はじめに
夏休みも終わり、1年間の留学生活ももう半分以上が過ぎました。時間の流れの早さに驚きます。
韓国は6月末から8月まで夏休みだったので、今回は主に夏休みの過ごし方と後期の履修登録について報告します。
後期の履修登録について
夏休みに後期の履修登録を行いました。前期の時はまだ日本にいたこともあり、慶南大学の先生方に手伝っていただいたのですが、後期は自分で行いました。
やり方としては、まず、慶南大学の학생정보시스템(学生情報システム)というサイトで履修したい科目を申請します。履修する授業を決める際、過去の単位交換の資料などを参考に、県大との単位交換も考慮して決めるのも1つの方法だと思います。韓国では、授業毎に受講生数の制限があるので、最初の申請で人数が溢れてしまうと先着順で再度申請することになります。最初の申請(先着順ではありません)が7月末、先着順の申請(본수강신청:本受講申請)が8月上旬でした。
私は申請した5つ中3つが先着順になって、ちょうど日本にいる時に본수강신청(本受講申請)をすることになったので緊張しましたが、韓国人の友人にコツを教えてもらったおかげで、結果的には自分が履修したい授業を取ることができたのでよかったです。
また、後期の履修登録の日程や授業一覧は、履修登録が近づくと慶南大学の학생정보시스템(学生情報システム)に掲示されるので、時々見ておくといいと思います。
単位互換のことも考えて、한국민속과오늘의문화(韓国民族と今日の文化)、대중미디어문학(大衆メディア文学)、디지털시대의문화과인간(デジタル時代の文化と人間)、중국의이해(中国の理解)、영어스피킹(英語スピーキング)の5つの授業を受けることにしました。
대중미디어문학(大衆メディア文学)は全てオンラインで、한국민속과오늘의문화(韓国民族と今日の文化)は対面とオンライン半々、その他の授業は全て対面で行われる予定です。後期に受講する授業は、全て韓国人の学生と受ける授業なのでついていけるように頑張りたいと思います。授業の詳しい内容などについては次回報告したいと思います。

夏休み期間の寮生活について
前回の報告でも少し触れましたが、夏休み期間の寮生活について詳しく書いていきたいと思います。
まず、寮費についてです。夏休み期間は、前期・後期分とは別に寮費が1日あたり6,600ウォンかかります。寮費は、帰国前の分と帰国後の分をその都度分けて払います。私は2週間日本に帰国して、夏休み期間の寮費は合計で369,600ウォンでした。夏休み期間に後期の寮費も合わせて支払うので、それも考えてお金の用意をしておくといいと思います。
次に、部屋の荷物についてです。一時帰国する際は、部屋の荷物を全て寮の倉庫に預けます。1人当たりキャリーケース1つとダンボール2つまでに荷物をまとめて預けました。ダンボールは留学から帰るときのことも考えて、郵便局で海外発送可能なものを買いました。また、布団は20,000ウォンかかりますが、洗濯室に預けると洗って保管してもらえます。
夏休みの過ごし方
夏休みはソウルや釜山に遊びに行ったり、学期期間は忙しくてできなかったことをしたりして過ごしました。
ここで、慶南大学からソウルや釜山までの交通手段などについて少し紹介したいと思います。
・ソウル→高速バスかKTX(韓国の新幹線のようなもの)で行くことができます。
<高速バスの場合>
所要時間: 約4時間
金額: 約24000~43000ウォン(出発地や到着地によって変動します。)
予約方法: バスターミナルで当日予約もしくはアプリ(티머니GO: ティモニゴーなど)で事前予約
<KTXの場合>
所要時間: 約3時間
※KTXは、早めに予約しておかないと立席になってしまうので、早めに予約しておくことをおすすめします。
所要時間にそこまで差がないので、どうしてもソウルに早く着きたい時以外は、私は安いバスの方で行くことが多いです。
・釜山→ここから近いので高速バスで行くことがほとんどです。
<高速バスの場合>
所要時間: 約1時間
金額: 約6000ウォン
予約方法: バスターミナルで当日予約
※釜山行きのバスは当日でも席が空いていることが多いので、事前予約をしなくても大丈夫だと思います。
釜山はソウルに比べて約1時間と短時間で行くことが出来るので、気軽に遊びに行くことができます。
ソウルにはコロナの影響でなかなか会えていなかった友人に会いに行きました。同じアイドルが好きなので、一緒に展示館に行ってきました。2つ展示館に行って、そのうちの1つは体験型の展示会でした。体験の1つに、写真を見てそれに対する脳波の反応から色を抽出するというものがありました。自分の好きなアイドルの写真でする人が多いそうで、私も自分の好きなアイドルの写真でやってみました。写真を見た反応を言葉ではなく、脳波を通じて色で表すというのが不思議で面白かったです。久しぶりに友人にも会えて、充実した一日を過ごすことができました。


韓国の美容について
夏休みに、韓国で初めて美容室に行ったので、それと合わせて韓国のネイルについても書きたいと思います。
美容室もネイルも基本的にカカオトークを通じて予約をしました。NAVER(インターネット検索サイト)や電話で予約してもいいと思います。ネイルのデザインや髪の長さにもよって値段は変わりますが、日本よりも韓国の方が少し安い気がします。
留学中は特に髪や爪の制限もなく、髪を染めたりネイルをしたりするとテンションが上がるので、時間やお金に余裕があればやってみてもいいと思います。自分で予約したり、美容師さんやネイリストさんと話したりすることで勉強にもなると思います。
まとめ
夏休みが終了し、留学して190日が過ぎ、1年間の留学生活も半分を切りました。
夏休みは行きたかった場所に行き、会いたかった人にも会えたので、充実したものにできたのではないかと思います。
2学期も始まったので、気を引き締めて残りの留学生活も1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。
