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2018.07.25
平成30年6月23日(土)、7月7日(土)の2回にわたり宇部市立図書館でサテライトカレッジを開催しました。今回は、妖怪や怪談話に花が咲く夏に妖怪研究の世界や江戸時代の怪奇小説の魅力に触れてもらおうと「図書館で学ぼう―怪談・妖怪から探る日本の文化」をテーマとしました。
第1回講座は、本学文化創造学科の吉岡一志准教授が「『学校の怪談』から見える子どもの世界」と題して講演し、21名が受講しました。 最初に「妖怪」に関する研究について紹介した後、「トイレの花子さん」のような「学校の怪談」は現代に生きている「妖怪」のひとつであり、そこには子どもたちの様々な思いが込められているものだと解説しました。そのうえで「学校の怪談は子どもが見る世界を映す指標であり、子どもの虚言として軽視するのではなく、見えた人、聞いた人、語る人の声に大人が耳を傾けることが大切だ」と語りました。

第2回講座は、本学文化創造学科の菱岡憲司准教授が「『雨月物語』「菊花の約(ちぎり)」を読む」と題して講義を行い、22名が受講しました。
「雨月物語」は話し言葉で書かれた中国の小説の形式を模して作られた短編集で、その中でも「菊花の約」は最も人気があると紹介した後に、読解に入りました。主人公が「兄と慕うようになる人物」と出会い別れるまでの物語を読み進めるとともに、恐ろしい場面ながらも美しい名文や不穏な展開を匂わせる伏線、そして怒涛のクライマックスなど、盛り上がるポイントや注目点が菱岡准教授から明快に示され、物語を味わい尽くす講義となりました。


会場にはそれぞれの講座に関連する本の展示もあり、手に取り借りて帰る受講生もいました。
受講生からは、「両回とも興味深くとても面白かった。さすが研究者、よく研究されているなと思った」という声が聞かれました。
第1回講座は、本学文化創造学科の吉岡一志准教授が「『学校の怪談』から見える子どもの世界」と題して講演し、21名が受講しました。 最初に「妖怪」に関する研究について紹介した後、「トイレの花子さん」のような「学校の怪談」は現代に生きている「妖怪」のひとつであり、そこには子どもたちの様々な思いが込められているものだと解説しました。そのうえで「学校の怪談は子どもが見る世界を映す指標であり、子どもの虚言として軽視するのではなく、見えた人、聞いた人、語る人の声に大人が耳を傾けることが大切だ」と語りました。

第2回講座は、本学文化創造学科の菱岡憲司准教授が「『雨月物語』「菊花の約(ちぎり)」を読む」と題して講義を行い、22名が受講しました。
「雨月物語」は話し言葉で書かれた中国の小説の形式を模して作られた短編集で、その中でも「菊花の約」は最も人気があると紹介した後に、読解に入りました。主人公が「兄と慕うようになる人物」と出会い別れるまでの物語を読み進めるとともに、恐ろしい場面ながらも美しい名文や不穏な展開を匂わせる伏線、そして怒涛のクライマックスなど、盛り上がるポイントや注目点が菱岡准教授から明快に示され、物語を味わい尽くす講義となりました。


会場にはそれぞれの講座に関連する本の展示もあり、手に取り借りて帰る受講生もいました。
受講生からは、「両回とも興味深くとても面白かった。さすが研究者、よく研究されているなと思った」という声が聞かれました。
