【卒業生バトン(国際文化学科)】第十二走:木村 有希さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第十二走は、林 美沙妃さんよりバトンを受け取った、株式会社 星野リゾート・マネジメントに勤務されている木村 有希さんです!

*********************************************

 木村 有希(国際文化学部 国際文化学科 2013年度卒)
 株式会社 星野リゾート・マネジメント勤務

 ~職場での様子~

 私が山口県立大学を選んだのは、「地域に根ざした環境で自身が興味のある国際文化について、より実践的な学びができる」と思ったことがきっかけです。
 大学時代には韓国社会論研究室で学びを深めました。韓国への語学研修やスタディツアー、山口県立大学での留学生との交流を通して、異文化の面白さに自然とのめりこんでいきました。韓国語能力試験等を受けて語学力を測りつつ、語学検定以外には、国際交流を通じて興味を持った日本語教員免許も取得しました。
 現在は旅館で語学力を活かして顧客対応のかたわら、組織のマネジメント業務も担っています。そんな今も、大学時代の経験が活きていると感じる場面は多々あります。特にゼミ活動における様々な世代との出会いや経験が私にとって大きな意味を持ち、今の自分の礎を築いたといえると思っています。
 思い出深いのは、地域の皆さまにゼミ活動についてのアンケートを依頼し、その調査結果を紀要論文として作成した事です。とても大変でしたが、周りを巻き込みながら一丸となりひとつの目標を達成した経験は、現在チームビルディングを行う上でも役立っています。
 将来を不安に思う学生の皆さんも多いと思いますが、まずは今目の前の事に全力で取り組んでみてください。その時は分からなくても、その経験が未来に繋がって、自分のために活きる時が必ずくるはずです!


~【大学時代の思い出の写真】釜山大学での語学研修修了式の際、留学生代表で感想を発表した場面~