コープやまぐち キッズ・もぐもぐチャレンジ「ゴハンジャーとみんなでつくろう!元気もりもり イチ・ニ・サンドウィッチ☆」


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 栄養学科の課外活動の一つ「食育戦隊ゴハンジャー」は、地域の子どもたちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

 8月10日(月)には、コープここと 宇部店で、「コープやまぐち キッズ・もぐもぐチャレンジ『ゴハンジャーとみんなでつくろう!元気もりもり イチ・ニ・サンドウィッチ☆』」を開催しました。
 このプログラムでは、子どもたち自身が予算を考えながら食材を選んだり、料理を体験したりしてもらいました。



 はじめにゴハンジャーが登場し、「おーちたおちたゲーム」という手遊びのゲームや「小さな王様こんにちは」という自己紹介ゲームを行い、子どもたちの心と体の緊張をほぐしました。


 次に、各グループに分かれて、買い物での係りを話し合って決め、実際にスーパーマーケットにサンドウィッチの食材を買いに行きました。
 買い物中には、新鮮なトマトの見分け方や、ロースハム(加工食品)の原材料を学ぶことができるようなミッションを用意し、子どもたちが新しい発見をできるように工夫しました。
 引率したゴハンジャーメンバーの学生たちは、「トマトの下の方にはどんな模様が入っているかな?」「どの種類を買ったら、予算内で買うことができるかな?」と、全員でミッションや食材選びに興味を持って取り組めるよう、工夫して声掛けを行っていました。


 買い物の後は、学生たちが包丁の正しい使い方を教えながら、買ってきた食材を切ってもらいました。
 サンドウィッチの他にも、班のみんなで協力してフルーツポンチに入れる果物を切ったり、白玉団子を作ったりしました。
 その後、子どもたち一人ひとりに好きな具材を選んでもらいながら、自分だけのオリジナルサンドウィッチ作りにも挑戦しました。お友達と一緒に作ることで、自分とは違った具材の選び方や、はさみ方を発見し、楽しんでいる様子でした。


 子どもたちが作ったオリジナルサンドウィッチとフルーツポンチは、ゴハンジャーメンバーの学生が作った野菜スープと一緒に、おいしくいただきました。普段は野菜を食べるのが苦手な子も、「班のお友達と一緒に作ったサンドウィッチの野菜はおいしい!」と、たくさん食べている様子が印象的でした。


 最後に、みんなで「ごちそうさま!!」の合掌をして、1日の活動を家族に伝えられるよう、ふりかえりシートを記入してもらいました。子どもたちは、自分やお友達が作ったサンドウィッチの感想や一緒に活動したゴハンジャーの絵を描きながら、活動をふりかえっていました。


 今回の活動を通して、子どもたちが班のお友達と仲良く協力しながら、買い物や料理に挑戦する姿を見ることができました。また、ゴハンジャーの活動で、調理体験プログラムをすることは少ないため、安全・衛生面の配慮や、包丁の使い方を正しく伝える声掛けなどを学ぶことができ、学生たちにとって貴重な体験となりました。