はじめに
慶南大学校に留学して2か月と少し経ちました。慶南大学校には夏休みの語学文化研修で来たことがありましたが、前回と違い何か月も滞在するため、少し不安も感じていました。しかし、だんだんとここでの生活にも慣れてきたので今回は初めに必要な準備や寮生活、履修している授業について紹介したいと思います。
準備
韓国に到着してから寮での生活を始めるまでにかかる費用を紹介しようと思います。まず韓国へ行くための手段としてフェリーと飛行機がありましたが、私たちは飛行機で行くことにしました。飛行機は福岡からの飛行機で所要時間は1時間程度、料金は16,000円くらいでした。最初にかかる費用は飛行機代のほかに空港から大学までのコールタクシー代(3人で70,000ウォン)、布団代(64,000ウォン)、寄宿舎代(662,000ウォン)、外国人登録代(30,000ウォン)などがあり、これらは現金で払います。そのほか寮での生活に必要な生活必需品は寮の近くにスーパーやダイソー、オリーブヤングがあるため大体のものをそろえることができます。しかし、韓国へ出発する前に寮に自分の荷物を送ることができるので私はシャンプーやタオルなどは事前に送りました。
留学前の準備の1つにビザがあります。私はこのビザを準備する過程で1つ失敗してしまったのでこれだけ紹介しておきます。留学用のビザを取ることができるのは必要な書類が慶南大学校から届く1月からです。私はビザの仕組みを理解できていなかったため、1月の終わりにビザを取得できましたが、そのあと留学で韓国に来る前に友達と韓国へ旅行に来てしまい、その際に留学用に取得したビザが使用されてしまっていたことに留学に来てから気づきました。一度日本に帰ってもう一度ビザを取らなければならないかと心配しましたが、慶南大学校の先生が出入国管理事務所と連絡を取ってくださり韓国国内で在留資格を変更することができました。しかし追加でお金がかかったり、先生に迷惑をかけるのでしっかりと理解しながら準備していくことが大切だと思いました。
寮生活
寮は基本的には2人で1つの部屋を使いますが、私の部屋は4人で1つの部屋を使っています。部屋には1人1つずつベッドと机、クローゼットがあり、1階には電子レンジがあります。でも、冷蔵庫はないため不便な点もありますが、寮のすぐ下にコンビニがあるためそこまで困ることもありません。また、大学内に食堂があり、大学の周辺にはスーパーや、飲食店、コンビニがたくさんあるため食事に困ることはほとんどありません。さらに携帯を契約すると配達アプリが使えるようになるため、寮を出なくても温かくておいしいご飯を食べることもできます。部屋を一緒に使う人は基本的に同じ国籍の人同士になっていて、私の部屋も4人とも全員日本人です。毎日一緒にご飯を食べたり、夜遅くまで話したりしてとても仲良く過ごしています。先日私の誕生日だったのですが、みんながケーキやお菓子でお祝いしてくれて嬉しかったです。


授業
留学に来る前に自分で入りたい学科を決めることができたので私は観光学部にしましたが、交換留学生は学部に関係なくどの学部の授業でも履修することができます。履修することのできる単位は最低12単位、最高19単位で、1コマ50分の授業と75分の授業があります。私は前期に韓国語読み書き上級(4単位)、生活中国語会話初級(4単位)、英語スピーキング(4単位)、アジア生活文化探究(4単位)を履修しました。どれも週に2コマ授業があり、75分の授業です。ちょうど中間テストが終わったところなので、これらの授業について授業内容や中間テストについて簡単に紹介したいと思います。
韓国語読み書き上級
上級ですが、授業のスピードがとても遅く内容も簡単で、中間テストも簡単です。
生活中国語会話初級
中国語を学んだことがなかったため、初めての言語を韓国語で学ぶことに不安を感じていましたが、教授も優しくわかりやすく教えてくれるので困ることはありません。また、中間テストも簡単なので好きな授業ランキングをつけるなら圧倒的に1番です。
英語スピーキング
内容はとても簡単で、たくさんの人と話す時間をとってくれるため韓国人の友達をつくるきっかけになります。中間テストはなく、その代わりにグループワークがあります。
アジア生活文化探究
オンラインの授業で、1つ30分くらいの授業動画を週に3つ見なければなりません。中間テストがあり、アジアのいろいろな国の特徴や有名な食べ物、土地などが出てくるので一番難しいです。さらに中間テストだけでなくレポートも2つ書かなければならないのでやることが多い授業です。
