お弁当の日プロジェクト 新しい和食知りたくない? 牛乳を使った乳和食with牛(ギュー)


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平成29年8月5日(土) 於:山口県立大学 4号館D103 調理実習室

 山口県立大学栄養学科の課外活動「お弁当の日プロジェクト」では、大学生に「食」 をより深く考えてもらうための学びの機会を作る活動を行っています。今回、夏の食育ワークショップとして、山口県畜産振興協会と連携して料理教室を開催しました。


 午前中は5班にわかれて山口県産牛乳を使った乳和食を10品作りました。牛乳を使うことでカルシウムを多く摂取でき、減塩にもつながるため、自宅でも作りたいという意見がたくさん出ました。調理のなかでも、特にカッテージチーズが凝固していく様子はちょっとした実験のようで、参加者は楽しみながら調理していました。


 午後は、お弁当箱に詰めた乳和食を食べながら、畜産協会や酪農家の方のお話を聞きました。酪農家の方の1日の仕事内容や牛の飼育形態など詳しい説明から、想像以上に大変な仕事であることがわかりました。女性酪農家の方と一緒に活動することで、女性の視点から見た酪農業を直接学ぶとともに、畜産の状況や酪農の現状を知り、食の大切さを考えることができました。
 今回のワークショップを通じ、牛乳を料理に使うたくさんの方法を教えていただきましたが、この経験をきっかけに牛乳・乳製品を毎日の食生活に取り入れて、より健康的に過ごし、酪農家の方々の気持ちに応えていきたいと感じました。
 乳和食を多くの人に知ってもらい、もっともっと広がっていくことを願っています。