精神保健福祉士養成課程4年生によるソーシャルワーク実習Ⅲ・Ⅳ(精神保健福祉 援助実習)報告会を開催しました

2022.11.15

 10月17日(月)13時より、昨年同様に遠隔システムを併用して、実習指導者のみなさまと大学を繋いで標記報告会を開催しました。

 本年度は、未だ続くコロナ禍の中で、精神科病院では2月から8月まで、障害福祉サービス事業所では5月から9月までの長きにわたって19名の学生を受入れ、ご指導をいただきました。実習指導者のみなさまに、この場を借りて心よりお礼申しあげます。

報告会が始まる様子の写真

 当日は、学生が4つのグループに分かれて、各自の実習体験をグループで共有し、ディスカッションを重ねて得られた成果について発表しました。

グループの発表の写真1
グループの発表の写真2

 4年生代表による「おわりのあいさつ」では、「実習を通して、疾患を有する方々のストレングスや生活のしづらさ、精神保健福祉士の視点や姿勢、自己の課題に気づき、学びを深めることができました。今後もご本人やご家族と共に歩むことができる精神保健福祉士を目指して学び続けたいです」と、笑顔で、力強く述べていました。

 3年生からは、「座学での学びを、実体験を通して理解していくことができるのが実習であると思いました」「利用者の方を理解するためにも、自分自身をふり返るためにも、常に疑問をもつということの大切さを忘れずに、実習を行う中で新たな学びや課題を見つけていきたいと思いました」との感想が聞かれました。

グループの発表の写真2

 ご参加いただいた11機関12名の実習指導者の方々より、あたたかいコメントや事後指導をいただき、4年生にとって大きな励ましとなるとともに、後輩の3年生17名にとっても実習への動機と期待が高まる貴重な機会となりました。