慶南大学校 国際文化学科3年 桶屋真帆 <3号 2019年7~8月>

はじめに

 約2か月間の夏休みもあっという間に終わり、9月から授業が始まります。  今回は私の夏休みの過ごし方と2学期の履修について報告します。

夏休みの過ごし方

 慶南大学校は6月21日から8月末までの約2か月半が夏休みです。留学中の夏休みは、帰国するかそのまま留学先に滞在するか、悩む人が多いと思います。私は前半1か月を韓国に滞在し、後半1か月を日本で過ごしました。2か月まるまる日本に帰ろうかとも考えましたが、せっかくの留学期間中ということや、2か月韓国を離れて語学を忘れたくないという思いもあり、1か月は残ることにしました。


済州島の海

 韓国で過ごした1か月は日本でいう沖縄にあたる観光地、済州(チェジュ)島に友人と一緒に行ったり、慶州にある遊園地に行ったりしました。済州島は自然がいっぱいの観光地で、韓国人だけではなく日本人にもとても人気があります。私が行ったのがちょうど梅雨の時期で雨が降る日が続きましたが、海水浴をするときだけきれいに晴れてくれたので、無事に済州島の綺麗な海を楽しむことができました。食べ物や言葉もかなり違うので韓国ではないような感じがしてとても新鮮でした。
 済州島ではハラボンというデコポンのような果物が特産品で、ありとあらゆるところにハラボンチョコレートやハラボンクッキーなどが店頭に置かれていました。私はその中でも特に有名なハラボンジュースを飲みました。とてもおいしく、1泊2日の間に2回もハラボンジュースを買って飲みました。
 済州島では、一緒に行った韓国人の友人が現地でレンタカーを借り、運転してくれました。済州島は観光地なだけあり見て回るところがとても多く、1泊2日では時間が足りないと感じたので、余裕を持った旅行計画を立てることをお勧めします。


慶州ワールド

 慶州にある遊園地はウォーターパークが隣接されており、一緒に入園することができます。慶州までは馬山からバスに乗って2時間ほどかかります。バスは片道9000Wで行くことができます。日本ではあまり見たことのないようなアトラクションが多くとても新鮮で楽しかったです。
 夏休み後半の1か月は日本で主にアルバイトをして過ごしました。前期の留学期間で自分のやりたいことと掛かる金額とのギャップに苦しんだため、残りの留学生活を悔いなく過ごすためにアルバイトをしました。
他にもインターンシップに参加する友人や、短期で他の国へ留学する友人も多くいたため、留学中の夏休みは自分がどれだけの意思を持って行動するかが大切なように感じました。

後期の受講申請


後期時間割

 後期の受講申請から各自でしなければなりません。韓国の大学では受講申請は基本的に早い者勝ちです。人気のある授業はすぐに定員オーバーになりとれなくなってしまいます。  慶南大学校では事前受講申請というものがあります。これはあらかじめ受けたい授業を申請し、事前申請時に定員内であれば、本登録され、定員オーバーになったものだけを本申請時に再申請するといったものです。私は一つの授業が定員オーバーであったため、本申請時に10分前からパソコンの前に待機し再度申請しましたが定員オーバーで受講できませんでした。結局その授業は取れずに「現代社会とマスコミ」「中国の理解」「言語と言語生活」「慶南地域の歴史と文化」「日本語教育総合設計Ⅱ」の5つの授業をとりました。次回報告では授業内容について詳しく説明していこうと思います。

最後に

 留学生活もあっという間に半年が過ぎました。韓国での生活にも慣れてきてこれからの生活は今までよりもとても早く感じると思いますが一日一日を大事に過ごしていきたいと思います。