はじめに
韓国での留学も半分を切り、残り4ヶ月となりました。留学中に達成したい目標ややり残したこともあるので、勉強面でも生活面でも残りの生活をより有意義に過ごすために、毎日を大切にしていこうと思います。
後期の履修授業について
前期の履修登録は慶南大学校の先生がしてくださったのですが、後期分は自分で登録しなければなりませんでした。登録の仕方は日本と少し異なっています。最初の申請期間では履修登録したい科目を希望登録するもので、先着順ではありません。この申請期間が終わった時点で定員に達さなかった科目は自動的に履修登録が完了します。定員が埋まった科目については、本申請期間に先着順で登録を行います。私は申請した授業のうち、1つが先着順になってしまいました。1・2年生の方が先に申請を行えるので、3年生の私は定員が埋まってしまって登録できないのではないかと心配しましたが、無事に履修登録戦争に勝つことができました。韓国の大学ではこのような制度が一般的で、履修登録戦争に勝つために、回線の速いPCバン(ネットカフェ)に行く人も多いです。前期に履修した中国語の授業が面白かったので、後期も履修登録をしたのですが、定員に達さなかったのか廃講になってしまったため、履修変更期間に新しい授業を登録しました。前期には全学科の人が履修できる教養授業しか取っていなかったのですが、後期は自分の所属である観光学部の授業も取ろうと決めていました。今学期の授業はグループワークが多く、今は少し不安ですが、今までは授業で他の韓国人と韓国語で話すことがあまりなかったのでいい機会だと思って頑張っていこうと思います。後期に履修する授業について紹介します。
「ホテル観光英語」(観光学部)
航空サービスやホテルで働く際のシチュエーション別に英語を学ぶ授業です。私はホテルやサービス系で働きたいと考えているので、とてもピッタリな授業だと思い選択しました。
「MICE産業論」(観光学部)
MICEとは、Meeting, Incentive Travel, Convention, Exhibition/Eventの頭文字のことであり、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称で、MICE産業全般についてグループワークなどで授業を行っています。
「文学の心とストーリーテリング」(教養授業)
文学を通して自分の心を振り返ることが主なテーマである授業です。教授がPPTで講義する内容をメモしながら、自分の考えをまとめたり、それを他の人に発表したりしています。
「地域の歴史と文化」(教養授業)
週2回ある授業のうち、1回は対面、1回はオンデマンドで行われます。大学が所在する地域について、グループや個人での課題を通して学ぶ授業です。
「韓国語会話中級」(留学生専用)
前期には読みと書きの授業を履修しましたが、単位交換のことを考えて会話の授業も取りました。前期にはほぼ初級レベルの中国人留学生が多数だったのですが、今回はモンゴル人と中国人の留学生と一緒に授業を聞いています。モンゴル人の留学生は韓国語が上手な人もいて、前期よりも楽しく授業ができそうです。

夏休みの生活について
私は7月初旬から8月末までの約1ヶ月半日本に帰国しました。夏休み期間は寮費が1日7,500ウォン発生するので、日本に帰ってアルバイトをしたり、家族と会って過ごす方がいいと思い、夏休みの大半を日本で過ごしました。しかし、日本にいる間は韓国語に触れる機会もほとんどなくなるので、自分で勉強する時間を確保しながら生活しました。韓国に戻ってきてから後期が始まるまでは、韓国人の友達と遊びに行ったり、映画を見たりして過ごしました。



寮のリモデリング완성(完成)!
前回の報告でもお伝えしたように、夏休み期間にD棟(女子寮)のリモデリングが行われました。夏休み前には、8月初旬には完成すると言われていたのですが、実際は私が韓国に帰った8月末にはまだ完成していなかったため、もう一つの女子寮であるG棟に入居しました。韓国に到着して1週間弱経つと、完成したという連絡があり、新しくなった寮での生活が始まりました。ベットや机、シャワー室やトイレなども全て新しくなりました。また、メキシコ人の新しいルームメイトが加わりました。彼女とは英語でコミュニケーションを取らなければならないので、今までとは少し違った感じですが、4人で楽しく生活していこうと思います。

TOPIK受験
韓国と日本では受験日や1年で行われる回数も異なります。後期には10月と11月に試験が行われるのですが、私は10月の回を受けることにしました。留学に来て半年以上が経ち、徐々に韓国語力も上がっている実感はありますが、実際に試験でどのくらいの点数が出るのか確認し、残りの留学期間をより有意義に過ごしたいと思います。
韓国での割り勘について
前回の報告書で、携帯電話などの契約について触れたのですが、韓国で生活する上での割り勘についての紹介を忘れていました。日本では基本的に割り勘はバーコード決済アプリや現金でのやり取りだと思いますが、韓国では基本的にカカオペイか銀行振込の2つを使います。どちらも携帯と銀行の契約が完了し、銀行でネットバンキングの利用手続きを行うことで利用ができます。カカオペイは、アプリで銀行口座から金額をチャージし、カカオトークで友だちになっている人に対して送金することができます。銀行振込は、銀行のアプリ(BNK경남은행(慶南銀行))から友達の口座番号を入力して振込を行います。韓国に来てすぐの頃はこれらが使えなかったので現金でのやり取りでしたが、現金を使う人がほぼいないので、使えるようになったら登録しておくことをオススメします。
