慶南大学校 国際文化学科3年 井上琴美 <2号 2024年5~6月>

韓国に来てから4か月が経ちました。今回は学祭、韓国の大学での期末試験、夏休みの過ごし方について報告しようと思います。

学祭

5月20. 21日に学祭がありました。日本とは違って学科ごとに出店していて、さまざまな学科があるのでいろいろなお店が出ていました。また、フードトラックも何台か来ていたのでご飯の選択肢が多くて楽しかったです。夜にはステージで公演があり、有名な歌手やラッパーが来て公演をしていました。たくさんの人が観に来てとても盛り上がっていたので、知らない歌手が公演をしている時間も楽しく過ごすことができました。

期末試験

私が履修している科目の中で期末試験がある科目は、生活中国語会話、韓国語読み書き、アジア生活文化探究の3つでした。

生活中国語会話

韓国語→中国語、中国語→韓国語に直す単語問題、短文問題が主でした。印象的だったのは、最後の問題が出されたテーマに関する単語を思いつくだけ書くという問題だったことです。しかし、授業をしっかりと聞いていたらそこまで難しくない難易度でした。

韓国語読み書き

主に、授業中に習った文章に関する文章問題と作文でした。授業で扱う文章はそこまで難しいものではないのでテスト勉強はあまりしていきませんでしたが、簡単に解くことができました。この授業のテストも難易度は高くありません。また、作文も授業内での課題として出されたものがそのままテストに出るため、文章を丸暗記すれば簡単に解くことができました。

アジア生活文化探究

この授業のテストは筆記ではなく、マークシート形式の4択テストでした。この授業の授業資料は英語で書かれているものであるにもかかわらず、テスト問題は韓国語で書かれているため、テスト勉強に一番時間がかかりました。個人的に一番難しいテストだったと感じました。また、たくさんの人が受講していて全員で一斉にテストを受けたのですが、問題文が韓国語のため周りの韓国人たちは解くのがはやく、すぐに終わってしまったのでとても焦りました。さらに、この授業はテストのほかにレポートが2つもあるのでかなり時間が取られましたが、自分の知らなかったアジアの食文化や有名な観光スポットを知ることができ面白かったです。

学祭での公演
学祭での公演
アジア生活文化探究のテスト会場
アジア生活文化探究のテスト会場

夏休み

夏休みは日本とは違って期末試験が終わった6月の終わりから始まります。私は7月の始めにソウルに行き、そこから日本に一時帰国することにしました。寮費は夏休みに過ごす日数の分だけ支払わなければならず、1日当たり7,500ウォンでした。私たちが普段住んでいる寮が夏休み期間にリモデリングする予定だったため、違う棟の寮に引っ越さなければならず荷物を移動させるのが大変でした。一時帰国で寮を出るときは1人当たり段ボール3つを倉庫に置いておくことができるので荷物を全部日本に持って帰る必要はありませんでした。

また、夏休み期間には初めての別れを経験しました。同じ部屋の友達が前期で留学が終わってしまうため、その友達が日本に帰るまでにパーティーをしたり夜まで一緒にお話しをしたりたくさん楽しい思い出を作りました。その友達が日本に帰る日はバス停までお見送りして手紙を渡しましたが、韓国に来て初めての別れだったのでとても悲しく泣いてしまいました。しかし、留学が終わったら日本でも会う約束をしたのでその時を楽しみに私は後期も留学を頑張っていこうと思えました。

日本に帰る友達と食べた夜ご飯
日本に帰る友達と食べた夜ご飯

韓国に来て4か月ほど経ちましたが、毎日楽しく過ごすことができています。夏休みは日本に一時帰国しますが、韓国語を忘れないようにしっかりと日本でも勉強し、後期の生活に向けて頑張りたいと思います。また、後期に何の授業を履修するかも考えておきたいと思います。