慶南大学校 国際文化学科3年 二宮弘樹 <3号 2024年7~8月>

~はじめに~

夏休みも終わり9月から後期の授業が始まりました。後期も気を引き締め充実した生活が送れるよう頑張りたいと思います。

今回は、寮、一時帰国、履修登録、TOPIK受験申請について報告したいと思います。

~寮について~

一時帰国をする際、寮の自室にある荷物を段ボールにまとめる必要があります。段ボールは、郵便局で買ったりロッテマートでもらったりすることができます。まとめた荷物は寮の倉庫で管理することになるのですが、倉庫内は暑さや湿気などがあり、靴や服を保管する際は真空状態か乾燥剤を入れた状態で保管しないとカビが生えた状態で寮の生活がスタートしてしまいます。

後期の寮費については夏休み中に先生からkakaoTalkで連絡があります。支払いの方法としては銀行振り込みという形になり7月の終わりの期間内か、その時韓国にいない学生は再び入寮してから数日以内に支払うことになります。後期は物価の高騰により寮費も値上げされていました。男子学生は780,000ウォン、女子学生は794,000ウォンとなっており、ちょっと得をしたと感じていましたが女子学生が生活しているD棟は夏休み中にリフォームされ部屋もきれいになったと聞きうらやましく感じました。男子学生が住むC棟も早く改修工事をしてほしいなと思いながら新しいルームメイトと後期生活していければいいなと思います。

~一時帰国について~

一時帰国する際は上記でも書いたように部屋から荷物をすべて出した状態で帰国しなければなりません。また、寮の管理人、慶南大学校、県立大学の先生方に日程を確認してもらい帰国するという流れになります。

今回私は金海空港から福岡まで飛行機で帰りました。大学から金海空港までの行き方は大きく二つあります。

一つ目は、大学近くのバス停から市内バスに乗り、馬山駅まで行き、馬山駅横のバス停から空港までのリムジンバスに乗る方法です。

二つ目は、馬山南部ターミナルから釜山の四面までバスに乗り、そこから地下鉄で金海空港まで向かう方法です。

どちらも金額的には同じくらいですが、大きな荷物を持っている際や短時間で空港まで行きたい時は一つ目の方法が便利なのではないかなと思います。

空港内での手続等は外国人登録証を有しているため現地の韓国人同様に行うことができます。また、韓国へ渡韓する際も入国審査は韓国人と同じ列に並び機械で認証することができるため長時間列に並ぶ必要がなくなります。その際外国人登録証の提示が求められる場合もあるので、日本に帰国する際も持っておく必要があります。

馬山駅横のバス停
馬山駅横のバス停

~履修登録について~

履修登録の期間としては7月23~25日、8月6~8日、9月5,6日の期間が設けられており留学生はある程度自由に履修登録を行うことができます。授業によって受講できる人数に差があるため、一回目の7月に受講申請を行うのがいいと思います。受講申請はパソコンやスマートフォンから行うことができるため、私の場合は日本にいても申請することができました。

後期の時間割
後期の時間割

今回受講する授業は「言語の神秘と文化」「中国の理解」「韓国語文法初級」「英語スピーキングプラス」「韓国民族と今日の文化」の5つを取ることにしました。先輩の報告書や現地の友達の情報を参考にしながら決めました。一週間授業を受けてみて、前期より難しい内容の物も多くなり、ついていけるか不安な部分もありますが頑張って受講したいと思います。授業の内容やテストについては次回の報告書で書こうと思います。

~TOPIK受験申請について~

韓国はチケッティングの難しさでも有名ですが、TOPIKの申請も同じような難しさがあったと感じました。事前に難しいことは聞いていたため、韓国でのアカウント作りやクレジットカードの番号を控えるなど準備をし、申請開始の10時と同時にサイトに入ったのですが既に2、3000人の人が待っており、自分が申し込む際にはどこの大学も定員に達しており申請できませんでした。それを踏まえて10月試験の申し込みは日本での申し込みした後、韓国での試験を申し込みました。日本での試験は無駄になる可能性はありますが、試験自体は確実に受けることができるため試験を受ける必要がある学生はこのような方法がよいのではないかと思います。実際には韓国での申し込みができたため、慶南大学校の隣の昌原大学校で受けることになりました。

~まとめ~

後期も始まり授業など慣れない部分もありますが、残り少ない留学生活を楽しむことができるよう積極的に活動していきたいと思います。