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令和2年7月4日(土)、柳井市文化福祉会館でサテライトカレッジを開催しました。
今回は「国木田独歩とやまぐち-柳井市とゆかりのある小説にふれつつ-」と題して、本学文化創造学科の加藤禎行准教授が受講者29名に対して講義を行いました。
講義では、国木田独歩が山口で過ごした期間、各地に多くの足跡を残したことや、独歩の代表作「武蔵野」、田布施・柳井地方が舞台となった「置土産」・「富岡先生」・「少年の悲哀」などの作品の紹介がありました。また、以前講師自身が街歩きで訪れた柳井光台寺の独歩碑についてのこと、小説「置土産」にも登場する三角餅を食べたことなどにも触れながら、大変温かい雰囲気の中で講義が行われました。
講義中、メモを取る方や質問される方も多く、皆さん熱心に聞き入る姿が見られました。
会場には国木田独歩の関連書籍コーナーが設けられ、たくさんの方が興味を示されていました。 国木田独歩の小説や詩の魅力について、改めて感じることのできる講座でした。