Heippa!(ヘイッパ!)
「Heippa」はフィンランド語で「こんにちは」という意味の言葉です。また「さようなら」の意味として使うこともできます。1号と2号でもフィンランド語の挨拶の言葉を紹介しましたが、まだまだその他にも挨拶の言葉が存在します。音がとても可愛くて、使うたびに笑顔になってしまいます。
3月が始まり、帰国まであと3か月となりました。気温が0度以上になる日も増え、太陽の日差しがまぶしく差し込む日も多くなってきました。今回は1月と2月のことについて書こうと思います。
引越し
2026年が始まって早々引越しをしました。今までは大学から徒歩50分の場所に住んでいたので、アパートの契約が切れるのを機会に大学近くのアパートに引っ越すことに決めました。多くの留学生が1学期のみの滞在なので、スムーズに新しいアパートの契約をすることができました。思った以上に荷物が増えていたので、車を持っている友人に手伝ってもらい、無事に引越しを終えることができました。
引越し祝いとして「寄せ鍋」を友人たちと一緒に食べ、パンと塩をプレゼントしてもらいました。フィンランドでの引越し祝いでは、ライ麦パンと塩をプレゼントするのが伝統としてあるそうです。
年越し
友人の家に招待してもらい、年越しをしました。日本の年越しとは違い、フィンランドでは友人と年を越すのがほとんどらしく、川沿いで小さい規模の花火が夜中の3時まで上がり続けるという騒がしい年越しでした。初めての海外での年越しでしたが、友人たちのおかげで楽しい時間を過ごすことができました。
最も綺麗な時期
多くのフィンランド人が「1月と2月が一番美しい時期だ。」と言います。何が美しいかというと、オーロラがよく見えるということもありますが、一面真っ白な雪景色だと私は思います。晴れの日が多くなるのもこの時期で、木の枝に雪が厚く降り積もり、垂れ下がった木々にまぶしい日差しがかかると言葉を失うほど美しいです。どんなに気分が落ち込んでいたとしても、手がかじかむ気温の中外を歩いていたとしても「私は素敵な街に住んでいるんだな。」と気分が良くなります。
春学期の授業
春学期に登録した授業は下記の通りです。
・Positive psychological perspectives to human agency
・Relationships and social development
・Crises of growth and development
・Civic Education, Good Governance & Active Citizenship
・Finnish2
・Finnish3
上記の上から3つがオンラインでの開講で、秋学期に比べると多くなった印象です。そしてほとんどの教育学部の授業が、オンラインで最終レポートを提出して成績が出るという形でした。そのため自主学習を促す動きが強いなと感じています。
ラップランド大学へ留学する方には、グローバルエデュケーションの授業を取ることをお勧めします。個人的にもたくさんお世話になっている先生が担当される授業で、人々が地球に住む人類としてどう生きていくべきなのかということを考えます。教師を志望していないとしても、人生において何か大切なことを見つけることができると思います。
日本語の授業
春学期から日本語の授業を見学させてもらっています。日本語教師を目指しているので、漢字圏ではない国で日本語をどのように教えているのか興味がありました。ほとんどの学生がフィンランド人で、少しだけ留学生がいるため、先生はフィンランド語と英語を使い分けながら授業を行っていました。また全てローマ字で教材が構成されていたり、教材がおそらく昭和から変わっていないような古いものだったりと興味深い発見が多いです。授業を見学しながら「自分だったらどうやって教えよう?」と考えて、自分自身がきちんと理解できていない日本語の文法が何かを知ることができます。それだけではなく、この授業を通して様々な友人にも出会うことができました。
フィンランド旅行
2月の初めに日本から友人がやって来ました。私が暮らしているロヴァニエミの街を一緒に歩いたり、フィンランド人の友人たちと会ったりなど、自分のフィンランドでの生活を大学の友人と共有できたことがとても嬉しかったです。南フィンランドにも電車やバスで行き、最近あったこと、考えていることなど日本ではあまり話していなかったような深い話ができました。また山口で再会するのが待ちきれません。
Poronkusema
Poronkusema(ポロンクセマ)は2月にロヴァニエミで行われるラップランドで最大規模の学生イベントです。ラップランドにいる学生だけではなくフィンランド中から学生が集まります。3日間に分かれていて、テーマ別のバスに乗って様々なゲームやイベントを楽しんだり、チェックポイントレースをしたり、アフターパーティーに参加したりしました。そして、一番印象に残っているのは参加するグループごとにテーマを決めて仮装をしたことです。フィンランドの学生は、イベントの際に自分の学生団体ごとに色の異なるオーバーオールを着ます。自分もオーバーオールを着て仮装をし、フィンランドの学生の体験ができたことが嬉しかったです。フィンランドの学生の活力に驚きつつも楽しむことができました。
最後に
最近は少しだけ日本が恋しいなと思うことが増えてきました。しかし同時にお世話になった人たちのことを思うと、ロヴァニエミを離れることがとても寂しく感じます。素敵な人たちとの時間を当たり前だと思わず、より大切にして過ごしたいと思います。