慶南大学校 国際文化学科3年 井上琴美 <4号 2024年9~10月>

はじめに

9月、10月には特に大きなイベントがあったわけではありませんでしたが、9月に大邱にある遊園地、10月にはチンジュで開かれたお祭りに行ったので、それについて報告したいと思います。また、10月には中間テストがあったのでそれについても報告していきたいと思います。

休日

休日は寮で過ごすか、友達と遊びに行くなどしています。9月には韓国の友達と、角さんとで大邱にあるE-WORLDという遊園地に行きました。韓国人の友達が車で連れて行ってくれたので公共交通機関での所要時間はわかりませんが、車だと寮から1時間半ほどで着きました。小さい子供が多かったですが、お化け屋敷があったり、ジェットコースターもいくつかあり久しぶりにわくわくしました。ジェットコースターは4つくらい乗りましたが、ちょうど楽しむことができる恐怖感で面白かったです。

チンジュでのお祭りにも韓国人の友達と角さんと行きました。花火が上がったり、ドローンショーを見たり、願いを書いたものを川に流す灯篭流しもすることができてとても楽しい思い出になりました。花火を見た後は屋台でご飯も食べました。

そのほかにも野球を観に行ったり、ご飯を食べに行ったりして楽しく過ごしています。

E-WORLD
E-WORLD
灯篭流し
灯篭流し
野球場
野球場

中間テスト

日程は履修している教科によって違いますが、私は10月22日、23日ですべての教科の中間テストを受けることができました。今回中間テストがあった教科は"地域の歴史と文化"、"言語の神秘と文化"、"韓国語会話中級"、"文学の心とストーリーテリング"という授業です。

<地域の歴史と文化>

テストの形式は筆記で、事前に2問問題を教えてもらってその解答を書くというテストでした。コピーしたものやワードで打ったものではなく、自分で紙に書いたものであれば持ち込みも可能でした。授業を思い出しながら時間内に長文を書くのは私たち留学生にとっては少し難しいので、事前に準備ができて持ち込みもできるこの授業のテストは比較的簡単な方だと感じましたが、テストとは別に1つレポートを提出しなければなりませんでした。

<言語の神秘と文化>

テストの形式は選択問題で、授業で使うPPTを見直して勉強すればある程度は正解することができるような問題でした。また、テスト直前の授業で出るかもしれない問題を教えてくれるので、その問題を対策しておくと確実に何点かは取れるようにしてくれていました。この授業もテストとは別に1つレポートを提出しなければなりませんでした。

<韓国語会話中級>

テストの形式は二人組での会話でした。中間テストまでに習った範囲の会話表現を使って、二人で先生の前で会話をするというテストです。テーマは事前に先生が教えてくれますが、本番での会話はテーマが書かれた紙を一枚ひいてそのテーマについて発表するのですべてのテーマについて会話を作っておかなければなりませんでした。2人での発表のあとに個人で先生の質問に答える問題もありましたが、勉強していかなくても答えられるぐらい簡単なテストでした。

<文学の心とストーリーテリング>

テストの形式は筆記で、この授業も事前にテストで出る問題を教えてもらえます。しかしこのテストは持ち込みが禁止だったため、自分が作った回答を覚えていかなければならずその点だけ大変でしたが、問題数も三問だけしかなくそこまで難しいテストではありませんでした。

<MICE産業論>

この授業は唯一テストがなかったのですが、その代わりにグループ発表があって思ったよりも苦労しています。グループごとに企画したものをみんなの前で発表するのですが、1グループ40分という長さが与えられ、1人約10分話さなければなりません。私のグループは発表がまだなのですが、同じグループの韓国人が自分の担当の準備をあまりしない人達なので代わりにやらなければならないことが多くてとてもしんどい授業です。しかし来週ついに私たちのグループの発表があるので準備した分頑張りたいと思っています。

最後に

中間テスト期間になるとなぜか同じ授業を受けている学生から連絡先を聞かれることが増えて、テスト期間だけで数人新しい韓国人のお友達が増え、最近はその友達とご飯を食べに行ったり、カフェに行ったりして楽しい留学生活を過ごしています。中間テストの準備が大変で9月、10月の記憶はほぼ中間テストしかなかったのですが、テストも無事に終わったので、期末テストの勉強を少しずつしながら、残りの留学生活を楽しんでいきたいと思います。