カテゴリー
アーカイブ
- 2025年4月 (4)
- 2025年3月 (2)
- 2025年2月 (8)
- 2025年1月 (7)
- 2024年12月 (8)
- 2024年11月 (10)
- 2024年10月 (9)
- 2024年9月 (5)
- 2024年8月 (15)
- 2024年7月 (7)
- 2024年6月 (8)
- 2024年5月 (7)
- 2024年4月 (5)
- 2024年3月 (1)
- 2024年2月 (5)
- 2024年1月 (4)
- 2023年12月 (15)
- 2023年11月 (13)
- 2023年10月 (10)
- 2023年9月 (7)
- 2023年8月 (13)
- 2023年7月 (10)
- 2023年6月 (7)
- 2023年5月 (5)
- 2023年4月 (7)
- 2023年3月 (9)
- 2023年2月 (7)
- 2023年1月 (8)
- 2022年12月 (16)
- 2022年11月 (13)
- 2022年10月 (7)
- 2022年9月 (7)
- 2022年8月 (7)
- 2022年7月 (15)
- 2022年6月 (9)
- 2022年5月 (6)
- 2022年4月 (7)
- 2022年3月 (11)
- 2022年2月 (7)
- 2022年1月 (8)
- 2021年12月 (16)
- 2021年11月 (8)
- 2021年10月 (9)
- 2021年9月 (7)
- 2021年8月 (10)
- 2021年7月 (8)
- 2021年6月 (8)
- 2021年5月 (6)
- 2021年4月 (2)
- 2021年3月 (8)
- 2021年2月 (5)
- 2021年1月 (7)
- 2020年12月 (3)
- 2020年11月 (5)
- 2020年10月 (3)
- 2020年9月 (3)
- 2020年8月 (2)
- 2020年7月 (1)
- 2020年3月 (3)
- 2020年2月 (4)
- 2020年1月 (2)
- 2019年12月 (5)
- 2019年11月 (7)
- 2019年10月 (5)
- 2019年9月 (2)
- 2019年8月 (5)
- 2019年7月 (12)
- 2019年6月 (2)
- 2019年5月 (5)
- 2019年4月 (4)
- 2019年3月 (1)
- 2019年2月 (2)
- 2018年12月 (9)
- 2018年11月 (4)
- 2018年10月 (4)
- 2018年9月 (3)
- 2018年8月 (8)
- 2018年7月 (10)
- 2018年6月 (3)
2018.09.20
平成30年度キャリアアップ研修「カウンセリングの理論とスキル」を開催しました
本学では、現職者のスキルアップや職場復帰のための再教育等を目的とした専門職向けの研修を実施し、地域における教育・福祉・医療等の分野の充実を通して、県民が安心して暮らせる地域づくりを目指しています。
9月13日(木)、「カウンセリングの理論とスキル」を開催し、県内各地の医療保健福祉機関等から看護師、介護福祉士、ケアマネージャー、社会福祉士など41名が参加しました。
この研修では、臨床心理学の立場からカウンセリングの理論と技術について、講義及びロールプレイ等の体験学習を行い、福祉や医療の現場で役立つカウンセリングマインドの修得と技術の獲得を目指します。
詳しくはこちら
はじめに社会福祉学部の大石由起子准教授が、現在のカウンセリングの基礎的な考え方を提唱したアメリカの臨床心理学者ロジャースの考え方に沿って講義を行いました。
カウンセリングとは、悩みを持つクライエント(来談者)が自分の内面を語ることでこころの整理を進め、問題の解決策を自己決定できるよう対話によって支援することです。
カウンセラーの基本的態度として「ロジャースの三条件」というものがあり、どのような話でも関心を持って聴くこと、相手の立場や考え方に即して理解をすること、そして、カウンセリング際に生じた自身の感情を意識化して受け入れ、無理して理解者であるかのように偽らず、正確な認識を行える安定した精神でいることが必要といった解説がありました。
また、クライエントの発した「怒り」「悲しみ」などの感情表現を反復することで、無意識の中にあった思いを明確にするなどのスキルも学びました。


続いて、臨床心理士の林典子氏と大石准教授がカウンセリングのロールプレイのデモンストレーションを行いました。カウンセラー役を大石准教授が、クライエント役を林氏が担当し、30分間の模擬カウンセリングを行ったあと、気付いたことなどをお互いにフィードバックしました。
午後からはデモンストレーションを参考に、受講生同士でロールプレイを行い、そのあと、参加者全員で振り返りをして疑問などを共有しました。この流れをカウンセラー役とクライエント役を交替して2回行います。

30分では終わらないペアがあったり、クライエント役の話にカウンセラー役が感情移入をして自分の気持ちが強く出てしまったというような報告があったり、受講生はカウンセリングの難しさを感じつつも、高い意欲で取り組んでいる様子がうかがえました。

