2021年3月

令和2年度第2回宇部市サテライトカレッジを開催しました

 2月27日(土)、宇部市立図書館で第2回サテライトカレッジを開催しました。
 今回は、「『広辞苑』の編者 新村出とやまぐち」と題して、国際文化学部 文化創造学科の安光裕子教授が受講者19名に対して講義を行いました。


 講義では、文学者としての新村出や、詠まれた短歌からうかがえる人柄、そして、山口県で過ごしたことが記されている「私の生れ故郷山口を偲ぶ」についての紹介がありました。


 受講者の方からは、「新村出の人間性や新しい知識を得られて良かった。」「丁寧でわかりやすい講義でした。」という感想が寄せられ、講義は終始温かい雰囲気で行われました。



 会場には新村出の写真や自筆の原稿、関連書籍コーナーが設けられ、たくさんの方が興味を示されていました。

令和2年度第1回宇部市サテライトカレッジを開催しました

 2月20日(土)、宇部市立図書館で第1回サテライトカレッジを開催しました。
 今回は、「『平家物語』入門」と題して、郷土文学資料センター長の稲田秀雄教授が受講者25名に対して講義を行いました。


 講義では、『平家物語』の概要や登場人物の生き様・死に様について、また平家の滅亡により、武家が政権を握るルーツとなったことなどの詳しい説明がありました。受講者の方からは、「講師のわかりやすい説明が良かった。」「もう一度『平家物語』を読んでみたくなりました。」という感想が寄せられました。


 会場には『平家物語』の関連書籍コーナーが設けられ、たくさんの方が興味を示されていました。『平家物語』の魅力について、改めて感じることのできる講座でした。

2021.03.05

令和2年度PBL実践報告会を開催しました

 2月18日(木)、本学において、大学リーグやまぐち令和2年度PBL実践報告会「地域を元気に!コロナ禍での学生たちの挑戦」が開催されました。
 当日は、雪による悪天候にもかかわらず80名以上の方にご参加いただき、県内6大学の学生代表チームによる発表が会場とZoomにて行われました。
 冒頭で、加登田学長から、「コロナ禍でチームとしての活動やフィールドワークの実施について困難であったにもかかわらず、皆様のお陰をもちまして報告会を開催することができました。」と感謝の言葉が述べられました。


 本学の代表として、下松市と連携して取り組んだ「持続可能な観光まちづくりをめざして~『ショクバカンス』プロジェクト~」について、国際文化学部文化創造学科3年の3名が発表を行いました。
 発表では、観光資源が少ないとされている下松市の現状を分析し、新たな関係人口の創出を図るために、単身赴任者が遠く離れた家族をショクバに呼び寄せ、家族でゆっくりとした休日(バカンス)を過ごすプラン『ショクバカンス』などの提案を行ったことの報告がありました。
 PBL協力パートナーである下松市様からは、「行政では考えつかない学生の視点から様々な発想や提案を頂けたので、自分たちもとても意欲的にこのPBLの課題に取り組むことができました。」とのコメントをいただきました。


 会場の参加者からもPBLへの興味・関心が高まったとういう感想が多く寄せられ、本報告会は盛会のうちに終えることができました。