ビショップス大学 国際文化学科4年 岡本望希 <最終号>

はじめに

 長いようで短かった8ヶ月の留学生活が幕を閉じました。はじめは、全てが新鮮で毎日がキラキラしていました。しかし、だんだん生活に慣れてくると、自分が何をするべきか取捨選択ができるようになるとともに、自らやるべきことを探さなければならないようになり、何をするべきなのか思い悩んだ時期もありました。そんな中、助け舟になったのは友人の存在でした。友人に相談をする・映画を観る・美味しいものを食べに行く...それが私にとって、苦しい時に心の支えになるのだと知ることができた留学生活であったように思えます。

私が得た2つのこと

 留学生活で勉学以外に、得たことを2つ紹介します。

1、かけがえのない友人


食堂にあるナプキンに友人が書いてくれた似顔絵。寒い冬は食堂に集まり、皆でたわいもない話をしながら色々なことをしました。

初めて雪が降った日に、びしょびしょになるまで遊びました。

芸術専攻の友人。最後に似顔絵をプレゼントしてくれました。宝物です。

寒くて外に出られない時はカードゲーム!

 留学に行く上で、海外であるという点はとても重要であるように思えます。しかし、どんな美しい景色や美味しい食べ物がいっぱいある場所へ行っても、ひとりぼっちでは寂しいものです。心が通う友人が一人でもできることで、初めてその土地へ留学して良かったと思えるのではないかと感じました。

2、自分を磨く時間


勉強のお供といったらコーヒー!学内のカフェでコーヒーを買って図書館に行っていました!カップの縁をめくると何かが当たる...

 カナダは寒く、冬はマイナス40度まで気温が下がる日も珍しくありません。そのような時は外に出ず、図書館などで過ごすことが多かったです。また、現地の学生は普段から自主学習をする習慣があり、平日は図書館で勉強をしている人が多かったように思います。そのような環境もあり、私も自主的に勉強をする習慣がかなりついたと思っています。また、学内のジムに通い運動する習慣があったので、体重の増減もなく健康に過ごすことができました。逆に帰国してから太った気がしています。新しい習慣が身についたことで、また一つレベルアップできました。「交換留学をする」からこそ、新しい自分を見つけるチャンスになると思っています!ぜひ、新しいことに挑戦してみてください!

最後に


日本語の授業を履修している学生のお家で!

 ビショップス大学での留学生活は本当にあっという間でした。悩むことや帰りたいと思う時期もありましたが、いつも支えてくれた友人のおかげで「頑張ろう」と思えました。カナダに行って、本当に私がしたいこと・夢・目標について改めて考えられました。そして、何事も本気で取り組む大切さを現地の友人から学べました。「休む時は休む。学ぶ時は学ぶ。遊ぶ時は遊ぶ。」一生に一度しかできないような経験・学習ができたことは、大学生活の一番の誇りです。支えてくれた家族・友人・先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう!Thank you! Merci! 次はあなたの番です!精一杯人生を楽しんでください。