2021年12月

【卒業生バトン(国際文化学科)】第四走:村上 彩さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第四走は、瀧本 詩乃さんよりバトンを受け取った株式会社クイック(QUICK GLOBAL MEXICO, S.A. DE C.V. )にて勤務されている、村上 彩さんです!

*********************************************

 村上 彩(国際文化学部 国際文化学科 2015年度卒)
 株式会社クイック(QUICK GLOBAL MEXICO, S.A. DE C.V. )勤務

 ~メキシコの市場にて~

 私は出身が兵庫県で大学は山口県、大学在学中にスペインへ約1年留学し、就職先は大阪。その後研修で東京にて数か月働き、現在はメキシコにて勤務しています。我ながらせわしないなと思いますが、それぞれの場所でかけがえのない出会いがあったと感じています。
 大学在学時は中国語を学んでおり、より多くの人と喋れたら楽しいかも、という思いから世界的に話者数の多いスペイン語に興味を持ち、大学3年時に交換留学生としてスペインへ留学しました。
 そこでスペイン語を学んだこともあり、現在はメキシコにある日系企業にて人材紹介の仕事をおこなっています。日本のほぼ裏側で、様々なひとと知り合え、苦労しながらもやりがいのある日々を送っています。
 大学在学時は都会の学生が羨ましく思うこともありましたが大阪、東京勤務を経験した今、地方だからこそできることが多くあったことを知り、地域の人との交流や同期、先輩後輩、そしてゼミの先生ともいっしょにのびのびと過ごせた山口県立大学の環境は自分にあっていたと感じています。
 大学進学前や大学在学中は将来についていろいろと悩むことも多いかと思いますが、選択した後に道を変えても、やり直しても、問題はありません。'後悔しない方'を軸に、楽しい大学生活を送ってください!


~スペイン留学中、パンプローナのサンフェルミン(牛追い祭り)(一番右)~

2021.12.15

深川養鶏農業協同組合と県立大学の共同研究の成果「地域食材とチキンパウダーを使用したお菓子~グリッシーニ~」の商品完成披露会が行われました

 11月20日(土)、「地域食材とチキンパウダーを使用したお菓子~グリッシーニ~」の商品完成披露会が行われました。
 今年度、深川養鶏農業協同組合と本学は、共同研究として「地域食材及び鶏胸肉乾燥品を用いた製菓新商品の開発とその情報発信」の課題に取り組んでいます。
 この課題に対し、看護栄養学部栄養学科 園田准教授が担当教員として、調理学研究室に所属する学生(4年生4名)の協力を得て、研究を進めてきました。
 鶏胸肉に含有されるイミダペプチドは疲労回復物質として注目されており、この度、イミダペプチドを含む鶏胸肉から作られたチキンパウダーと、地域食材である長門ゆずきちを使用した菓子製品「グリッシーニ」を作成しました。
 12月4日(土)からは、センザキッチン内『ララベーカリー』の協力により、チキンパウダー、長門ゆずきちを使用した「やすらぎの小枝(グリッシーニ)」と、同じく深川養鶏農業協同組合との共同研究の成果である、長州どり、アカモクを使用した「ながと彩りケークサレ」を販売中です。いずれも疲労回復物質イミダペプチドを含有する鶏胸肉と、山口県産小麦せときららを使っています。
 12月2日(木)には、センザキッチン内『ララベーカリー』にて、先行販売会も行われました。

【11月20日(土)商品完成披露会の様子】



【12月2日(木)先行販売会の様子】



♪オリンピックの余韻と少し早めのクリスマスをどうぞ♬

 栄養学科の課外活動団体である「山口-ナバラコラボ広場」が開発した料理が、セントコア山口のクリスマスディナーとして提供されます。
 これは、昨年度2月に参加した「内閣官房 オリンピック・パラリンピック~世界おもてなしプロジェクト~」(当日の様子はこちらをご覧ください。)で開発した24品の料理の中から、10品程度をメニュー化したものです。

 期間は12月17日(金)~19日(日)の3日間。
 詳しくは、下記のチラシをご覧ください。

2021.12.13

精神保健福祉士養成課程3年生の見学実習プログラムを実施しました

 11月8日と22日の「ソーシャルワーク実習指導Ⅳ・Ⅴ」の授業で、標記プログラムを実施しました。本プログラムは、配属実習の事前学習として位置づけられています。コロナ禍のなかでの実施2年目となる今年は、精神科医療機関は訪問にて、障害福祉サービス事業所は学内にて、各々の実習指導者の方々に、体験的かつ実践的なご指導をいただきました。各機関の特徴や精神保健福祉士の役割について、直接学ぶことのできる貴重な機会となりました。
 プログラム終了後の29日には、「見学実習(代替を含む)プログラムのふり返り」をテーマとしたグループワークを行いました。学生からは「医療機関の開放的で落ち着いた雰囲気や、患者さんをひとりの生活者として支援しておられる精神保健福祉士や関係職種の方々の役割を知り、これまで抱いていたイメージが大きく変わった」「障害福祉サービス事業所の精神保健福祉士の方は、多角的・多面的な視点をもって利用者一人ひとりに応じたオーダーメイドの支援を行っておられ、その際に新たな資源を創造しているといったお話が印象に残り、原理・原則に関する理解が深まった」との学びが述べられていました。
 来春に控えたソーシャルワーク実習に向けて、改めてその目的・目標を確認し、動機が高められる有意義な事前学習ができました。


精神科医療機関の見学実習
毎年お世話になっている実習指導者の方です。写真は、昨年の学内でのご講義の様子ですが、今年 は現地でのご講義、4グループに分かれての院内見学、質疑応答にご対応いただきました。


障害福祉サービス事業所の精神保健福祉士の方のご講義の様子です。


ご講義後に、学生が熱心に質問をしている様子です。


ふり返りをテーマとしたグループワークの様子です。

2021.12.13

ハワイ大学マウイ校との第1回ウェビナー開催について

 ハワイ大学マウイ校と本学の学術交流協定締結に向けて、この度初めてウェビナーが開催されました。第一回ウェビナーの講師は、グローバルセンター長の水藤昌彦教授(社会福祉学部)により、「コロナ禍においての日本の家庭内暴力について」をテーマに英語で講演していただきました。(英語テーマ"Domestic Violence during the COVID-19 Pandemic in Japan")
 今後、第2回第3回と開催が予定されています。是非ご参加ください。

当日の様子はこちらから動画をご覧ください。