精神保健福祉士養成課程3年生の見学実習プログラムを実施しました


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2021.12.13

 11月8日と22日の「ソーシャルワーク実習指導Ⅳ・Ⅴ」の授業で、標記プログラムを実施しました。本プログラムは、配属実習の事前学習として位置づけられています。コロナ禍のなかでの実施2年目となる今年は、精神科医療機関は訪問にて、障害福祉サービス事業所は学内にて、各々の実習指導者の方々に、体験的かつ実践的なご指導をいただきました。各機関の特徴や精神保健福祉士の役割について、直接学ぶことのできる貴重な機会となりました。
 プログラム終了後の29日には、「見学実習(代替を含む)プログラムのふり返り」をテーマとしたグループワークを行いました。学生からは「医療機関の開放的で落ち着いた雰囲気や、患者さんをひとりの生活者として支援しておられる精神保健福祉士や関係職種の方々の役割を知り、これまで抱いていたイメージが大きく変わった」「障害福祉サービス事業所の精神保健福祉士の方は、多角的・多面的な視点をもって利用者一人ひとりに応じたオーダーメイドの支援を行っておられ、その際に新たな資源を創造しているといったお話が印象に残り、原理・原則に関する理解が深まった」との学びが述べられていました。
 来春に控えたソーシャルワーク実習に向けて、改めてその目的・目標を確認し、動機が高められる有意義な事前学習ができました。


精神科医療機関の見学実習
毎年お世話になっている実習指導者の方です。写真は、昨年の学内でのご講義の様子ですが、今年 は現地でのご講義、4グループに分かれての院内見学、質疑応答にご対応いただきました。


障害福祉サービス事業所の精神保健福祉士の方のご講義の様子です。


ご講義後に、学生が熱心に質問をしている様子です。


ふり返りをテーマとしたグループワークの様子です。