教授
担当科目
日本語学概論、日本語表現学、日本語音声学、日本語語彙論、日本語表記法
研究テーマ
- 日本語の方言アクセント
- 山口の方言
- 初年次教育の効果測定
メッセージ
卒業演習では,現代日本語を研究対象とし,各自で調査テーマを設定し,実際に臨地調査をおこなって,生きたデータを収集し研究素材とするようにしています。集めた素材について分析や考察を行い,内的な規則を見つけ出したり,時代差・地域差を見つけ出したりするのはとても根気のいる作業です。そういう過程を通じて,現代日本語についての知識だけではなく,コミュニケーション力,問題発見・課題解決力,創造性を身につけることが期待されます。これまでのゼミ生が取り組んできた卒業演習テーマは次のとおりです。
・山口県長門域におけるザ行音・ダ行音・ラ行音の混同の実態
・英語母語話者における日本語長母音の知覚特徴
・奄美大島龍郷町の可能表現について
・金子みすゞ語彙の数量的研究
・京都市方言「ハル敬語」について
・国会会議録にみる「など」「とか」の表現について
・宮澤賢治作品におけるオノマトペ表現の研究
・「博多にわか」にみる言葉遊び
・料理絵本のオノマトペについて
その他,専門科目の内容・授業デザイン・評価法については,下記の専門演習の選択について(PDFファイル)をご覧ください。