【卒業生バトン(文化創造学科)】第五走:冨川 翔子さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 文化創造学科第五走は、冨川 碧生さんよりバトンを受け取ったあさひ製菓株式会社にて勤務されている、冨川 翔子さんです!

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 冨川 翔子(国際文化学部 文化創造学科 2016年度卒)
 あさひ製菓株式会社勤務

 ~仕事風景の写真~

 デザインと文学どちらにも興味があった私は、山口県立大学では両方学べると聞き、オープンキャンパスや模擬授業に行きました。そこで「デザインとは"de-sign"つまりサインである」と教わり、デザインの捉え方が変わったことや、この教授の講義を受けたい!と思ったことから、入学を決めました。
 在学中は、企画プロデュース系で学ぶと共に、教員免許も取得しました。絵やグラフィックデザインだけでなく、服飾やプロダクト、フィールドワーク型の講義もあり、多くの事に興味がある私にはぴったりの大学だったと思います。
 現在は、お菓子の会社でデザインと企画の仕事をしています。自分の絵をパッケージにすることが一つの夢でしたが、昨年「月でひろった卵のクリスマスパッケージを作るから絵を描いてほしい」と社長から依頼され、叶えることができました。
 大学時代に、デザインをする上でターゲットやコンセプトを考えたことや沢山の作品を見た経験は勿論ですが、様々な人や価値観に出会ったことで楽しむ力・自由にアイデアを出す力が身に付き、今の仕事に役立っています。
 卒業制作に行き詰まった時、キノコ探しをしようと一緒に散歩をした友人達や、「見つけたから買ってみたんよ」とゼミ生全員にリコーダーを渡し、一緒に吹いてくださった教授など、楽しい人に囲まれた4年間でした。個性的で面白い文創のみんなが大好きです。また会える日を楽しみにしています!



~京都の三十三間堂で行われる通し矢に参加した時の写真(右から3番目の赤い着物、緑の袴)~