第18回山口看護学会学術集会を開催しました

2019.11.12

 看護学科では、毎年10月に「山口看護学会」という本学看護学科を母体とする学会の学術集会を開催しています。  本年度は10月26日(土)に第18回山口看護学会学術集会が行われ、その中で、看護学科学生の授業外での取り組みについての活動報告がありました。
 1つ目は『やまぐち地域医療セミナー2019 in美祢』に参加した学生からの活動報告です。『やまぐち地域医療セミナー』は、地域医療を担う医療機関等において地域医療を体験し、地域の生活環境を実感することで、地域医療の分かる医療人の育成に寄与することを目的に行われています。今回本学からは7名の学生が参加し、他大学・看護学校の医学生・看護学生と共に、セミナーの企画運営の段階から携わりました。住民の皆さんに対して健康講話を行ったり、普段の実習では経験できない小規模病院や施設等での実習を経験したりと、貴重な体験となったようです。地域住民の方々の生活に関心を寄せ、生活者としての視点を持つことの大切さを改めて考えたり、他大学・専門学校の学生との交流を通して、大いに刺激を受けたようです。


 2つ目は『レノファ山口FC 2018ファン感謝祭』に参加した学生からの活動報告です。本学とレノファ山口FCは、相互の連携協力に関する協定を締結しています。その一環として、今回はファン感謝祭へ出展し、来場者約450名に「かんたん体力テスト」を実施しました。3種類の体力テスト(椅子立ち上がりテストによるロコモ度のチェック、肺チェッカーを使用した肺年齢の計測、握力測定による年齢別の筋力評価)は、実演を交えながらの報告を行い、出席者も興味津々の様子でした。「かんたん体力テスト」の参加者には、測定結果の評価の仕方やトレーニングについて説明したリーフレットを配布しました。これは、当時の保健師課程3年生が作成したものです。学生たちは、日頃の学習成果を役立てることができただけでなく、レノファ山口FCのファンの方々との交流を通して、小さな子どもから大人まで、地域の幅広い年齢の方と関わることができました。



 以上2つの活動報告について、活発な質疑応答が行われました。興味を持った学生はこれを機に、課外活動に取り組んでみてはいかがでしょうか。