本学教員による令和3年度「みね健幸百寿プロジェクト」事業報告会

2022.03.25

 2月28日(月)美祢市民会館にて、「令和3年度みね健幸百寿プロジェクト」事業報告会が開催され、本学の教員3名(理事長 前川剛志、看護学科 教授 曽根文夫、社会福祉学科准教授 角田憲治)が事業報告を行いました。
 美祢市では、令和3年度から地方創生推進交付金事業として「みね健幸百寿プロジェクト」が始まりました。このプロジェクトでは美祢市民の健康寿命を延伸するために、市民一人ひとりの行動変容を促す具体的な仕組みの構築を目的としています。
 本学は令和2年8月27日に美祢市と包括的連携協定を締結しています。令和3年度よりこのプロジェクトを受託研究として進めるために、本学では令和3年6月に「生活・健康・福祉をDXで考える研究会」が発足しました。この研究会では個人情報保護法のもとに、美祢市民の保健・医療・介護に関連するビッグデータの収集と分析を通じて、みね健幸百寿プロジェクトを支援するための検討を行います。
 令和3年度の取り組みでは、小中学生に対する「がん教育」の実施(6校)、健康に関する最新のアンケート調査内容(食事、身体活動、睡眠などに関する87の質問、15分程度で回答可能)について報告しました。報告を聞かれた市長、市職員、市議会議員の皆様方はプロジェクトについて理解を深められるとともに、ご自身の健康について考える良い機会にもなったようでした。