慶南大学校 国際文化学科3年 原田茜 <3号 2019年7~8月>

はじめに

 約2か月間の夏休みが終わり、9月2日から後期の授業が始まりました。前期は、なんとか韓国での生活と授業についていこうと必死で、あっという間に時間が過ぎてしまいました。後期が始まったばかりですが、留学生活が残り半分になってしまったことにすでに寂しさと焦りを感じています。今回は、夏休みの過ごし方と病院についてまとめていきます。

夏休みの過ごし方

 6月20日に前期末試験を終え、いよいよ待ちに待った夏休みに入りました。日本に帰省するまでは学校の寮で夏休みを過ごしました。その間は、友人と映画を見たり、釜山に留学している高校の友人に会いに行ったり、知り合いのご友人の韓国伝統結婚式に参列させていただいたりと充実した夏休みを過ごしました。28日からはソウルで日本から来た友人と合流し、全州、釜山、慶州、浦項へ韓国縦断旅行をしながら日本に帰省しました。各地で久しぶりに友人と会い、その地域の名物料理を食べながら楽しい時間を過ごすことができました。初めて訪れた慶州では、韓国人の友人が観光の計画を立ててくれていて、慶州ワールド、夜市、雁鴨池に連れて行ってもらいました。慶州ワールドは遊園地で、半日しか滞在できませんでしたが、慶州ワールド名物のアトラクションに乗ることができてとても楽しかったです。涼しい時期になってからまた遊びに行きたいです。夜市では、タッカンジョンやチヂミなど韓国料理の出店が並び、それぞれが好きなものを買ってみんなで食べました。雁鴨池は慶州市にある史跡で、ライトアップされた東宮と池に映る月の夜景が綺麗なことで有名な観光地です。当日は月が出ていませんでしたが、ライトアップされた東宮が池の水面に映っていてとても綺麗でした。普段見ることができないようなとても綺麗な景色を見ることができて、とても充実した楽しい韓国縦断旅行でした。日本では家族や友人と久しぶりに会い、留学中の学校での出来事や韓国での生活についてたくさん話したり、友人と国内旅行に行ったりして日本を満喫しました。
 韓国に帰ってきてから後期の授業が始まるまでは、5泊6日のソウル旅行に行きました。ロッテワールドや東大門を訪れ、遊園地で遊んだり買い物をして過ごし、残り三日間はアイドルのコンサートに行ってきました。初めての韓国でのコンサートでしたが、韓国語を勉強した甲斐あってとてもスムーズに韓国語を聞き取ることができ、とても楽しいコンサートでした。刺激を受け、もっと韓国語の勉強を頑張りたいと思いました。


雁鴨池の池に映る東宮

慶州のプルコギ

病院について

 日本で過ごした夏休みが終わり、8月23日に韓国に戻ってきましたが、数日後に金属アレルギーが出てしまい、皮膚科に行くことになりました。韓国で初めての病院だったこともあり、一人で行くのがとても不安だったため、日本語ができる友人を連れて一緒に皮膚科に行きました。受付で自分が外国人であることを伝えると、外国人登録証の提示を求められました。日韓関係の悪化もあり、とても心配していましたが、日本への留学経験もあるとても優しい先生で安心しました。診察費と薬代は合計で25,500ウォン(約2,550円)ほどかかりました。留学期間中は、海外旅行保険に加入しているため申請すれば診察費と薬代が戻ってきます。

まとめ

 いよいよ留学生活も残すところあと半分となりました。実際に学校に通うのは残り4か月となり、すでに寂しさを感じています。それと同時に、前期の反省点を生かして後期では活動範囲を広げ、たくさんの人と関わりたいと思っています。暑かった夏もそろそろ終わりを迎え、日中と朝夕の寒暖差が激しくなってきました。これから秋冬に向けて寒くなってくるので体調管理をしっかりして病気に気をつけたいです。