山口‐ナバラコラボ広場でアーティスティックスイミングスペイン代表選手と交流しました


 「山口‐ナバラコラボ広場」は、学術交流協定校であるナバラ州立大学と本学栄養学科の学術的交流を目指し、スペイン・ナバラ州の食文化や健康状態について調べたり、スペイン料理を作って栄養評価をしたりする栄養学科の課外活動です。
 今年度は、2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピックにおいて、スペイン水泳代表チームのホストタウンとなっている山口市で、事前キャンプが行われます。山口市から協力要請を受け、山口とナバラのお互いがより深くり合うため、代表選手団の方々に山口の案内や日本食・山口の郷土料理の紹介などを行うことになりました。


 4月21日(土)、阿知須のきららプールで行われたエキシビションに参加し、翌日22日(日)、アーティスティックスイミング代表選手団の皆さんに山口を案内しました。山口中心商店街⇒サビエル教会⇒菜香亭の順に周りました。選手の皆さんとは英語でコミュニケーションをとりましたが、お互い、普段使わない英語での会話はなかなかうまく伝わらずもどかしい思いをしましたが時間が経つにつれ少しずつ打ち解けられたように思います。次回の選手団とは、もう少しスムースに意思疎通ができるようにしたいと思っています。
 商店街では、日本でもお馴染みのアニメに出てくるお菓子を皆が買っていました。スペインでも日本のアニメが放送されており、作中に登場するお菓子も知られていますが、スペインでは売られていないため、日本で探していたそうです。
 サビエル教会では、山口とサビエルの関係についての展示資料や神父さんの話を聞いて学びました。
 菜香亭では、選手・コーチの皆さんに着物の着付けをしたり、国際文化学科のスペイン語選択の学生が選手の方々の名前を漢字で表記したりと、日本の文化に触れ、生き生きと楽しそうな表情をみることができました。
 今後は、観光案内だけではなく、栄養学科らしく料理・栄養の面で日本を感じてもらえるように、また、授業で身に付けた栄養の知識を選手の方たちに伝えられるように、準備をしていく予定です。