山口県立大学北キャンパス周辺には、魅力的な文化・自然環境が拡がっています。
そこで地域の皆さんとともに、素敵な散策路を作るべく、「秘密の小道 復活大作戦」を起ち上げました。これは、旧男爵家の木梨邸そばから、雪舟庭で知られる名勝・常栄寺まで抜ける小道の整備をしようという作戦です。かつて、この2つの歴史的スポットをつなぐ山の小道は、地域の方に利用されていましたが、次第に行き交う人が減り、いつのまにか雑草に覆われてしまったそうです。今回は手始めとして、この小道を部分的に復活させようということになりました。
6月24日(土)、大学生9名と地域の方とで第1回目の草刈りを実施しました。草を刈るにつれ、かつての小道が姿を露わし、見違えるほどにきれいになりました。一緒に活動した、木梨さんをはじめとした地域の方からも「とてもきれいになった」、「もっと続けていこう」と前向きなご意見がありました。
あいにく、この日は天候に恵まれず、雨が降り始めたため、目標としていた区間の草刈りは達成できませんでしたが、今後も数回にわたり、整備を進めていく予定です。
地域の方のお話によると、春には桜を眺めながら歩くことのできる素晴らしい遊歩道になりそうとのことでした。
この秘密の小道が開通すれば、地域の皆さんも学生も、遊歩道やジョギングコースとして気持ちよく散策できるようになり、宮野を観光目的で訪れる皆さんからもきっと喜ばれることでしょう。
2017.07.03