はじめに
韓国は日本より1ヶ月早く学期が終了し、6月末に夏休みに入りました。今回は銀行口座の開設や外国人登録・韓国の携帯通信契約、慶南大学の学祭、期末考査、普段の生活、夏休みについて報告していこうと思います。
銀行口座・外国人登録・携帯通信契約
まず、銀行口座と外国人登録についてですが、慶南大学では学期が開始する前の日本人留学生オリエンテーションで大学側が用意してくれた書類に記入し、団体での申請を行いました。しかし、通帳と外国人登録証のどちらも受け取ることができるまで約3ヶ月もかかりました。その2つがなければ、携帯電話の契約もできず、ネットショッピングもできないので、とても不便でした。早めに受け取りたいと思う人は、個人での申請も可能なので、調べて事前申請するといいと思います。
携帯通信契約について、私は通信量無制限・通話かけ放題の外国人用のプランを契約しました。寮のWi-Fiは場所によって使えないこともあり、韓国では携帯で電話をすることも多いのでこのプランを選択しました。契約には韓国人の知り合いについてきてもらい、大学の近くのショップで契約しました。留学中、ずっとsimを使うという選択肢もありますが、日本よりも何かと電話番号を使う機会が多く、デリバリーを使うのも電話番号が必要なので、契約することをお勧めします。
学祭
慶南大学では、5月20・21日に大学祭がありました。韓国の大学は学祭の日でも普通に授業が行われ、学科ごとのブースやキッチンカーもありました。夜からは芸能人のステージがあり、今年は청하(チョンハ)という有名アーティストが来ていてとても盛り上がりました。

期末考査
前期に受講している4つの授業のうち、3つの授業で6月末に対面で試験が行われました。それぞれの試験の内容などについて紹介します。
韓国語読み書き中級(留学生専用)
筆記試験で、教科書の題材から選択問題や筆記問題が出題されました。普段授業を聞いていれば難なくこなせるもので、簡単でした。
生活中国語会話
この授業は韓国人の学生と一緒に受ける授業なので、試験も韓国人の学生と同じものを受けました。試験勉強に費やした時間は中国語が一番多かったのですが、その甲斐あって、かなりできたと思います。
アジア生活文化探究
1週間に3つの動画を視聴するというオンデマンド型授業なのですが、試験は対面で行われ、記述式ではなくマークシート方式でした。また、試験の他にも2つのレポート課題があり、どちらも韓国語で作成しました。この授業も普段からノートを取りながら聞いていれば難なくこなせるものだったと思います。
英語スピーキング
この授業では期末考査はありませんでしたが、ペアで行うグループプロジェクトがありました。普段自分たちが学校で感じている問題について解決するためのプロジェクトを考案するというものでした。
普段の生活
韓国のデリバリー
韓国の携帯通信契約をしたので、デリバリーをすることができるようになり、時々利用して食事をすることも増えました。韓国のデリバリーアプリで有名なのが배달의민족(配達民族)なのですが、慶南大学の周辺に飲食店が多いこともあり、韓国料理やハンバーガーはもちろん、コーヒーやかき氷までデリバリーが可能です。外で食べるよりは少し高いですが、注文して大体30分以内には届くので、雨の日などはよく利用しています。

日本語学研修補助教師
7月に慶南大学の学生が県大へ語学研修に行きます。その学生の事前学習の補助教師をしてくれないかと日語教育課の教授に頼まれ、日本語での自己紹介の指導や県大・山口についての紹介を行いました。韓国語で紹介したので伝わるか不安でしたがしっかりと伝えることができたようでよかったです。


夏休み
夏休み期間の各種手続き
期末考査が終了した週末から夏休みが始まりました。夏休み中は1日7,500ウォンで寮に住むことができます。私は7月から1ヶ月ほど日本に帰ることにしたので、日本に帰るまでの9日分の寮費を銀行で振り込みました。また、日本に帰っている間、自分の荷物は段ボール3つまで預けることが可能です。寮でも段ボールを販売してくれるので期間内に段ボールを購入し、指定の預ける場所まで持って行きました。布団もB棟の洗濯所に持っていけば20,000ウォンで洗濯と保管をしてくれます。それぞれの申請に期間が決まっているので、何日までに何をすれば良いのかしっかりと把握しておかなければいけません。
寮のリモデリング
また、夏休み中に私たちが住んでいる女子寮(D棟)のリモデリングが行われるため、日本に帰るまでの間は、もう一つの女子寮である新館(G棟)を利用しました。新館というだけあってD棟よりも綺麗でよかったです。私が韓国に戻ったときはD棟も綺麗になっていると思うので期待しています。
一時帰国
私は7月から1ヶ月ほど帰国するので、留学生サービスセンターに行って一時帰国の書類をもらい、記入してB棟の寮管理室で印鑑をもらってから国際局に提出しました。その他で必要な手続きは、外国人登録が完了していれば特に必要ありません。外国人登録証の提示を求められる場合もあるみたいなので出国の際は必ず携帯しておかなければいけません。私は井上さんと一緒に早朝の高速バスでソウルまで行き、1日観光してから翌日に仁川空港から帰国しました。韓国は日本よりも交通費が安く、ソウルまでのバスも一番良いクラスを43,000ウォンほどで買うことができます。マサンからソウルは高速バスで4時間ほどかかりました。普段なかなか行く機会がないソウルをしっかり楽しむことができたので良かったし、留学中にまた何回か行きたいなと思いました。


まとめ
韓国に来てから早くも4ヶ月が経ち、時間の早さを実感するとともに、残りの留学生活をより有意義にしていかなければいけないと感じています。後期は前期よりも多く講義を聞く予定なので学校生活の充実はもちろん、韓国語の実力ももっと伸ばしていきたいと思います。

