留学を通して
私はこの留学を通して、「人とのつながり」が人生においてどれほど大切なのかを思い知らされました。留学前、当然のように身近に感じていた家族や友人、知人は、留学先では感覚的にも距離的にも遠く感じてしまい、心寂しく思うことがありました。しかし、定期的にメールや国際郵便を通して励ましの言葉や心配の言葉をもらうたび、もっとその人を大切にしよう、し続けようと思えるようになりました。
留学先では、そこでできた友人との別れを何度も経験しました。その度に、「もっと遊んでおけばよかったな」とか、「一緒に旅行に行きたかったな」と、別れを惜しむ気持ちでいっぱいになりました。そのおかげか、今では限られた出会いと時間の中で、相手との時間を目一杯楽しもうという気持ちで、人と関わることを意識できています。
また、留学中一番心配していたことは、日本で何か大きな災害などが起こった際に、自分の家族、友人のもとにすぐに駆け付けられないということでした。留学中は特に大きな地震への警告が繰り返し強調されていたので、日常的にそれに対する恐怖を感じていました。幸い、災害などによる大きな不幸は起きませんでしたが、そんな日常の中で、自分の伝えたいことを伝えられずに終わってしまう場面を想像したとき、伝えたいことは伝えられるときに伝えるべきだと考え、現在では日頃からそのようにするよう心がけています。
この留学の機会を与えてくださった、学校関係者様、留学を支えてくださった家族、友人へ感謝を述べます。本当にありがとうございました。