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2025.08.01
令和7年度 山口県立大学・柳井市サテライトカレッジ2回目を開催しました。
令和7年7月26日(土)柳井市文化福祉会館にて、柳井市サテライトカレッジ 第2回目を開催しました。
今回の講座テーマは、「嘘か本当か、果たしてどうか?―「情報社会」とのつきあい方―」と題し、山口県立大学 国際文化学部 情報社会学科 井竿 富雄 教授が、受講者30名に対し講義を行いました。

現代は、インターネットの普及やデジタル化が進み、ネットワーク上のデータ流通量が飛躍的に増えました。いつでもどこでもあらゆる情報を収集できる環境になり、生活はとても便利になりました。しかしその情報の中には「フェイクニュース」と言われる偽情報が混在していることもあります。何かの情報を聞いたり知ったりした場合に、「本当かどうか」を見極めなければなりません。そんな「本当か噓か」のようなことについて、いろいろな側面から見た解説がありました。

講座は、「今までにどんな偽情報を見たり聞いたりしたことがありますか?」という質問からはじまりました。受講者の方から、「アンケートの電話がかかってきたが、最終的にはセールスの電話だった」、「選挙の時、候補者などについていろいろな情報が流されているので何が本当か分からない」などの体験談をお聞かせいただきました。


メディアやブログ、SNSに本当ではない記事が公開されていることがあります。これらの記事をフェイクニュースと呼びます。騙すつもりはないが誤った情報、意図的に作られた偽情報、事実だが悪意のある情報などの種類があります。フェイクニュースに多くの人が騙されて誤った情報が拡散し、選挙結果や政治情勢が変化するともいわれています。


ネット上には様々な偽の情報があふれています。「動物園からライオンが逃げたという投稿」、「地震や災害の際、被災者を装い救助を要請する投稿」などフェイクニュースが投稿、拡散され問題になったこともありました。最近ではAI技術を活用し本物と見分けがつかないような動画や画像、音声などの「ディープフェイク」で投資詐欺が発生するなどフェイクニュースが巧妙化しています。



フェイクニュースに騙されないようにするには、その情報が本当かどうか複数の情報源で比べること、周りの人に相談すること、一呼吸置いて考えみることが大切と教わりました。
受講者アンケートでは、
「正しく情報を得ることが大事だと分かった。」
「嘘か本当か、よく考えることを改めて意識しようと思った。」
「偽情報に惑わされずしっかり考えて行動したい。一呼吸置くことの重要性を感じた。」
「今の世の中は大量の情報があふれているので、自分自身で正しく判断できる能力を身に付けたい。」
「偽情報を広めてしまう人にならないように、注意しなければならないと思った。」
などの声が寄せられました。
私たちは、だれでもフェイクニュースに惑わされる可能性があります。"自分は大丈夫"と安心している人ほど、騙されやすいといわれます。騙されて被害者にならない、偽情報を信じ拡散して加害者にならないように、得た情報が正しいかどうか、いったん手を止めて一呼吸置き、冷静になることが大事だと分かる講座でした。