栄養学科「山口-ナバラコラボ広場」『クリスマス市限定ビュッフェディナー × 県大生が考えた~スペインおもてなしフェア~ inセントコア山口』について

2022.03.10

 2021年12月17日~19日の3日間、セントコア山口で毎年行われているクリスマスディナーに、『クリスマス市限定ビュッフェディナー×県大生が考えた~スペインおもてなしフェア~ inセントコア山口』として、私たち山口-ナバラコラボ広場が参加させていただきました。今回は、栄養学科3年生10名、2年生3名、1年生7名の計20名で3日間に分かれて参加しました。
 このイベントでは、私たちが2021年2月21日に「内閣官房 オリンピック・パラリンピック~世界のおもてなし料理プロジェクト~」へ参加した際に開発した約24品の料理から厳選した9品をクリスマスディナーで提供しました。山口県と山口市はスペイン北部のナバラ州、パンプローナ市とそれぞれ姉妹都市として提携しています。山口は日本で初めてクリスマスを祝った県でもあり、山口県とスペインには深いつながりがあります。今回セントコア山口で開催のクリスマスディナーに提供した料理は、長州鶏のオレンジソース、じゃがいもと岩国れんこんのポタージュ、カラフルピンチョス、ほうれん草のトルティージャ、チョリソードッグ、おかずパン、芝エビのタルト・長州鶏のタルト、夏みかんバスクチーズケーキ、りんごのレアチーズケーキの9品です。

 3日間を通して、会場をクリスマス仕様に飾ったり、提供した料理のレシピ集を作成してお客様に渡したりしました。また、テーブルセッティングを教えていただいたり、実際にセントコア山口の厨房に入り盛り付けも経験したりしました。料理のポイントやコツなどは、初めて知ることも多く、とても勉強になりました。お客様に料理を提供した際には、私たちが開発したレシピのこだわりやポイントなどを説明し、何を取ろうか悩んでいる方に、私たちが開発した料理の思いを伝えるなど、お客様とたくさんコミュニケーションを取ることができました。お客様から、「とても美味しい」や「さっき食べたけど美味しいからもう1回取りに来た」、「このレシピは本当に県大生が考えたの?すごい」などと嬉しいお言葉をたくさんいただき、3日間通して盛況に終えることが出来ました。
 コロナ禍の中、セントコア山口と山口市のおかげで、このような貴重な体験をさせていただき、たくさんの事を教えていただき、私たち山口-ナバラコラボ広場にとって実りある活動をすることが出来ました。実際に私たちが開発した24品のおもてなし料理を、スペイン選手団の方々に食べていただくことは出来ませんでしたが、山口市民の皆さまにお客様としてご来店いただき、私たちが開発した料理を食べて東京オリンピックの余韻とともに少し早めのクリスマスを楽しんでいただけたことは、大変貴重な活動をとなり、とても嬉しく思いました。
 また今回のクリスマスディナーでは、お客様に配布したレシピ集の中に私たち山口-ナバラコラボ広場のInstagramのURLを同封したところ、クリスマスディナーに来られたお客様からフォローをしていただきました。今後は、さらにInstagramを活用し、山口-ナバラコラボ広場の活動とともに、ホストタウンのPRも積極的に行っていきたいと思います。