講師から、感情移入してしまうのは人として当然だとしつつも、入れ込み過ぎていないかの判断が必要であることや、カウンセリングはクライエントとの相性にも左右され得るといったアドバイスがありました。
受講生からは 「これからは面談の際に、相手の状況を考えるなど今日の経験を活かしていきたい」「カウンセリングされる側の気持ちを知ることができ、勉強になった」などの感想がありました。
9月13日(木)、「カウンセリングの理論とスキル」を開催し、県内各地の医療保健福祉機関等から看護師、介護福祉士、ケアマネージャー、社会福祉士など41名が参加しました。
この研修では、臨床心理学の立場からカウンセリングの理論と技術について、講義及びロールプレイ等の体験学習を行い、福祉や医療の現場で役立つカウンセリングマインドの修得と技術の獲得を目指します。
詳しくはこちら
はじめに社会福祉学部の大石由起子准教授が、現在のカウンセリングの基礎的な考え方を提唱したアメリカの臨床心理学者ロジャースの考え方に沿って講義を行いました。
カウンセリングとは、悩みを持つクライエント(来談者)が自分の内面を語ることでこころの整理を進め、問題の解決策を自己決定できるよう対話によって支援することです。
カウンセラーの基本的態度として「ロジャースの三条件」というものがあり、どのような話でも関心を持って聴くこと、相手の立場や考え方に即して理解をすること、そして、カウンセリング際に生じた自身の感情を意識化して受け入れ、無理して理解者であるかのように偽らず、正確な認識を行える安定した精神でいることが必要といった解説がありました。
また、クライエントの発した「怒り」「悲しみ」などの感情表現を反復することで、無意識の中にあった思いを明確にするなどのスキルも学びました。


続いて、臨床心理士の林典子氏と大石准教授がカウンセリングのロールプレイのデモンストレーションを行いました。カウンセラー役を大石准教授が、クライエント役を林氏が担当し、30分間の模擬カウンセリングを行ったあと、気付いたことなどをお互いにフィードバックしました。
午後からはデモンストレーションを参考に、受講生同士でロールプレイを行い、そのあと、参加者全員で振り返りをして疑問などを共有しました。この流れをカウンセラー役とクライエント役を交替して2回行います。

30分では終わらないペアがあったり、クライエント役の話にカウンセラー役が感情移入をして自分の気持ちが強く出てしまったというような報告があったり、受講生はカウンセリングの難しさを感じつつも、高い意欲で取り組んでいる様子がうかがえました。

講師から、感情移入してしまうのは人として当然だとしつつも、入れ込み過ぎていないかの判断が必要であることや、カウンセリングはクライエントとの相性にも左右され得るといったアドバイスがありました。
受講生からは 「これからは面談の際に、相手の状況を考えるなど今日の経験を活かしていきたい」「カウンセリングされる側の気持ちを知ることができ、勉強になった」などの感想がありました。
2018.09.18
桜の森アカデミー認知症ケアリーダーコースにて「認知症―その病態と予防―」を行いました
「桜の森アカデミー」は、一般県民と学生が一緒に学びながら地域活動に貢献できる人材を育成することを目的とした共生教育の場です。
認知症ケアリーダーコースでは、高まる介護ニーズを踏まえて、認知症ケアを支える人材を育成します。
詳しくはこちら
9月6日(木)、内科医でもある本学栄養学科の内田耕一教授を講師として、単元「Ⅳ 認知症の予防」の講座「認知症―その病態と予防―」を行い、認知症について最新の知識と予防法の講義がありました。


認知症とは、脳が委縮し、元は正常であった脳の知的機能が持続的に低下し、日常生活に支障をきたす状態のことです。
例えば、加齢によって誰もが経験する物忘れが「昨晩何を食べたかを忘れる」といった部分的なものであるのに対し、認知症は「食事をしたことそのものを忘れる」など体験そのものを忘れるものであるといった説明がありました。

そして、海外での取り組みを取り上げ、史上初めて500例もの回復が確認された最新の治療法や、介護を受ける方に寄り添ったケアについての紹介がありました。
一部の薬は副作用で認知症を悪化させるため取捨選択が難しいことや、軽度であれば早期対策で認知機能が回復するため、筋トレや新たな趣味をもつことが重要であることなどの話がありました。
講義の最後には、受講生から質問が出るなど、意欲的な姿がみられました。
認知症ケアリーダーコースでは、高まる介護ニーズを踏まえて、認知症ケアを支える人材を育成します。
詳しくはこちら
9月6日(木)、内科医でもある本学栄養学科の内田耕一教授を講師として、単元「Ⅳ 認知症の予防」の講座「認知症―その病態と予防―」を行い、認知症について最新の知識と予防法の講義がありました。


認知症とは、脳が委縮し、元は正常であった脳の知的機能が持続的に低下し、日常生活に支障をきたす状態のことです。
例えば、加齢によって誰もが経験する物忘れが「昨晩何を食べたかを忘れる」といった部分的なものであるのに対し、認知症は「食事をしたことそのものを忘れる」など体験そのものを忘れるものであるといった説明がありました。

そして、海外での取り組みを取り上げ、史上初めて500例もの回復が確認された最新の治療法や、介護を受ける方に寄り添ったケアについての紹介がありました。
一部の薬は副作用で認知症を悪化させるため取捨選択が難しいことや、軽度であれば早期対策で認知機能が回復するため、筋トレや新たな趣味をもつことが重要であることなどの話がありました。
講義の最後には、受講生から質問が出るなど、意欲的な姿がみられました。

2018.09.12