議会議員の皆様方はプロジェクトについて理解を深められるとともに、ご自身の健康について考える良い機会にもなったようでした。





2022.03.23

本学の副専攻「環境システム」の受講生が、企業のエシカルな取り組みを取材し、パンフレットを作成しました!

 本学の副専攻「環境システム」の「環境実践専門実習」の受講生が、企業のエシカルな取り組みを取材し、学生の目線で記事を書いた、「学生レポ」が完成しました。
 これは、山口市が実施する国の気候危機対策「COOL CHOICE」の普及啓発活動の一環で作成され、コロナ禍で企業の現場を取材できる時間が限られるなかで、学生たちが主体的に取材を進めました。
 このパンフレットは、市民のみなさまが企業の「COOL CHOICE」の取り組みやその経営者の想いを知り、脱炭素社会に向けた動きが身近なところから始まっていること、一般市民のみなさまにもできることがたくさんあるということを知っていただきたいという熱い思いが込められたパンフレットになっています。
 パンフレットは、今後山口市内の地域交流センター等や、環境関連のイベントの際に配布を予定されているとのことで、山口市のHP等への掲載も現在準備が進められているようです。



【卒業生バトン(文化創造学科)】第六走:平島 彩華さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 文化創造学科第六走は、冨川 翔子さんよりバトンを受け取った特定非営利活動法人 NPO萩みんなの図書館にて司書として勤務されている、平島 彩華さんです!

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 平島 彩華(国際文化学部 文化創造学科 2016年度卒)
 特定非営利活動法人 NPO萩みんなの図書館勤務

 ~仕事風景の写真(2018年のお話会の様子です)~

 名前からは何をしているのか想像しにくい文創。「文化創造学科出身です」と話すと、高確率で「何を学ぶところなの?」と尋ねられます。
 そんな謎に包まれた学科で、私は日本文化系(現在の日本文化コース)を選択し、図書館情報学研究室に所属していました。ゼミでは「図書館の自由に関する宣言」で示されている事柄をテーマに発表を行い、近隣図書館のイベントのお手伝いや学生ライブラリアンなどを通して、常に図書館や本に関わる毎日でした。仲間たちと鼓舞激励しながら、図書館司書資格と学芸員資格を取得することができました。
 地元で文学や図書館について学びたい、という気持ちから選んだ県立大で、個性溢れる先生方や友人と出会い大いに刺激を受けました。日本文化系選択ではありましたが、企画プロデュース系(現在のデザイン創造コース)の授業も興味深く、楽しく受講しました。奇抜な仮装が大集結したハロウィンの教室風景は今でも忘れられません。
 資格を活かし、現在はお隣萩市の萩市立萩図書館で、NPO萩みんなの図書館の職員として働いています。萩図書館は萩市とNPOの協働運営で、私はカウンター業務やレファレンス、相互貸借や電子図書館などさまざまな仕事を担当しています。大学1年の頃に宿泊オリエンテーションで訪れた地でもある萩市で働いていることに、縁を感じます。
 人見知りの私にもたくさん話しかけてくれる文創のみなさんや先生方が大好きです。コロナ禍で厳しい状況が続きますが、またみなさんにお会いできる日を心待ちにしています。



~ゼミ研修旅行では国立国会図書館関西館へ行きました。広大な書庫の中を見学させていただき、貴重な思い出です~

栄養学科「山口‐ナバラコラボ広場」『山チョス』と『食べ歩きSundays』に参加しました

 2021年10月1日~10月31日の期間中に、山口市主催のピンチョスのレシピコンテスト「山チョス」に参加しました。応募者の中から優秀メニューに選ばれた者が2021年11月14日に、船方牧場で「山チョス」表彰式に参加しました。2021年12月5日、12日、19日の第1~3週日曜日に、湯田温泉の元湯通りで、この優秀メニューが提供される「食べ歩きSundays」に参加しました。
このイベントは、「山チョス」で地元産食材を使用した山口市ならではの美食メニューの開発をし、その後「食べ歩きSundays」で湯田温泉での飲食店販売を通じた誘客、食べ歩き周遊の促進を目的とし実施されました。今回は、栄養学科3年生12名、2年生3名、1年生13名の計28名が参加しました。
 まず、「山チョス」で行われたピンチョスのレシピコンテストの応募では、私たち山口-ナバラコラボ広場のメンバーが1人ずつレシピを考案し、計32個のピンチョスのレシピを考案してInstagramに投稿しました。Instagramの「いいね」の数で一次選考が決まる仕組みです。山口市産食材を1つ以上使用し、アルコール(お酒)に合うピンチョスレシピの考案を意識したり、山口-ナバラコラボ広場で学んできた本場スペインのピンチョスの知識も取り入れたりしながら、味や見た目にもこだわったピンチョスを考案しました。その結果、おさかな部門兼大賞に3年生が考案した『トマトと鯛のひとくちカルパッチョ』、キッズ部門に3年生が考案した『ロシア風ポテトサラダとハムのピンチョス』、シークレット部門に3年生が考案した『瓦そば風ピンチョス』が選ばれ、6部門中3部門で山口-ナバラコラボ広場のメンバーが考案したメニューが選ばれました。船方牧場で開かれた{山チョス}で、このレシピコンテストの表彰が行われ、レシピを考案する際に工夫したポイントを発表し、賞状を頂きました。

 「食べ歩きSundays」では、「山チョス」で選ばれた3つのレシピが12月の第1~3週日曜日にかけて、実際に湯田温泉の元湯通りで販売されました。『トマトと鯛のひとくちカルパッチョ』が【旬彩 まさらっぷ】で、『ロシア風ポテトサラダとハムのピンチョス』が【創作イタリアン 三日月】で、『瓦そば風ピンチョス』が【維新の食処 椿】で提供されました。山口-ナバラコラボ広場のメンバーが考案したレシピを各お店で再現していただきました。また、12月5日にはスペインと山口市を繋いでオンラインツアーを実施し、スペインに山口市の食文化や私たち山口-ナバラコラボ広場が考案したピンチョスを発信することが出来ました。スペインに根付いている食べ歩きの文化が、このイベントを通して山口市や山口県にも根付いていくように、さらに山口-ナバラコラボ広場の活動をもっと知っていただけるようにいけるように、これからも様々なイベントに参加し活動を進めていきたいと思います。