慶南大学校(2018年度交換留学生)国際文化学科3年 三ノ上若葉 <5号 2018年11~12月>


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はじめに

 12月末に慶南大学校での授業をすべて終え、留学生活も残り1か月を切りました。今回は留学の総まとめをします。

生活用品について

 1年間の留学を通して、個人的に持ってきてよかった物と、必要なかったと感じた物を紹介します。

<持ってきてよかった物>
・風邪薬、痛み止め
 海外の慣れない生活環境にいると、体調を崩しやすくなります。私も留学中、何度か風邪を引きました。海外の薬局で症状をうまく説明できない、外に出るのがしんどい、病院に行くのが不安など、風邪の辛さに加えていろんな悩みがありますが、それらを一発で解決してくれたのが日本から持ってきた薬です。韓国でも日本の薬はよく効くと有名です。日本の飲みなれた薬を飲むのが良いでしょう。

マイお薬箱

・フリーズドライ食品
 留学中は寮で生活しますが、寮は学内の坂の頂上にあり、上り下りするだけで一苦労です。また、寮内での料理は禁止だったので(別の建物にある留学生サービスセンターでは料理可能)、後期からは寮食をとらなかった私は毎回外食をしていました。しかし外出が面倒でコンビニエンスストアのカップラーメンで済ます日も多く、時には食べない日もありました。そんな時にフリーズドライの味噌汁や雑炊などがあれば、簡単においしく食事ができたのでとても良かったです。また、日本のものとして友人に分けてあげても喜ばれました。

<必要なかった物>
・大量の服
 これはあくまで個人的な話ですが、私は日本から服をたくさん持ってきました。しかし韓国にいると韓国の人が着るファッションスタイルにどんどん変わっていき、日本から持ってきたものがあるにもかかわらず服を買い足し、大荷物になりました。クローゼットもさほど大きくはないので、どうせ韓国で買うだろうと思う方は服は必要最低限だけ持って行くことをお勧めします。

留学を終えるにあたって

 留学生活の終わりが近付くにつれて、身の回りの整理をしなければなりません。1年間生活用品を増やし続けた結果、ものすごい量の荷物があることに気がつきました。私は夏休み、11月、年末の3回日本に一時帰国する機会があったため、その度に要らなくなったものを日本に持って帰っていました。また、宅配で荷物を日本に送るという方法もあります。郵便局から荷物を送ることができるので、持ち帰りきれそうにないものは送るのもいいでしょう。あとはこまめに断捨離をしながら荷物を最低限にまとめておくことをお勧めします。

SNS記者団終了

 4月から月に1回参加していた慶南グローバル大学生SNS記者団の活動が終了しました。この活動は私にとって他大学の学生と密に交流できる良い機会となりました。きっかけが何もないところで自分から友人を作るのが苦手な人にとってはとても良い場だと思います。韓国のローカルな部分を見ることができ、毎回楽しく活動できました。最後の旅行は突然の日程変更により参加することができず残念でしたが、活動証明書はしっかり受け取ることができました。同じ班だった友人とは活動外でも会うほど親しくなることができ、参加して本当によかったと思います。

活動証明書

最後の班別旅行にて

おわりに

 期末試験の終了とともに大学での授業が終了しました。最後だなあと惜しむ間もなくあっけなく終わった気がします。長いようであっという間に終わってしまった留学生活の中で自分は何を学んだだろうか、どう成長しただろうか、日本に戻る前にもう一度自分を振り返ってみたいと思います。